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カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
インドネシア・ジャワ島に帰省したとき、どうしても行きたいところがあった。
それは銀行。街の郵便局の中にあったBank Posという銀行だ。 インドネシアに住んでいたとき、定期預金のようなものにお金を預けていた。 その額520万ルピア。 日本円にすると6万円ほどだが、インドネシアではちょっとした大金だ。 1999年9月に預けて、利子が12%。6年後の今は・・・と計算したら800万ルピアにもなっている。ちょっとすごくない?とわくわくしながら街の郵便局へ行った。 すると、ない。 銀行がないのだ! 郵便局は変わらずにあるが、銀行のあったところには売店が入っている。 郵便局の人に聞くと、銀行はずいぶん前になくなったという。 そんな~私の6万円返してよ!しかも利子つき。 旦那がもっと詳しい職員に聞いてくれた。 その人にBank PosはなくなったのでBank Danamonに行けと言われる。 郵便貯金?をつぶすなんて小泉さんも先を越されたわね、などと思いつつ教えられた銀行へバイクで行く。 Bank Danamonで応対してくれたのは感じのよい女性だった。 私たちの面倒な問題に嫌な顔をせずに、対処してくれた。 ファイルやコンピューターやいろいろ調べた結果、私が預けていたことが確かめられここでお金が戻ることになった。 よかった(^。^) でも、一つ問題が。 私は証書を持っていった。証書で元金は戻るが、利子は普通口座に入っているので預金通帳がないと引き出せないとう。 どこにあるかわからない。日本の家にあるかも。 旦那が交渉してくれた。今は外国に住んでいる。いつまたインドネシアに来るかわからないので今お金を受け取りたい。 彼女は奥の部屋へいったん消えた。多分えらい人に事情を話してくれたのだろう。 口座を閉めることになるがそれでよいなら利子も今わたせるということになった。 何枚かの書類にサインして、控えをもらって、一件落着。 1時間半も私の問題にかかりっきりになってくれた彼女にお礼を言いサービスカウンターを離れた。 今度は窓口に並んで、やっとお金を受け取れた。 6年前の520万ルピアが780万ルピアになった。 利子ですごく儲かった気がするけれど、インフレ率が利率を上回っているので実際は元本割れ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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