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カテゴリ:台湾
こんにちは、もしくはこんばんは 台中のAIDCの施設に展示されている。この機体…、本日はこの機体のネタをずっと
基本コンセプトは ・複座操縦席を単座に改装 ・機体構造の強化(最大離陸重量7,955kgから9,117kgに増加) ・胴体下×1、翼下×4には対地兵装を搭載。翼端にはAIM-9もしくは天剣1型を装備 ・固定兵装として30mm機関砲を搭載 ・HUD/照準コンピュータ/航法装置を搭載 (雷鳴のノーズ。やや下の位置に機関砲の穴が見えるのが分かる) 等だった。「雷鳴」の試作機は二機製作され、その姿はハデハデの練習機塗装では無く、対地迷彩姿だった。そして、計画始動から三年後の1982年7月8日に試作1号機が初飛行した。なお、原型機のAT-3「自強」の初飛行は1980年9月16日で部隊配備が1984年からだから、まだ「自強」も部隊配備も始まっては居ない頃の話だ。
…でも、やっぱり駄目でした でも、日頃からの苦労はしておく物で、この時の設計を最大限に転用した練習/攻撃機AT-3B(AT-3からの改修)はめでたく部隊配備されたのでありました。(詳しくは次回に) で、めでたしめでたし・・・と此所で行きそうな物だが、まだまだ諦めないAIDCはさらに2005年にAT-3Aにハープーンと雄風二型の発射能力を持たせたAT-3Kという計画も出した。でも、やっぱり予算不足の空軍には特に関心を持たれる事も無く計画倒れに成ってしまった様だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.04.01 14:41:53
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