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青梅市ホシナピアノ教室 近況ご報告

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September 2, 2009
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私の2009年夏物語です。
コーチング的な見方で書きました。よかったらどうぞ・・



事件編***************
思いおこせば、今年の1月からこのストーリーは始まる。
長男、中学受験まっただ中の1月末、カワイ音楽コンクール連弾B予選に出場。
F先生からも相方のK君からも
「いいの?大事な時期に受けて・・・」と思いっきり心配された。
だよね。でもこれは陽子とマイコーチとの作戦。

長~い受験。相手は小学生。勉強のモチベーションもそう長くは続かない。
承認しようにも点数ではっきり出てきてしまうので、なかなか困難。
それでも結果でなくプロセスを承認。

もしこれで予選通過すればモチベーションアップ。
コーチング的に言うと小成功体験を積ませる。
予選、思いっきりドジをしたがなんとか通過。セーフ。
おかげで彼の下がりかけていたモチベーションはアップ。

受験も無事終わり、入学前の4月初め。連弾本選を控え猛練習。
相方のKくんはソロでも本選へ。(彼はすごい)
泊まりに来てもらったり、レッスンも回数増やしてみてもらったり。
受験終わっての解放感で、気合は十分!!

さあ、明後日いよいよ本選。とK君と分かれて、自転車で友達と遊びに。
ここで事件は起きた・・・
友達のママさんに車で送られて長男帰宅。
しかも、まがった自転車ごと。

ママさんが慌てたように状況を話す。
自転車で単独転倒。自動車事故ではなかったのがせめてもの。

長男思いっきりばつの悪そうな顔。そりゃ~そうだろう。
大事な本選前。
聞けば、転倒した際に手の甲から落下。手首を強打。
やばい、折れてるかも・・・ BY長男
痛む左手をかばいながらささやいた。

ここから、その後数日間の悪夢がはじまる。
すぐに行き付けの接骨院へ。先生の顔が曇る。
そしてレントゲンを撮りに別病院へ。
写真を持ってまた接骨院へ。

診断は!!

骨折・・・(“あ~~)

顔を歪めて痛がる長男に、責める気持ちはない。
が、なんとかしなければ・・・頭をフル回転の陽子。
今思えば、このなんとかしなければ が、思いっきり悪あがきだった。

何か手はないのか、潜在能力の所長に電話したり、
接骨院の先生に相談。
手首だから指は動かせますよ。と変な期待をもらってしまった。
(今思えば先生はピアノの専門ではない。どのくらい指を動かすかわかるはずもない)

なんとか本選に出させたい。そんな気持ちが先に出てしまった。
どうやっても無理と結論出したのは、本選直前1時間前。

もっと早く結論を出してあげたら長男も楽になったかもしれない。
周りをこんなに巻き込まずに済んだかもしれない。
今となっては苦い反省・・・
サポーターの長男は、はっきり無理だ。棄権して!とは言えない。
言葉を濁し、濁し、無理かもしれない。どうしよう。どうしたらいい?と反対に陽子に聞く。
わかっていたのにひっぱったのは陽子。

めずらしく執着してしまった。
練習を共にしたKくん、協力してくれたKくんママ。そしてKくんの育てのA先生。(コンクールの度にわざわざ聞きにきてくれる)
みんなの気持ちを思うとなんとかステージに出るだけでもと・・・

最後にその執着した気持ちを切り替えてくれたのが、潜在能力の所長。
イメージトレーニングした後に、いくら潜在能力といっても限界はあります。
この言葉にやっと我にかえることができた!!

棄権し、みんなに謝り、他の組の演奏を聴いた。
くやしさが本人の中で確かにわき出たようだった。

この思いを次のピティナに!
長男のリベンジが始まった。

タイムマネイジメントならぬタスクマネイジメント 中学校編************

ここからは陽子の手腕が試された。
三角巾での中学入学。

1時間弱かかる通学時間。
たぶん公立よりは多い宿題。
土曜日も授業。
部活は一番忙しい運動部(週5日、朝錬週2日)
週1のロボット教室
週1でピアノレッスン
ママ友達の娘さんに英語家庭教師(月3回)

この状況でピティナ参加となるとこれは、コーチングが必至。
本人途中めげることもあったが、目標志向は高い。
さらに1学期、理検と数検受験という目標を以前から設定していた。

4月経過して効率が悪いところをリストアップ。
思い切って生活パターンを一転してみることを提案。
部活やって帰ってきて、勉強+ピアノでは気力がもたないといった長男の言葉を受けて。

朝5時起床。6時過ぎまで勉強。混まない時差出勤で、学校に1時間前に到着。ここで自習。
何度も何度も計画表を本人に立てさせ、微調整。

こだわったのが自分時間。エネルギーチャージの時間ははずせない。
彼からのリクエストで、PCでインターネットや動画を見る時間、
音楽を聴く時間、そんなものを計画表の中にしっかり入れた。
夜はピアノと、学校でできなかった分の宿題を。そして早めに就寝。
はじめは四苦八苦したが、一度ペースができてしまうと回りだす。
これはいい!!
本人もそれを実感してか、定期テストと並行して、理検そして、数検の勉強もはじめた。

理研は6月に受験5級合格。数検は7月に受験4級合格。今年初めに宝地図に、
書いたとおりになった。よくがんばったと思う。
そして6月末のピティナの予選。とりあえず無事合格。この頃には週2回レッスンに。

タイムマネイジメントのことをマイコーチに報告すると
陽子のやったことはできごとマネイジメント=タスクマネイジメントだそう!!
時間じゃなくできごとをマネイジメントする・・・

タイムマネイジメント ピアノ編**********************

この頃、相方Kくんの華々しい活躍が始まる。
ピティナソロD級では2予選ともトップ通過。
7月末カワイ音楽コンクールソロB(小6まで)全国大会では、なんと金賞受賞してしまった!!
そして、ピティナ本選も1位通過、全国出場を先に決めた!!

すごい!すごいよ。Kくん。
でもそこに至るまでは精神的なスランプもあった・・・
それを間近に見ていただけあって、本当にうれしかった!
時折、長男と温泉に連れていったりした。

Kくんの存在が長男に良い刺激となっているのは明らかだった。
会うたびに盛り上がる作曲家の話。
次々と成果をあげるKくんを尊敬しつつ、自分は自分で夢に向かって勉強をがんばる!と決意した様子の長男。
泊まりに来てもらい、練習後は宿題を見てあげたりしていた。まさにお互い刺激しあい。こんな友人がもてて長男は幸せ!

さあて、今度こそ陽子のタイムマネイジメントの能力が試される。
彼はソロ錬に十分な時間がとりたい。
でも連弾なので合わせの練習も欲しい。

KくんママさんとF先生と陽子とで首脳会談。
効率よく時間を作ろうと。

いよいよ11日デュオ本選。
実は、本選の曲の構成がぎりぎりうまく決まらず、二人の良さがなかなか出なくて。
本番2日前になんとか決定。
まさに崖っぷちとなった。
Kくんの育ての先生A先生やカワイ時代の後輩の先生も見に来てくれていた。
みんな応援しに来てくれたよ!!
そういうとうれしそうな二人。

1曲目は、いつも通り弾いてくれればよし!!
問題の2曲目。たった35秒に集中。(陽子は35秒間息を止めていたかも??)
演奏が終わった時、二人がものすごい集中力で弾いたことが、Kくんママ、F先生、陽子にはわかった。
これでだめなら仕方がない!!こんなセリフが自然と出てきた。
二人はというと、ものすごい集中力で弾いた後とは思えないいつものなごやかな表情で笑っていた。

本選通過。安堵した。その後Kくんママが「あ!1位通過です!!」と叫んで、
私は大したことしていないのに、「先生のおかげです!!」と言ってくれた時は、
4月の悪夢から覚めた気分だった。


さて、今年の夏はどこに~~編*********************

去年は岡山から呼び戻されたので今年は慎重に予定とにらめっこ。
本選落ちたら長男は部活合宿へ行くはずだった。
丁重に先生に事情を話し、キャンセル。
しばらく部活は休部。

岡山は全国大会表彰式が終わってから行くことに。
ところがところが、ここでまた問題が。
次男は8月27日から2学期スタート。
1日しか休みがとれないことに!

遊び人の陽子さん。ここで悪知恵が・・・(私のパワーの源は遊ぶこと!!)
大義名分を作って休もう。これはこの後のブログで・・・

ロボット教室の夏期集中講座も全国と重なり、事の次第を話すと、
ピアノで全国?・・・そんな頑張っている子がいるなんて。
ピアノとロボットなんてかっこよすぎ~~~
と予定をわざわざ組み直して、受講できるようにと先生方一丸で日程調整してくれた。
ありがたい。
みんなに応援されているんだよと本人に話すと、うれしそうにしていた。

8月21日全国大会本番の前の日。
今度は長男スランプ。
「ねえ、うまくなっている?」そんな気弱なセリフが出始めた。
コーチングで承認のポイント。本人の気付いていない変化や成長を伝える。が不足していたよう。

思いつくだけ並べて伝える。
でもそんなこと言うようなったとは、大人になってきたかな?

いろいろ注意、アドバイスを受ける中、本来の自分の良さ、強みがどこかへいってしまった。
チャンクダウンしすぎで、わけがわからなくなってしまっている。
そこでチャンクアップ。タッチの確認やバランスを再度チェック。
本来持っている柔らかいタッチが、緊張からどんどん堅くなってしまっていた。

だんだんと二人の息もずれてきている。
またしても崖っぷち。
こうなったらジタバタしてもしょうがない。
本番は本人たちに任せるしかないんだもの。

全国大会編***************************
残念ながら陽子はどきどきして冷静に演奏が聴けませんでした。
F先生の言葉からは、難しそうな印象。

でも長男は 北島康介ばりに きもちよかった~~ と言いのけた。

気持ちよく弾けたんなら、それでいい!!
成功、成功。

23日Kくんのソロを見届け、
24日朝一に地元地方紙の取材を受け、ホテルニューオータニへ。

表彰式、まさかの奨励賞をいただけた。
本当に感謝です。
ありがとうございました!!





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Last updated  September 2, 2009 12:27:03 PM



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