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コブラっちのブログにようこそ (09年8月TADTE2009にて) そんなに見る物は有りませんが、どうぞごゆるりと。ここ1年ほど、台湾ネタのブログみたいになってるようななって無い様な… (こんなん纏めしました。軍史公園の記事と併せてご旅行の参考程度にどうぞ) 今現在の予定は清泉崗基地航空祭、花蓮基地航空祭に出撃予定。出来れば、基隆と新竹、左営も行きたいですね。…っていうか、今年は空軍節には何も無いの???
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こんにちは。もしくはこんばんは
さて、いきなりですが貴方は井上日召という人名に心当たりはありますでしょうか? 昭和の初めに起きたテロ時間……血盟団事件なる事件の首謀者でございます。 詳しくはリンク先のWikipediaにて さて井上日召ですが、我らが大洗町は場所を立正護国堂という名の寺の住職をしていました。 現在、立正護国堂は護国寺となり、敷地には銅像が建立されています。 此処の所“諸般の事情”で大洗に赴く事が増え、折角だからと赴いた次第ですので簡単に報告をさせて貰います。 ……なお、井上日召は群馬県川場村に生を成した群馬民です。 だから、水戸の3ぽいとテロ好き扱いされる茨城県民ではありませぬ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%88%B8%E3%81%AE%E4%B8%89%E3%81%BD%E3%81%84 確かに井上順之介を銃撃した小沼正などは紛れもなく県民ですけど、首謀者は群馬民です!(断言 護国寺の場所は「大洗町幕末と明治の博物館」の隣。 赤い尖塔が建って居るので、近くに行けば場所は分かり易い物かと思います。 敷地内には他にも「昭和維新烈士の墓」が有ります。これは恐らく日召の私塾に来た者をまつった物かと思いますが、時間が無かった為現地ではちゃんと確認を取っていません。 日召の銅像の後ろの銘板には銅像を送った組織の言葉が記されています。内容は……特には触れないでおきます(汗 さて、ここからは個人的な話なのですが 血盟団事件以前の日召に関して私は非常に興味を持っていたりします。 というのも「大陸浪人(著:渡辺龍策)」と言う本の一節に描かれた ある時は革命家として、ある時は軍事探偵として、またある時はゴロツキと組んで詐欺紛いの商売をする商人として大陸を駆け巡った姿は非常に魅力的に映りました。 今は他の資料が揃いきっていないので詳しくは追い切れてないのですが、その内ちょっとだけ纏めたいと思ってたりします。 さて、「大陸浪人」に立正護国堂での彼の姿が少し描かれて居ましたので引用。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 彼が心身修練のためにたてこもった水戸大洗海岸の東光台でも、幕末以来勤王精神が横溢している。“水戸っ子”だからといって、すぐ額面どおりには門下生として受け入れなかった。 松林の中の粗末な堂宇で、朝夕法華経を唱えている日召に、土地の青年たちが弟子入りを希望してくると、彼は単刀直入に、 「生命を捨てる覚悟があるか?」 とたずねる。「ある」と答えると、日召は、 「よし、裏にいって井戸端で水ごりをやってこい」 と命令する。粉雪が音もなく松林にふりそそぐ真冬に、こう命令されると、多くの青年は二の足をふむ。これで志願者の半分は逃げ出してしまう。 また、夏のさかりに訪ねて来る志願者には、一週間ほどの断食をさせる。二、三日もたつと、たいていはコソコソと荷物をまとめて、寺から逃げ出していったという。 著:渡辺龍策「大陸浪人」 P.231 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 得てして無知なゆとり世代の私は知らなかったのですが、水垢離(水行)とはそもそも日蓮宗のしきたり(荒行)の様ですね。それを雪の降る中させるとは中々凄まじい。 今まで「日本は滅ぶ!日本は滅びますぞ!」のイメージだったんですが、ちょっとだけびっくりでした。 さて、今日はこんなスポットも大洗には有る。そんな話で御座いました。 ではでは お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.08 21:45:36
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