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シネマ雑報

2004年08月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
戦場のピアニスト ◆20%OFF!<DVD> [ASBY-2361] やっと本日になって、アクセス件数が5000件を超えました。5000件目は恐らく常連さんになるであろうと思っていましたが、わずかな差でゲストさんになってしまいました。
 もちろんそれがどなたでも嬉しいのですが、ゲストさんだとその人のページへ行ってお礼することができませんので、ここで感謝を申し上げさせてもらいます。本当にありがとうございました。
 このページは開設してからもうすぐ3ヶ月になろうとしているので、ペース的にはかなり遅い方だとは思いますが、この調子で行けば年内にはなんとか1万アクセスに到達できるはずなので、これからもシネマ雑報をよろしくお願いします。
 と言う訳で本日はたいへん気分が良いので、感動できる映画をご紹介します。本日の映画は「戦場のピアニスト」です。
 それではストーリーです。
 ナチス・ドイツがポーランドに侵攻した1939年9月、ウワディクことウワディスワフ・シュピルマン(エイドリアン・ブロディ)はワルシャワのラジオ局でショパンを演奏していました。ほどなく街はドイツ軍に占拠され、ゲットーへの強制移住など、ユダヤ人への様々な締め付けが始まるのです。ピアニストとして活躍していたウワディクもまた、住み慣れたわが家を追われ、家族と共にゲットーへと移り住むことになります。そして、彼はそこでカフェのピアノ弾きとして職を得、不自由で屈辱的な生活ではありましたが、周囲がドイツ兵やユダヤ人警察の残虐行為によって命を落としてゆく中、静かに時をやり過ごすのです。ですが、そんな生活も2年が過ぎた頃から状況は更に悪化し、多くのユダヤ人が貨車で強制収容所へと移送され始め、ウワディクたち一家も、死の収容所行きの列車に乗る日がやって来るのです。列車に向かって移動する人の群の中に埋もれていたウワディクでしたが、ユダヤ人警察にいる友人へラー(ロイ・スマイルズ)によって列から引き離され、彼ひとりが辛くも収容所送りを免れるのです。そして、ゲットー内の強制労働に従事しながら、ウワディクは脱出の機会を窺い………、と言った感じです。
 この映画は2002年にカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しており、アカデミー賞では主演男優賞・監督賞・脚色賞の3部門を受賞するという快挙を成し得た映画なのです。
 この映画の魅力は何と言っても、主演のエイドリアン・ブロディの無類なき演技です。
 彼の演じるウワディスワフ・シュピルマンは、主役の割にはセリフが少なく、物語の中盤から後半に掛けてはほとんどセリフがないのです。それにもかかわらず物語が進めば進むほど、不思議と彼の魅力に引き込まれてしまうのです。
 ナチスの理不尽な残虐行為を目の当たりにしても、ただ見守ることしかできないシーンや、生きるために逃げ惑い、物陰で怯えるシーンなど、彼は何も言葉を発しませんが、彼の気持ちはスクリーンを通して充分に伝わってくるのです。
(ここから先は、ネタバレします)
 そしてこの映画でもっとも感動的なドイツ軍将校の前で弾くピアノの演奏シーンは、ショパンのバラード第一番を最初から最後まで代役なしで演奏するのです。これは本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
 そして映画のラストにはなんと、ウワディスワフ・シュピルマンが実在の人物だったことが分かるのです。この映画はシュピルマンの自伝を、ロマン・ポランスキー監督が映画化したものだったのです。
 こう言った感動を与えてくれる映画は数少ないので、是非とも見て下さい。本当に見て良かったと思えるはずです。
 
監督  ロマン・ポランスキー
制作年 2002年
制作国 フランス/ドイツ/ポーランド/イギリス
出演  エイドリアン・ブロディ/エミリア・フォックス/ミハウ・ジェブロフスキー/エド・ストッパード/モーリン・リップマン/フランク・フィンレイ/ジェシカ・ケイト・マイヤー/ジュリア・レイナー/ワーニャ・ミュエス/トーマス・クレッチマン/トーマス・ラヴィンスキー/ヨアヒム・パウル・アスベック/ポペック/ルース・プラット/ロナン・ヴィバート/ヴァレンタイン・ペルカ/ロイ・スマイルズ





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最終更新日  2004年08月25日 00時45分07秒
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