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2016.09.28
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カテゴリ:ボードゲーム

 10月13~16日にドイツのエッセンで開催される、ボードゲーマー夢の祭典「シュピール」。その前後に発表される注目ゲームのご紹介。楽天ブログの仕様が変わって、文字数などを気にする必要がほぼなくなったので、例年より多めに上げてみた。

 出る数が多すぎるので、全部のルールには目を通しておらず、まずはマイナーそうだが第一印象で引っかかったものをいくつか選んだ。このへんのを購入するかどうかは自己責任で。その上で、わざわざ挙げるまでもない話題作(候補)だが挙げざるを得ないものもいくつか紹介した。

 邦題は適当。紹介順も適当。敬称略。画像全部BGGからの借り物で、プロトタイプのものもあるかも。もう発売済みのもあるかも。タイトルにBGGへのリンク貼っときます。


バナナ・バンディッツ

 今年の立体枠。パブリッシャーは韓国のMandoo Games。デザイナーはEdward Chan。バナナ・バンディッツのボスが引退したので、その後継者となろうとする。そのために黄金のバナナコインを3枚取ったら勝ち。それを得るには他プレイヤー2人のコインを奪う必要がある。手番ごとに3APで移動、戦闘(ダイス振って当たりが多い方が勝ちだけど全部はずれたプレイヤーは自動的勝利。攻撃側が勝ったら防御側を3スペース押し出し、銀行のコインを道中に置き、相手から1枚盗む)、カード引く(1階にいれば)、落ちてるコイン拾うなどを実行。4階のうち2スペースは交換スペースで、そこで黄金のバナナコインを得る。あとはもう、カードでめちゃくちゃにやるだけw


 プレイの中心となるタワー。塔をコングが上り下りするってだけで40代にはヒットするだろうw


 カード。戦闘ダイスが増えたり、戦闘避けたり、コインやカード盗んだり。

 殴り合い(しかない)ゲームだから人を選ぶかもしれないが、「キング・オブ・トーキョー」みたいなのが受けるんだからこれもありだろう。流れによってはピンボールみたいに他プレイヤーに連続して殴られたりするかもしれないが、逆にそれも面白そうだしw


ウォンガマニア:バナナ経済

 バナナ枠でもう1つ。「フンタ」もカードゲームになったし、今年はバナナゲーが来るで! パブリッシャーはシンガポールのCapital Gains。デザイナーもシンガポールのXeo Lye。2014年に出た無印「Wongamania」のアートワークを刷新してリメイクしたものらしい。経済ゲーなんだが、ルールが全4ページで、ゲームの進行部分は実質1ページくらいしかない。基本的にカードゲームなのでカードテキスト頼りとは言え、それで経済ゲーとして成り立つのか非常に興味がある。


セイル・アウェイ

 パブリッシャーはマテル。実は結構いろいろ出してるけど、「ブロックス」が一番有名かね。デザイナーは「バロニィ」「宝石の煌めき」のMarc André。このデザイナー名だけで注目したと言っていい。プレイヤーはカリブ海の商人となり、手番ごとにクレートを島か海賊カードに置いていって、自分の船カードに示されてる商品を集め、船を出航させることを目指す。誰かが5隻出航させたらゲーム終了。


 プレイ風景。左端にあるのが特殊能力をもたらす海賊カードと、自分の船を出航させたあとで得られる次の船カード。


 こんな感じで島カード上にクレートを置いていき、その資源を得ようとする。特殊な海賊クレートは、海賊カード上に置いたり、このように他プレイヤーの通常クレート上に置いたりできる。この島のすべてのスペースがクレートで埋まったとき、海賊クレートの下敷きになったプレイヤーは、その海賊クレートのプレイヤーに金を払わなければならなくなる(さもなければ商品を奪われる)。

 8種類ある海賊カードは特殊効果持ちだが、ゲームごとに3枚しか出ないため、なんと効果がテキストでもアイコンでも表示されていない(私は知らなかったが、「宝石の煌めき」も初版はそんな感じだったらしい)。シンプルなルールで深みのあるゲームを作るのが得意なデザイナーだと思ってるので、これにも大きく期待したい。


イニス

 パブリッシャーはマタゴー。デザイナーは、今年Bruno Cathalaと組んでbombyxから「Histrio」ってゲームを出したChristian Martinez。アートワークが独特で目を引く。ケルト神話世界を舞台にして、イニスという名の島で陣取りを行う。


 プレイ風景。タイルの形がギザギザで痛みやすそうなのがちと心配。


 なにせマタゴーだからフィギュアの出来はお墨付き。

 アクションカードをドラフトしてプレイしていく。地域を支配してると、それに応じて常動効果を持つアドバンテージカードがもらえる。3つある勝利条件のいずれかを満たしたとき、カードプレイの代わりにそう宣言すると僭称トークンがもらえる。誰かがこれを持ってる状態で次ターンが始まったとき、僭称トークンを持ってる中で最も多くの勝利条件を満たしてるプレイヤーが勝者。当然、勝ちそうなプレイヤーを他の全員で潰しにいくので、宣言のタイミングが難しそう。この点はちょっと「ミソトピア」を彷彿とさせるので不安もあるが……まあカード枚数でアクション数が制限されるから、潰したくても潰せないタイミングが生まれるようになってるんだろう。マルチ好きなんで(弱いけど)期待。


ザ・パヒューマー

 パブリッシャーは台湾のBig Fun Games(「デザイア」とか出してるとこ)。デザイナーはChu-Lan Kao。まだ英語ルールが出てないので(サマリーしか出てない)不明な点も多いが、ほんとに香りのついたコンポーネントを使ってゲームするのは間違いない。もうその一点だけで期待。


 プレイ風景。「嗅いだ香りを覚えておく」という記憶要素があるが、アクション・デクスタリティ寄りのゲームではなく、その他の部分のルールもしっかりした中~重量級ゲームっぽい。アートワークも華やかでよい。


ドゥードゥル・チャイナ

 パブリッシャーは中国の Gamdow Games。デザイナーは「ドゥードゥル・シティ」のEilif SvenssonとKristian Amundsen Østby。タイトルから想像できるように「ドゥードゥル・シティ」のリメイク。まだボックスアートしか公開されてないが、“蘇州”モードと“上海”モードの2通りの遊び方があるらしい。“蘇州”モードは基本的に「ドゥードゥル・シティ」と同じだが、“上海”モードはマップが6×6になったり、高さの概念を持つ超高層ビルがあるなど、いくつかの新ルールが追加されるようだ。ボックスアートからして見た目もよさそうだし、良ゲーの「ドゥードゥル・シティ」のリメイクとあっては期待せざるを得ない。


コロニー

 パブリッシャーはBézier Games。デザイナーは日本が誇る北条投了 & N2 with Ted Alspach。傑作「エイジ・オブ・クラフト」のリメイク。おそらくはTed Alspachの手による追加要素があるようだ(元ゲーにはなかったトークンとかあるし)。


 箱の中身。見覚えあるなー。なんかこのカードディバイダーに見覚えあるなーw 隠れてるが、中央部にトークンとかダイスとか置くスペースがあるらしい。

 多くを語る必要はないだろう。私にマストバイ。あなたにマストバイ。みんなマストバイ。


ウェルカム・バック・トゥ・ザ・ダンジョン

 パブリッシャーはiELLO。デザイナーは日本が誇る上杉真人 with Antoine Bauza。傑作「ダンジョン・オブ・マンダム」の海外版である「Welcome to the Dungeon」のスタンドアローン拡張。これだけでもプレイできるし、両方を混ぜてもいい。追加キャラ&装備、追加モンスターのほか、特殊能力を持ったモンスターも登場する。HP管理ボードがつくのも地味に嬉しい。


 プリンセスセット。肉の盾が2枚あるのが気になるw このまま潜れれば相当強いだろう……このまま潜れればw

 多くを語る必要はないだろう。私にマストバイ。あなたにマストバイ。みんなマストバイ。


キャピタル

 パブリッシャーはポーランドのGranna。デザイナーは「CV」「マグヌム・サル(共作)」のFilip Miłuński。まだルールもボード画像もないので詳細は不明だが、16世紀から近代までの6時代に渡り、ポーランドの首都であるワルシャワを建設するらしい。各時代は建設フェイズと収入フェイズからなり、第3時代と第4時代終了時に戦争が起こる……てな感じ。まあここまで聞くと普通の建設ゲーっぽいじゃん? 「悪くはないだろうけど目新しいところもないだろうなー」って感じじゃん?


 なのに、なぜか唯一公開されてるのが、ゲーム中で使うらしいこのセイレーン駒。え、ワルシャワの歴史を再現するんじゃないの……? なんでいきなりセイレーンが出てくるのw このチープな駒画像だけで私の心はわしづかみにされたよw 今後の情報公開に期待したい。


黄金の方位磁針の導き

 原題は「Order of the Gilded Compass」なので、正確には“黄金の”ではなく“金メッキの”だが、まあそれじゃかっこわるいしね。パブリッシャーは「Champions of Midgard」を出してるGrey Fox Games。デザイナーは「ペロポネソス」のBernd Eisensteinと、「もっとホイップを」「落ち穂の問題」「シトラス」「賽は投げられた」のJeffrey D. Allers。まだルールちゃんと読んでないけど、ダイス振って建物に割り当て、各建物での順位を決めて利益を得ていくっぽい。箱絵とデザイナー名で注目。


ポーション醸造

 パブリッシャーは「オー・マイ・グーッズ!」を世に出したオーストリアゲーム博物館。デザイナーのAndreas Priorはこれがデビュー作。情報はまだなにもないが、第4回オーストリアゲームデザイナーコンテストの受賞作らしい。レアゲーになるかもしれないよ枠で注目。


パパ・パオロ

 パブリッシャーはオランダのQuined Games。デザイナーは「ウォーロック」に続いてこれが2作目のfabrice vandenbogaerde。タイトルや箱絵からは想像しづらいが、ナポリでピザを配達するゲーム。


 プレイ風景。ワーカーの配置によってタイルの獲得やら収入やらが決まったり、ところてん競りで配達距離やスタートプレイヤーやあとなんかが決まったりと、「ブリュッセル1893」を彷彿とさせる“1手でいくつものことが同時に決まっちゃうよ”システムが悩ましそうだ。高品質が売りのQuined マスタープリントエディションシリーズなので、アートワークも最高。


 シェフ駒、配達人駒のイラストも最高!(シールなのか、駒に印刷されてるのかは不明)。

 「ウォーロック」未プレイだけど、見た目最高枠で注目。


キー・トゥ・ザ・シティ:ロンドン

 キーシリーズ枠で。いつものR&D Gamesから、いつものSebastian Bleasdale & Richard Breese。このシリーズで現在一番人気なのは「キーフラワー」で、拡張もいくつか出てるほどだが、拡張抜きでさえ結構な重さのゲーマーズゲームだ。そこから要素を6割方削ぎ落として簡単にしたのがこのゲーム。資源の輸送の概念がなくなり、そもそも沸く資源が2種類だけになり、スタートプレイヤーの決定と次ラウンドに得られるキープル数は競りでなくアクションで決まるようになり……と、掛け値なしに半分より多く削ぎ落とされてるよw


 プレイ風景。見た目は「キーフラワー」そっくりだが各段に軽い。

 息をするように「キーフラワー」拡張全部入り(含むプロモ)をプレイできる重篤なゲーマーには、たぶん物足りないだろう。だけど2回改良できるタイルがあるなど、独自の見所もあるので、そういう人も持ってて損はないんじゃないかな。


 なお、前述のQuined Gamesからはこういうボックスアートで出る。分かってる! 皆まで言うな! こっちの方が欲しいのは分かってるから!


テラフォーミング・マーズ

 パブリッシャーはStronghold Games。デザイナーはJacob Fryxelius。タイトル通り、火星を惑星改造して居住可能にしようとする。


 ゲームボード。ちょっと安っぽい感じ。

 テーマはばっちりだが、「スペースステーション」のデザイナーなんだよなあ……もうルール出てるし、読んでから判断しないと痛い目を見そう。まあでも期待かな。


グレート・ウェスタン・トレイル

 パブリッシャーはeggertspiele & Pegasus Spiele。デザイナーは同社から「モンバサ」出してブイブイ言わせてるAlexander Pfister。今年の「こんなん面白いに決まってるだろ」枠。プレイヤーは19世紀の合衆国西部で牧場主となり、テキサスからカンザスシティーへと牛を運んでは鉄道に乗せて近隣の大都市に出荷し、お金と勝利点を稼ぐ。


 ゲームボード。ごちゃついたボードを見ただけでエンドルフィンを分泌するようになるのが、重ゲーマーの第一歩よw


 畜牛カード。牛の品種に詳しくなることうけあい。

 細かい説明は省くが、まあてんこ盛りですよw 変則的なデック構築要素あり、言われなきゃ分からないほど超変則的なロンデル要素あり、「ケイラス」っぽさもちょっとあり。得点経路は11カテゴリーと、ウヴェ様も真っ青。ルールブックの半分は建物タイルの効果の解説だw 「モンバサ」とはまた全然違うが、多少軽くなってるかなー。マストバイ。


レイルロード・レボリューション
 パブリッシャーは重量級ゲームに定評のあるWhat's Your Game?。デザイナーは「春秋戦国」「総督の船」のMarco Canetta & Stefania Niccoliniペア。現時点で箱絵すらない。ほんとに出るのかw 国内流通期待枠。


 こんなところかな。あとは↓の拡張が気になる。元ゲーはどれも大なり小なり国内で人気を博したものばかりなので、解説は最低限にとどめる。


工房の錬金術師(仮):国王のゴーレム
 4つの拡張からなるそうだ。たぶんモジュール式だろう。あのクソ重い基本ゲームをさらに拡張しようとか考えちゃうんだから、やっぱりCGEは頭おかしいわw

ロシア鉄道:アメリカ鉄道
 ミニ拡張らしい。と言っても新たなプレイヤーボードが用意されるので、それなりにでかいが。基本ゲームのタイトルを「ロシア鉄道」にしたのは、ボドゲ史上最大の失敗の1つだよなw

オー・マイ・グーッズ!:暴動のロングスデイル
 ロングスデイルってのはこの世界にある国の首都らしい。詳細は不明だが、全5章からなる1つの物語仕立ての拡張らしい。レガシー系ってことはなさそうだが、物語性の付与は近年のはやりよね。大変興味深い。

バロニィ:ソーサリー
 魔力が沸く土地が用意され、それを集めて魔法が使えるようになった。魔力はかなり貴重なようで、そんなにばんばん魔法が飛び交うような展開にはならないっぽい。乾坤一擲の一撃になるのかな。

コンコルディア:ガリア/コルシカ
 ガリアでは、最初は船駒が使えず、入植者駒を移動させて港に行かないといけない。コルシカはめっちゃ狭くて、8属州12都市しかない。どちらも通常通り2~5人プレイが可能だが、コルシカは特に2、3人プレイ向きらしい。そりゃそうだw

キーフラワー:キーメレクィン号
 2色持ちのミープルが2個登場する。たとえば青黄ミープル(スベン)は青か黄のミープルと一緒に使うことができ、スベンと同じ場所にある青/黄ミープルは(たとえたプレイヤーが置いたものでも)どちらの色でもあると見なされてしまう。なかなかダイナミックな変化が起こりそうな拡張だ。プロモ扱いだと国内流通はないかも。

ヒュペルボレア:光と影
 まだ何も分からんけど、古代文明が滅ぶ前に、魔術師たちは自分の魂を魔法の物品に移し、善なる魔術師は白キューブに、邪悪な魔術師は黒キューブになったそうだ。で、レリックと呼ばれる強力な遺物を使うにはそれがいりますよってことらしい。


 さすがに全部自力で手に入れるってわけにもいかないので、友人たちと手分けしつつ、できるだけたくさんプレイしたいね。今年も記憶に残るような傑作に出会えますように。






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Last updated  2016.09.28 00:00:22
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