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シネマ雑報

2004年08月21日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ドリームキャッチャー 特別版(DVD) 総評を見てもうお気づきとは思いますが、久しぶりに一桁台の点数が出てしまいました。もちろんワースト10にも余裕のランクインです。
 と言う訳で、本日の映画批評は「ドリームキャッチャー」です。
 まずはストーリーです。
 小さな町に住むジョンジー(ダミアン・ルイス)、ヘンリー(トーマス・ジェーン)、ピート(ティモシー・オリファント)、ビーヴァー(ジェイソン・リー)の4人はみな幼なじみで、彼らは少年の頃、風変わりな少年ダディッツを助けたことから、ある共通の秘密を抱えることとなるのです。それから20年後、雪が降り積もるメイン州の山奥では次々と異常な現象が起き、山小屋の床は血の色をしたカビで覆われてしまい、動物たちは移動を始めるのでした。得体の知れない恐怖に人々が怯える中、毎年恒例のハンティング・ツアーにやって来た4人は、何も知らないまま雪深い山奥の小屋で再会を果たすのですが、やがてその異変に気づき………、と言った感じです。
 この映画は、スティーブン・キング原作の同名小説を映画化したもので、キング自身は「過去15年間に作られた私の小説の映画化の中で、真に成功した最初のホラー・サスペンスである」などと謳ってますが、実際にはこの映画はSF・ホラーですし、内容もたいしたことはありません。
 VFX(ビジュアルエフェクト)の技術力も低いためか、侵略者たちの姿は悲しくなるくらいチープなものですし、そのデザインも「巨大な芋虫にたくさんの牙が生えちゃいました」みたいな感じで、B級やC級のギャグホラー映画と何ら変わらないのです。
 僕は原作を読んでいないので、どこまで忠実に映画化されているのかは分かりませんが、映画を見る限りは、なぜ映画化してしまったのだろうと言う疑問を持たずにはいらないほど、ストーリーも詰まらないものでしかありません。
 だいたい宇宙船に乗って地球まできただけの科学力を持つ侵略者たちが、なぜ人間を一人一人噛み殺すと言う原始的な方法で地球を征服しようとするのか、そしてアブラハム・カーティス大佐も、ストーリー的にはたいした役割が無いのに、なぜわざわざ名優であるモーガン・フリーマンを起用しなければならなかったのか、凡てにおいてまったく理解ができません。
 しかも驚いたことにこの映画は3時間を越える超大作で、この内容でこの長さはハッキリ言って嫌がらせとしか言いようがありません。ですからこの嫌がらせに耐えられるだけの忍耐力の無い人は、けっして見ない方が良いでしょう。
 3時間もあれば、色々と有意義なことに使えます。わざわざ無駄に過ごす必要は無いのです。

監督  ローレンス・カスダン
制作年 2003年
制作国 アメリカ
出演  モーガン・フリーマン/トーマス・ジェーン/ジェイソン・リー/ダミアン・ルイス/ティモシー・オリファント/トム・サイズモア/ドニー・ウォルバーグ/イングリッド・カヴェラルス





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最終更新日  2004年08月22日 18時27分03秒
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