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自宅にある本を電子書籍化することになりました。裁断機とスキャナはレンタルです。一週間で4000円くらいです。
結構お手軽な値段だと思いましたが、当然ながら労力は自分なわけで、発注したのは同居人のはずなのに、作業開始早々に腰が痛くなるとかで大半をわたしが処理しました。 電子化した本は577冊に上ります。電子化しなかった本もあるので、600冊分くらいは家が空きました。快適です。 で、裁断機とスキャナです。裁断機は一抱えほどもある立派なもので、ハードカバーもすいすい切れます。1000ページを超えるペーパーバック以外は切ることができました(1000ページ超のペーパーバックはそもそも裁断機の幅を超えていて、セットできませんでした。同居人が手で半分に裂いてから裁断しました)。土台が傾いているのか刃が曲がっているのか、もともとそういうものなのか、刃の入りと終わりとではずいぶん角度がついてしまいました。小説などは後半、文章が切れてしまったものもありました。かといって薄く切りすぎると、ページがくっついたまま率が高くなってスキャン時に重なりが多発します。背表紙が半端に残ってしまってハサミで切る羽目になったこともありました。 スキャナは小ぶりです。40×20×20くらい(大変おおざっぱです)で、広げてもそれほど場所は取りません。スキャナは本一冊分くらいはセットできて、さくさくスキャンしてくれるものだと思っていましたが、そうは甘くありませんでした。小ぶりなだけに100ページずつくらいしかセットできず、何度も手差しでセットしなければならず、ページの重なりや原稿の詰まりもそこそこありました。厚い本の場合はスキャン終了後、次の本のスキャンを開始するまでに少々時間もかかります。 スキャン中は本のカバーを外したり、本を裁断したり、スキャン後の本の山をまとめて縛ったりの作業をしていました。集中力が必要なことをすると何度も中断されるうえにスキャンが進まないのでお勧めできません。 刊行時期や保存状態、スキャン時の部屋の湿度などにも大きく左右されると思いますが、わたしがスキャンしたものを本の種類ごとに分けてみると ●文庫 ・新潮文庫…もっとも扱いにくかったです。10ページも進まないうちにページの重なりが起きることが多発して、結局スキャンをあきらめた本も何冊かありました。紙が他の文庫に比べても薄いように思うのでそれが原因かもしれませんが、正確なところは不明です。古い本が多かったのでそのせいかもしれませんし。 ・電撃文庫…冒頭のカラー部分は1ページずつ手差しにしました。うっかりポスター状になっているページを切ってしまったことも数回ありました。新1巻に一番苦労しました。 その他の文庫はあまり重なることはないですが、新書などに比べれば重なりやすいです。 ●雑誌 冒頭のカラー写真の数ページに苦労しました。こちらは実際にページが離れていない場合も多かったです。確認したつもりでもちゃんと切れていなかったりするので、必要がなければカレー写真ページはスキャンしない方法もあるかと思います。 ●ハードカバー こちらはどの出版社でもほとんど問題なかったです。 ●新書 こちらもどの出版社でもほとんど問題なかったです。 ●単行本(コミック) 新書以上に問題なしでした。かなり古い本もありましたが、あまり差はなかったです。最後に残しておくのはコミックが良いと思います。8割くらいは1冊あたり2、3回の詰まりまでで終えられたように思います。全く詰まらず終わることもあります。 ●風の谷のナウシカ(漫画版) こちらは購入後5年ほどしか経っていないと思うので、それほど古いわけではないと思うのですが、保存状態が悪かったのか紙が波打ってしまっていて、大半が1枚ずつの手差しになりました。1冊あたりのページ数があまり多くないのでできました。ホッチキスで止められているので、表紙を剥いでレンタル機材に付属していたホッチキス取り?でホッチキスを外してから裁断しました。 波打っていても普通にスキャンできるものもあったので、必ずしも見た目と連動するわけではないようですが、1枚ごとに詰まる場合には手差しでスキャンする方がストレスがないです。ポスターは大きすぎてスキャンできませんでした。 あくまでもわたしの場合ですので、参考程度にしてください。 おそらくですが、辞書はスキャンしようとしない方が良いかと思います。紙が薄すぎてページの重なりが乱発すると思いますので。 全体的にカラーページの本などもページがペラペラでなければ、意外とすんなりスキャンできました。 参考までに、最後の15冊(ほぼコミック。新書が3冊くらい)ほどはスキャンのみで1時間半くらいかかりました。 今回レンタルしたところでは、レンタル期間は一週間でしたが、届いた当日はカウントされず、一週間経過後1日目(要するに8日目)までに宅配業者に渡せば良いので何とか間に合いました。 今回ほどの量になることはないにしても、今後また本は増えるでしょうからあまり溜め込まないうちに電子化した方が良いと思いました。 根性と時間さえあれば誰にでもできますが、ページの重なりが続いたりしたうえに「スキャンしてもこの本が読まれることはないんじゃないか」とか思い始めると心が折れそうになります。スキャンする本はできるだけ絞った方が精神衛生上は良いです。 ちなみに、取り込んだ本は名称が日時になっているので、いちいち確認のうえ、名称を変更しないとどれがどの本だかわかりません。 読むのはiPadが一番読みやすかったです。本のようにページをめくって読めますし、画面が大きいのが良いです。取り込んだ画像はきれいに見られました。 スキャナを送り返してから、本棚にカバーを外された状態の本が11冊放置されていたことに気が付きました。カバーを外した後で本棚に戻した意図はわかりませんが(そうしたのは自分なのですが)、きちんと確認しないとこういうことになります。 [その他]カテゴリの最新記事│<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |