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カテゴリ:ミュージカル、観劇
前回はピンチヒッターでマチネを観たのですが、本日は土曜の昼夜公演のうちのソワレを観ました。
出演者全員の声がよく出ていたと思います。中川モーツァルトはソワレのみの出演でしたが、もちろん前回歌唱力で感動を与えてくれたので言うに及びません。 落ち着いて観てみると、彼の演技力も申し分ないことに満足しました。 日本でミュージカルを結構観ていますが、今回は本当にメインキャストからアンサンブルまで、舞台上に緊張感と一体感があるのを感じました。 こういう空気は観客にも伝わるものです。客席の集中力を、きっと舞台でも感じたのではないかと思います。 こういう時は、観劇後にインタヴューできたら・・・と切に思います。 芝居もいいし、歌は進行していくための手段のひとつとして存在し、その歌に感動が宿っている、ミュージカル公演としてのあるべき姿なのでしょう。 シアターガイド8月号で読みましたが、日本版の演出家・小池修一郎は、モーツァルトの最期の場面でさえ、オリジナルとは違うものにしたそうです。観る者が納得のいく自然なものに。そういう工夫は随所にあるそうです。 輸入ミュージカルの日本版・・・というと、全くのコピーを想像していましたが、この作品は「小池修一郎の演出」なのです。 劇場を出たら、外は雨。 地下道を通ろうと階下へ降りると、楽屋口の階の通路は、出待ちのファンでいっぱいでした。 (帝国劇場にて) ☆ぴあ&あの、シアターガイドが作った本。 タイトルは知ってるけど、どんな作品?と思ったら、手に取ってみてください。 ミュージカルワンダーランド お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.10 23:59:43
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