Andantino

雪組「凱旋門」「Gato bonito!」観劇とお茶会へ行って来たのですが。
帰る日の朝地震が・・。
入り待ちで渡すお手紙を書いていたときでした。
初めての経験です。こんな横揺れ。
いや～～どうすればいいんだろう？？
どうなるんだろう？？
１人だし本当に怖くて怖くて・・・。
揺れはおさまるどころかどんどんひどくなって
身を低くして必死にベッドにしがみついていました。
長かったです～～。
途中狭い所のほうが安全かしらとバスルームへ行ったら
シャンプーなどが全部落ちてるしね。
３０秒ほどだったのですね。
もっと長く感じたけど。
やっと揺れはおさまり・・・
でも揺れてるときもおさまってからも
ホテルはすごい静かなんです。
誰の声もしない。
月曜日の朝だから？
泊まってるのもしかして私だけ？？
不安になってきました。
防音がしっかりしているのでしょうか。
泊まってたところは震度５弱だった。
でも１０階だったから体感的には震度６はあったんじゃないかと。


揺れがおさまったのでちょっと落ち着こうと
お手紙の続きを書いたり
コーヒー飲んだりして、
入り待ちは行けないとしても
公演は１３時からだからもう少しチェックアウトまで
ゆっくりしようと。
もう少ししたら電車も復旧するだろうし・・・と、
そのときは考えていました。

で、ゆっくりしたあと
チェックアウトでロビーに降りてみてびっくり！！
大勢の人でいっぱいでした。
皆さん電車が動かないので待機されていたんです。

この先いつ電車が動くか分からないしで
他のホテルに泊まってる友人と連絡を取りながら
公演は諦めることに。

その方法しかなかったよね。どう考えても。
宝塚のホテルに泊まってない限り行けないよ。
阪急電車かＪＲが動かないと。
歩いては行けない距離なんだから。


もしあの日観れてたら・・・って考えないことはないのですが
無事に帰れたんだからもうそれだけで良かったとしなくちゃ。
欲張ってはいけません。
あのあと大きな余震がなくて本当に良かったと。

いつ何が起きるか分からない。
もしかして何事もなく無事で過ごせてるほうが奇跡なのかもしれない
などと考えさせられたのです。