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あれは、お盆休みの出来事でした。
我が家は南北2方向が道路に面しており、南側はバスも通る道路で、南側の正面にバス停があります。 出かける準備をしながら、居間から何気なくバス停を眺めると、ひまわり会(自治区内の高齢者の方々の集まり)のみなさんが、軽トラックの荷台から何かを運んでいます。 軽トラックが去ってからよく見ると、それは、白いベンチでした。 なるほど! バスを待つ方のためにベンチを作られたんですね。 距離はありますが、そこから見ると、手作り感が漂う素敵なベンチに見えます。 早速、居間にいた家族にそのことを伝えると、みんな興味深々といった様子です。 そこで私は、「よ~し!一番に座りたい人ついて来~い。」と家を飛び出しました。 ところが、バス停付近まで行って振り返ると誰もいません。 (みんな、照れ屋さんだな・・・。)と思いながら、申し訳ないですが、私が一番乗りをさせてもらいます。 ベンチはやはり手作りで、白いペンキが塗ってあり、ちょっとした洋風住宅のイメージを漂わせるものでしたね。 (やっぱり、一番は気持ち良いなあ。)と、私はごきげんで買い物にでかけました。 買い物を済ませ、(あのベンチをもう一回眺めてみるか。)と、車でバス停の前を通りました。 すると・・・。あのベンチに何か紙が貼ってあるではありませんか。 (んっ?!) 嫌な感じがして、私は車を家の駐車場に停め、すぐにベンチを確認しに行きました。 貼ってあった紙は・・・ ![]() (何い~~!)(貼るの遅~~い!塗りたてた時に貼らなきゃ!) 慌てて、私の尻を見ると、真っ白! 私は、白い尻で、呑気に買い物をしていたようです。 今時、サザエさんでもやらないような恥ずかしい展開ですね。 家に帰り、家族に事の顛末を説明していると、ひまわり会の方々が、また車で現れるではありませんか。何事か見ていると、さっさとベンチを撤去していきます。 (お~~い!何のために置いたのよ?!) ・・・。 あれから、一か月近く経ちますが、ベンチは戻ってきていません。 結局、あのベンチは私の尻を白くしただけでした。 本当に何だったんでしょうね。 │<< 前へ │次へ >> │一覧 │コメントを書く │ 一番上に戻る │ |