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2015.12.23
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カテゴリ:ボードゲーム

 前年のシュピール直後から今年のシュピール直前までの「ゲーム年度」で印象に残ったゲームから10タイトルを選んだ。すでに国内で高評価を得ていたり、広く流通したりしていて私が紹介するまでもないものはできるだけ外してある。あまり評判を聞かなかったり、システムがちょっと独特だったり、冷静に判断すればクソゲーなんだけど不思議と面白いからプレイして欲しいものなどを列挙した。今年度私が初めてプレイしたゲームから選んでいるので新作とは限らないし、プレイした順に挙げているだけで順位付けなどはしていない。

 過去の十選はこちら。
2012ゲーム年度 私的ボードゲームベスト10 その1 その2
2013ゲーム年度 私的ボードゲーム十選
2014ゲーム年度 私的ボードゲーム十選


OLE-KAJI 船を出せ! 建物を建てろ! 俺はカジノに行ってくる!
オレカジ.jpg
 大当たり同人ゲー枠。年度初頭にプレイして、「もう今年度同人ゲー枠はこれで決まりだわ」と思った傑作。事実そうなった。さまざまな制約から軽量級に偏りがちな同人ゲーの中、その制約内でもこれだけの重量級を作れるんだと示してくれた。未プレイだが、最近出た「優しい魔物と酒場の英雄」にも期待したい。
 同人ゲーでは他に「ゲット☆スイートラブ」や「ブライトゥン・ザ・ライフ」がよかった。早めにワカメに進化すべきだった。


カヴェルナ:洞窟の農夫たち
カヴェルナ.jpg
 ウヴェ様枠。「アグリコラ」嫌いな私をこれほどにも楽しませてくれるところにウヴェ様のデザイナー力(ぢから)を感じた。画像は英語版だが日本語版が出てるので、「アグリコラ」苦手な人もぜひ。これからもウヴェ様は新作をどんどん発表していくのだろう。テーマは……そうだな、農業とかどうかな?


●1944:レース・トゥ・ライン(1944: Race to the Rhine)
レース・トゥ・ライン.jpg
 ウォーのようでウォーでない、ちょっとウォーっぽいレースゲー枠。現代日本でぬくぬくと暮らす我々に兵站の大切さを教えてくれるw このゲームに興味を引かれるのはウォーゲーマーだろうけど、中身はユーロゲーマーでも楽しめる作りなので、ぜひ1プレイを。日本語ルールも公開されてる。


●パスファインダーアドベンチャーカードゲーム(Pathfinder Adventure Card Game: Rise of the Runelords)
パスファインダー.jpg
 協力ゲー兼ファンタジーゲー枠。元TRPGプレイヤーとしては、やはり自キャラを育てていく系はそれだけで楽しい。最近ご無沙汰だが、何とかこのセットくらいは終わりまでプレイしたい。


●工房の錬金術師(仮)(Alchemists)
アルケミスト.jpg
 日本語版発売がアナウンスされ、英語版の取り扱いが中止になったゲー枠。両者のあいだに因果関係があるかどうかは不明w あとファンタジーゲー枠でもある。ごたごたは抜きにして、推理ゲーなのに多少外しててもいいところとかが面白い。スマホの使い方もうまい。今後デジタルデバイス使うゲームは増えてくるだろうけど、その先駆けになるんじゃないかな。
 日本語版ではポーション販売あたりのルールが英語版とは異なってるらしいので、ちょっと見てみたい。ただの誤訳だった。なーんだ。


●ミステリウム(Tajemnicze Domostwo)
ミステリウム.jpg
 ディクシット系枠。2015ゲーム年度に私がプレイしたのはポーランド版。最近出た日本語版とは、カードのイラストや一部ルールが異なってる。メンツによっては内輪受けになる「ディクシット」は苦手だが、これはその点が改善されてていいね。今後はこっち系のゲームも増えてきそうだ。
 最後の犯人当てのルールについていろんな意見があるようだが、私は最新版の方が好み。あれはプレイ中に置いた洞察トークンの結果で盛り上がるためのルールであって、多数決で犯人当てること自体が目的じゃないんじゃないかな。


バロニィ
バロニィ.jpg
 シンプルなのに悩ましいゲー兼ファンタジーゲー枠。このご時世によくぞここまでルール削った陣取り殴り合い(実際にはそんなに殴り合わないが)ゲーを出したものだと感心する。その上でこのジャンルの古典ゲーに比肩する面白さなんだから本当に驚き。同じデザイナーの「宝石の煌めき」は未プレイなので、そちらも試してみたい。


●クトゥルフウォーズ(Cthulhu Wars)
クトゥルフウォーズ.jpg
 キックスターター&フィギュアゲー枠。ある意味で、これを越えるフィギュアゲーはもう出ないんじゃないかなw 人間の能力は限られてるので、フィギュアの出来に注力したゲームはつまらないことが多い(偏見)が、こいつはゲームとしてもよくできてるところが素晴らしい。できればフィギュアをトークンに置き換えた廉価&小スペース版を出して欲しい。いくら良ゲーでキックスターターなら割安と言っても、あの値段と大きさじゃ手が出ないわw


●ウィットネス(Witness)
ウィットネス.jpg
 イスタリはどうしちゃったの枠。いや、面白いよ? 単なる遊びに過ぎなかった伝言ゲームを勝敗のあるシステムにうまく組み込んでるし。問題の一部を日本向けにローカライズすれば、日本語版が出ていいレベル。ただ、ゲーマーがイスタリというパブリッシャーに求めてるゲームじゃない気がするw また「蟻の国」くらいの重さのを作ってくれないかなー。

●アージェント・ザ・コンソーシアム(Argent: The Consortium)
アージェント・ザ・コンソーシアム.jpg
 アメゲー兼ファンタジーゲー枠。ファンタジーテーマは七難隠すなw もう特殊能力しかないと言ってもいい、アメゲーの最高峰。なのにやることはたった12票を取り合うだけという、このアンバランスさw 3人でも3時間くらいかかるのに5人までプレイでき、拡張入れると6人プレイまでできてしまう。ほんと頭おかしいw これの日本語版発売権の奪い合いが2016ゲーム年度の目玉となるだろう(なりません)。
 多少の差はあるが、level 99のゲームって今んとこ大きなハズレは1つもないんだよな……このパブリッシャーはもっと注目されていいと思う。


 あまりそういう意見を聞かないが、今年度はけっこうな当たり年だったんじゃないか。上に挙げた以外にも「タイニー・エピック・ディフェンダー」「ロイヤルス」「ハーバー」「クラフトワーゲン」「悪魔の針」「シノビアーツ」「マングロービア」など多くの候補作があり、10個に絞るのに苦労した。この良作揃いの流れは今年のエッセンでも続いているように思う。早くも来年度の選考が楽しみだ。

 とはいえ、いかんともしがたいのもあった。以下はそんなボードゲームゴールデンラズベリー賞。去年よりは減ったけどね。

クレイジーラボ
ソロミノ
京都
ランタン


 今年も大勢の方に遊んでもらいました。大学時代から懲りずにつきあってくれているメンバーに感謝を。持ってくるゲームの半分くらいをクソゲー扱いしてるのに、なお声をかけてくれるいたるさん、たむらさん、一味さんに感謝を。快適なご自宅を提供してくださるつなきさんに感謝を。全員のお名前を挙げることはできませんが、オンにオフにとボドゲ関係でお相手していただいたすべての皆さんに感謝を。

 拙い和訳を多数採用していただいたホビージャパン様とテンデイズゲームズ様に感謝を。特に今年は「バロニィ」「ミステリウム」「パンデミック:レガシー シーズン1」といった、ボドゲ史に残ってもおかしくないエポックメイキングなゲームの日本語版や、「メキシカ」のようなすでに名を残しているゲームのリメイクの翻訳を担当させていただき、誇らしく思っております。

 来年もまた面白いボードゲームをたくさんプレイできますように。






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Last updated  2015.12.24 09:41:50
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