☆ご指摘を受けて訂正した部分が読みにくくなってすみませぬ。
今日の夕方のニュースでやっていました。アマチュアのダイバーたちが、シドニー近くの海の中に、1942年に日本海軍が使用した特殊潜航艇、二人乗りの潜水艦を発見したのだそうだ。前に私も日記に書いたことがあるのだが、当時陸軍の飛行機の神風に触発されて、海軍も命を捨てて敵に向かおうと、人ふたりが座って乗れるのがやっとの特殊潜航艇に海軍兵士が乗り込み、シドニー沖の船に体当たりして行った攻撃したのだそうだ。当時はアメリカ軍がオーストラリア沖を軍港として利用していたのもあり。
3つの潜航艇が体当たりして、一つ二つは自爆。一つは体当たりの結果24人の敵を殺傷。が、もう一つの行方がわからなくなっていたそうだ。このほど発見されたのは、行方不明だった一つと見られていて、中に兵士が二人まだ入っている可能性が高いらしい
ちなみに体当たりしたうちの一つ自爆して引き揚げられた二つは、敵であったオーストラリア海軍から「あのような鉄のかたまりに入って命を捨てられるのか」と、その愛国心と勇気を讃えられ、戦争中でありながらオーストラリア軍による海軍葬という第一級の葬儀を営まれ、戦後亡くなった兵士の母親が尋ねたときには、敬意をもってむかえられたという話もある。
今回発見されたものについての詳しい内容は、日曜日の報道番組のオーストラリア版「60ミニッツ」で詳しくやるそうで、まだ明らかにされてないことが多い。
発見場所の詳しい説明も『我も我もと行って、勝手に触られてはたまらないから』ということで、ごく一部にしか明かされていないらしい。
今後、オーストラリと日本の政府や学識者の話し合いで、この潜航艇を引き揚げるのか、中に残されているであろう遺体をどうするのかということが決まるらしい。
インタビューで答えていた旧日本海軍の方は、
「何でもいいからなんとか持って帰って来て欲しい」
と語っていた。
すごい話です。また60ミニッツ見たら、書きます。