馴れ初めその3次の土曜日。当然!私は先週と同じ時間を予約した。ちゃんと先生まで確かめて。で、この間よりもむちゃくちゃ気合いの入ったヘアメイクで行くと、、、、あら、他の生徒がいない。きゃー、プライベートレッスン?? と思ってるとドアが開いて、バタバタと、この前に先生のことを話した彼女が入って来た。 ちぇっ、プライベートじゃないじゃん。。。 先生(今のダンナ)は 今日は生徒は二人だけみたいだね。じゃあ、始めようか。 と、普通に授業開始。 二人なので、お互いの日常を英語で話して、それを先生が直す、という授業をしてた。 それから、先生が、 じゃあ、Q&Aをやろう。お互いに相手に質問してそれに答えて。 というので、 好きな食べ物は何ですか? 趣味は何ですか? とかやってたら、彼女が 「私はテニスをするのが好きで、彼氏と一緒にやってると。。」 みたいなアンサーをした。で、次の彼女の私への質問が 「Do you have a boyfiriend?(ボーイフレンドいるの?)」 あ、どうしようかな、と一瞬考えた、遠距離恋愛の彼はいるけど、もう何ヶ月もあってないし、上手く言ってるとは言い難いし。。。とまあ、一瞬のうちに計算しまして、 「ノー。。。」 と答えました。ごめんなさい。 すると先生は笑って、 「じゃあ、あんまり君(その彼女)も彼氏のことばっかりしゃべるとうらやましがらせるよ。」 とか言ってた。すると彼女、何を思ったのか、 「Do you have any boy you like? でいいんだっけ?好きな人いないの?ってことなんだけど。」 と言った。これにも私がノーと言うと、彼女は負けずに 「えー、うっそー。だって、この間さあ、、、」 とここで、先生の方を向いて、 「えー、気に入ってるって何ていうんだっけ。いいや、She said she likes you!(あなたのことが好きだって言ったのよ!)」 と言ったんですねー!! 私がぽかんとしてると、先生、顔が真っ赤です。私も思わず照れ笑いして、 「ソーリー、、、」 と言いました。 なんとか授業が終わると、彼女は 「私、彼氏を待ち合わせしてるから行くね。バイバーイ」 と元気に飛び出して行き、なんとなく先生と私は一緒に教室から帰ることに。私はその日、チャリンコで来てたのだけど、当然、チャリはそこに捨て置きました。 ちょっと気まずいなあ、と思いながら歩いてると、 「コーヒーでも飲んで行く?」 と先生から、帰り道の喫茶店に誘われた。 そこで、すこしだけお互いのことを話して、彼がオーストラリアからワーホリで3ヶ月前にきたばかりで。。。てな話を聞いた。だけど、こんな本物の英会話することなんてないので、何度も聞き返したり、辞書で引きながらの会話。 そろそろ出ようかということになったとき、 「どんなとこに住んでるの?面白いとこある?」 と彼が聞いて来た。私は当時世田谷代田に住んでたので、下北沢という小さな街にはよく歩いていって遊んでる、と答えると、 「これから行ける?今日、もう一つのアルバイトが休みなんだ。」 と聞く。いいよ、と行くことになった。 で、一緒にぶらぶら下北沢の街を案内すると、 「これが小さい街なの?大きいよ。オーストラリア人にしたら。」 と驚いてた。ジーンズショップに入って、古着のジーンズを見てる彼と一緒にいると、店の人が 「結婚してるんですか?」 と聞いて来た。びっくりしたなあ。 夜になり、じゃあ、食事にしようと店に入った。 そこで初めて彼は、 「今日の授業で、なんで彼女はあんなこと言ったの?」 と聞いて来た。だから、私は正直に、彼女はジュームス先生がカッコいいっていうから、私があなたの方がいいと言ったんだ、と答えた。 すると彼は、 「I think you are こわいー」 と言うので、へ?と聞きかえすと、 cute というから、あ、かわいいって言ってくれようとしたのね!と気づいた。 「But I have a girlfiriend ,,,,(でも僕には彼女がいるんだ)」 と続けた。そう、彼はなんとオージーの彼女と一緒に日本に来てたのでした。しかも私にも一応彼氏はいる。いないって言ってたけど。。。 ああ、せっかくいい男だと思ったのに。やっぱりダメだったか。。、 とその日はヤケに飲みました。 でも、それじゃ終わらずに続いていったんですねえ。縁とはふしぎなものであるよ。 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|