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今日批評する映画は、またまた超大作なのに駄作のギャング・オブ・ニューヨークです。
この映画を好きな人はまず居ないと思いますが、もし、このホームページを閲覧して下さっている人の中に、この映画が好きだと言う方がいらっしゃるのなら、ここから先は読まない方が良いと思います。気分を害される恐れがありますので………。 それでは、まずはストーリーです。 時は1861年、ニューヨークのファイブ・ポインツでは、移民同士の熾烈な縄張り争いが続いていました。そんな中、父親を目の前で殺されてしまった少年のアムステルダム(レオナルド・ディカプリオ)は自らも投獄され、15年の雌伏の時を経たのちに、父を殺したギャング組織のボス「ビル」への復讐を誓い、この地に帰ってきたのです。ところがそこで運命の女性ジェニー(キャメロン・ディアス )に出会い、許されない恋に落ちてしまい………、とまあ、あらすじを読んでるだけでもあくびが出てきそうです。 ハッキリ言ってこの映画は、冒頭からかったるいです。とてもお金を掛けているとは思えないちゃちな戦闘シーン(よーく見てもらえば分かりますが、戦闘シーンの中で、血糊、もしくは土がカメラに付いてしまうシーンがあります。カメラの存在を観客に気付かせるなんて、まったくの論外です)から始まり、ジェニーに出会ったアムステルダムはなんのドラマ性も無く互いに恋に落ちてしまい、その後は大したストーリー展開も無くただだらだらと映像を流している感じで、とても退屈です。 ちなみに主演のレオナルド・ディカプリオは、この映画の役作りのために10キロ以上も太ったらしいのですが、それが活かされているとはとても思えません。しょせんレオナルド・ディカプリオはアイドル的な役者なので、こういった映画には出演すべきではないのです。 そうそう、実はこの映画、驚いたことに構想に30年、撮影に270日、制作費はなんと150億円も掛けて作ったらしいのです。まさか制作費が作品の良さに正比例するとでも思っていたのでしょうか?そもそも30年と言う長い構想期間中に、この映画が駄作になるということを誰も指摘しなかったのでしょうか?まったく疑問の多い映画です。 監督 マーティン・スコセッシ 制作年 2002年 制作国 アメリカ 出演 キャメロン・ディアス/ゲイリー・ルイス/ジョン・C・ライリー/ダニエル・デイ=ルイス/ヘンリー・トーマス/リーアム・ニーソン/レオナルド・ディカプリオ/ブレンダン・グリーソン/ジム・ブロードベント お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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