325612 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

青梅市ホシナピアノ教室 近況ご報告

青梅市ホシナピアノ教室 近況ご報告

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

formusic

formusic

Freepage List

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

コメントに書き込みはありません。

Headline News

September 2, 2010
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類
まずは次の会場の音とピアノの分析。
実際Kくんのソロの本選会場でもあったので、情報をもらいました。
私も2度聞きに行き、響きのチェック。
似たピアノ(スタインウェイ)が思い浮かんだので実際スタジオまで練習に行きタッチの研究。
皆の耳がタッチに集中していきました。曲の構成も一から作り変え。短い時間での大変更です。

こんな風に書くととてもストイックですが、実際本人たちはいつでも楽しみムード。
練習の合間には遊戯王対戦。移動中も漫才談議?

私の方がどうしたら彼らの良さ・能力を引き出せるか考え、頭痛に悩まされました。
最近集中・考えすぎると頭痛がするんですよね。たぶん集中しすぎなんです。

そんなでいよいよ本番。今度は24番と好位置です。
しかも学校の友達が応援に来てくれるとことに。
ありがたいです。
本番前はその友達たちのおかげでリラックス。

最終戦略は、コーチングでよくやる強みを明確にしました。
これは、あなたたち得意だから、やらなきゃ損だよ~と作戦を確認。

この会場でこのピアノでどんな音楽が出てくるか、正直わかりませんでした。
彼らの子守歌が始まりました。
それは彼ら&陽子&Kくんママ&F先生がイメージした子守歌でした。
チーム一丸となって目指した音楽を二人が代表して演奏している感じでした。

終わった時は、皆が満足していました。F先生は自らDVDを記念にと買ってくださいました。終わったんだ。しみじみ思いました。それでも他の方の演奏は素晴らしかったです。
この後、結果が来なければいいと思いました。
これがただの演奏会なら素晴らしかった!よくやったね!の大承認ですが、この後結果があることを考えるとうかつに褒めることはやめようと思いました。もちろん受容・労いはしましたが・・・正直コンクールだということが疎ましく思いました。

でも子どもたちは、友だちからも労をねぎらわれご機嫌で、表彰式まで秋葉にくりだすことに。終わったんだものね。いってらっしゃ~~い。

さあ、時間は容赦なくやってきます。
いよいよ表彰式です。
ところがここで、子どもたちから秋葉で迷子になり、遅れると一報が!!
おいおい!!間に合ってよ!!
会場では
奨励賞が呼ばれ・・・あっ。いいなって思った組の子が
優秀賞が呼ばれ・・・あっ。ここにも・・・

なぜだか、体が無意識に動き、子ども達は今どこ?と私はロビーに飛び出していました。
すると、まさに息せき切って二人が走って入ってきました。
とっさに
まだ呼ばれていないよ。あとは一位のみ
とだけ伝えました。
会場に入ると優秀賞の方が記念写真を撮っていました。

いよいよ一位の発表ですとアナウンスが流れていましたが、気が動転して、
もしかしたら?いやだめだったのかも?
と頭の中がくるくるし出し、なんだか涙が出てきました。感極まったというやつです。

ついに、彼らの番号が呼ばれました。続けて確認するように名まえも。
その時やっと、さっきのそれは、感動の涙へと変わって行きました。
いろんな思いがこみ上げて来て、もう熱い思いを抑えることができませんでした。
舞台に上がった彼らを見ることもできなくて・・・
私はただその熱い思いを全身で感じていました。

気づいた時には、表彰式は終わり、嬉しそうな彼らが見えました。
彼ら以外のチームのみんなが目に涙をためていました。もらい泣きと言っていたので原因は陽子です・・・
その日は感謝の思いでいっぱいになり帰ってきました。


さあそれからの全国までの時間は本当に濃く短く・・・
予選曲も一からもう一度構成し直しです。
本選のレベルを考えると全国がコワイです・・・

ここで陽子、失敗に気付きました。
本選受かったた時、思わず何度も、奇跡!と言ってしまいました。
コンクールは努力半分運半分というのをこれまで痛いほど、感じてきたので、
本選通過をあなたたちの実力よ!と言い切ることができませんでした。
つい、奇跡が起こった!と言っていたら長男モチベーションダウン。
奇跡なんでしょ?なんか馬鹿にされたような気がする・・・と
ごめん!そうだよね。
頑張って努力したことが大きいけれど、いろんな条件が重なって運もよかったよねっと。

この運という言葉は、F先生からもT先生からも 良く出てきます。
裏を返せば、感謝の心を忘れない・・・に聞こえてきます。

全国大会へと続く



全国本番ですが、またしても課題が発覚・・・その対処に最後の三日間、陽子はまたもや集中&頭痛との戦い。コーチがクライアントをサポートする戦略を考えるのに頭が痛くなるなんて、まだまだ陽子のコーチ力は未熟だと思います。
が、オーケストラを指揮する指揮者の気分にも感じました。
後でマイコーチに言わせるとサッカーの岡田監督だねと。

本番は主人も聞きに来てくれました。
予選曲のゲームは二人の強みはここだ!を明確にし、順調な滑り出しで聞きててワクワクする演奏でした。ところがまたしてもここで悲劇が!
最後の最後。またもや長男がおもいっきり音をはずして終了。

血の気がさっと引きました。その気持から切り替わるまもなく
子守歌が悪夢のハイスピードスタート。(といってもベストテンポ67~69がたぶん74)
でもこの微妙なテンポが演奏にどれだけ影響があるか、昨日明らかになっていただけに
私は安心して聞いていられませんでした。

終わりました。

F先生の頭から湯気が出ていると冗談交じりで知り合いの先生が教えてくれました。
みんなどうしてもあの本選の演奏が耳にこびりついているので、比較してしまいます。
F先生からの第1声も、さあ次は、リベンジよ!(来年?他のコンクール?)でした。

さて彼ら、おもに長男にどんなことが起こったのか、ここはじっくり聞かないといけません。
まずは、今日のピアノの感触を聞きました。なるほど・・・
どうしてミスしたのかも。はは!!笑っちゃう理由でした。
でも長男は、ミス後、気持ちを切り替え、その後は子守歌に集中したと・・・
今のはだめな演奏だったの?
そんな言葉がとからかえってきたときは、ちょっと意外でした。
緊張せずリラックスで弾いていたそうです。
今思うと、私たちが過大期待をしていたのかもしれませんね。
本人たちは達成感があったようでよかったです。

こっそり陽子は落ち込んでいました。この気持ちを彼らに出してはいけないと。
でも気持ちの行き場がなく・・・
T先生へ涙のメールをしました。
私が落ち込むことはないのはわかっていましたが、それができないのはまだまだ修行が足りませんね。T先生からは、素敵な励ましメールが返ってきて、一気に浮上しました。
今までも何度もT先生には、涙のメールをしています。私のメンターです。
よくコンクールで失敗した生徒さんが先生からの熱いメールで救われた~なんてと聞きますがまさにそれを実感しました。見事に視点を変えてくださって、勇気100倍のメールでした。こんなメールを返せる指導者になりたい!T先生、尊敬します!

かなり浮上したものの表彰式までの二日間はあんまりいいものではありませんでした。
21日は抜け殻になっていました・・・魂が抜けて。まさに陽子の形をした抜け殻がコロンとそこにありました。
徐々に片づけをしたり
24日からの旅行の準備をしたり。
仕事の整理をしたり。

あとでセッションでコーチに、洗いざらいぶちまけて話した時に
コーチは時に笑いながら、時に感動する!といって聞いてくれました。
コーチ曰く、サッカーワールドアップ岡田監督のようだねと。
岡田監督も同じことを言っていったというのです。
まあそんな有名人と一緒ならいいかと妙に納得。

23日は朝から地方紙の取材。
http://www.nishitama-shinbun.co.jp/bunka/index.html
9月9日まで掲載

こんなことしてもらいありがたいな~~とこれまた浮上。
でも表彰式では、今回はおとなしくしてよっと!
Kくんは見事な演奏を披露したと聞いていたのでもしかしたら・・と
精一杯おめでとう伝えようとそんなことばかり考えていました。

さあ、表彰式!

ベスト賞にK君の名前が呼ばれた時、初めて自分に結構ストレスがかかっていることがわかりました。一緒に組ませてもらっていいのかしら?そんな気持ちを長男も陽子もずっと抱えていました。彼がソロで成果を上げる邪魔になってやしないか・・・
彼の全国初のソロ入賞の瞬間、その重圧から解放されました。
隣にいたKくんママにおめでとうを言えることが喜びに変わりました。

さて重圧から解放され、後は気楽なもの。連弾の奨励賞が発表され始めましたが、何の気なしに耳を澄ましていると 4番と確かに聞こえたような?
すぐに名前が読み上げられ、どうやら聞き間違いではないらしいとわかると、うれしいんだか、なんだか一瞬気持ちが混乱しました。
おやおや、とか、あれまあとつぶやいていたみたいです。
なんにせよ、熱い夏が終わった瞬間でした!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  September 2, 2010 08:48:11 PM



© Rakuten Group, Inc.