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カテゴリ:スピリチュアル
出産に関して、お祝いのメッセージを沢山頂きまして、
本当にありがとうございます!! お一人お一人へのお返事、大変遅くなっています。 恐縮ですが、もう少しお待ち頂けましたら大変光栄です♪ さて今日は、出産の際のお話を。。。。 丁度臨月に入った頃、夜中に突然破水して、 そのまま入院を致しました。 自然に陣痛が起こるのを待つも、 一日半後には子宮内感染の危険性から 陣痛を誘発、促進させる事に。 あくまで自然でソフトな出産を望んでいた私は まずはホメオパシーで試させてもらったのですが、 やはり陣痛は来ずに その後メディカルな促進剤にてお産の”波”が始まりました。 妊娠期間中、準備をしてきた『ヒプノバース』の本番ね! と、ワクワクさえする気持ちの反面、 一ヶ月も早く本番が来た事への不安な気持ちが交差します。 ☆ヒプノバースとは、ヒプノセラピー(催眠療法)を出産に応用したものです。 ヒプノセラピーには様々なテクニックがありますが、 深いリラックス状態にてビジュアライゼーション等をする事で 出産の波を乗り越えると言うのがヒプノバース。 『出産=痛い』という観念を取り除くのです。 痛みは、身体/筋肉が緊張する事によって強くなります。 逆を言えば、深いリラクゼーションの状態にいれば 『痛み』は緩和できるという理論。 陣痛の波と出産の流れを、 母親とベイビーと、そしてパートナー(父親)とが一体化して まるで自然と調和するように取り組む尊い時と捉えるものでもあります。 もっとも、出産自体、”自然”な事ですものね。 さて、上記のように『始まり』は、 完全なる自然な状態とは言えない方法でお産に入った私ですが、 「陣痛を促進させるなんて、自然じゃないから駄目~!」 などと、しがみつかずに柔軟に。 必要性のあるメディカルな処置は、拒否する理由がありません。 陣痛の到来で大きな波が来る度に、 まずは『スローブリージング』を行いました。 ゆっくりと長く、深~く呼吸をし、『波』と調和するかのように目を閉じます。 それから息をス~ッと吐き出すと同時に、その『波』は引き潮の様に去って行きます。 そして不思議な事にその『波』は、”痛み”とは何とも程遠いものでありました。 何度か行ううちに、私は本来のスローブリージングとは異なる方法をとっていた様です。 背骨の付け根から、背筋を通って『氣』が上昇し、頭の天辺からスッと抜ける感覚。 まるでクンダリーニの上昇といった感じ。 頭の天辺からスッと抜けた時、それは至極、オーガズムの様な感覚に満たされます。 それから光のシャワーを浴びるかの様に上からふわ~っと心地良い感覚に包まれ、 それをお腹の中のベイビーに、愛のエナジーとして送りながら息を吐いてゆきました。 この時更に、ピンク色をもイメージしてベイビーを優しく包み込み、 同時に自分自身とベイビーと、全てが一体化している感覚が溢れます。 これらは全て、短い波の到来の間にされ、 その度に私は、快感と幸福感に包まれていました。 場所は、分娩室です。 ここには、私と主人の他、2人の助産婦さんが居ました。 そして2人のうちの一人は助産婦の研修生、 ジェシカと言う名の、まだ助産婦の学校に通っている若い女性です。 ジェシカは、私の行っている事を興味津々に見ていました。 そして波の休憩の間に私にこう言いました。 「出産でこんな風に落ち着いて、自分を完全にコントロールできている人を初めて見たわ!」 『痛い!教えて!何をすればいいの!?』 『どうしたらいいの!!』 と、助産婦に助けを求めたり自分を失ってしまう人が多い中、 自分が必要な事をきちんとわかっていて、こんなに穏やかでいられるなんて! と、驚きと共に感動しています。 自分のするべき事、必要な事、 それは身体を可能な限りリラックスさせ、無駄な緊張の力を使わない事。 緊張の力によって身体が堅くなり、脳につながって痛みが強く感じられるのを避ける事。 リラックスすればする程、痛みを調和することが出来る。 ジェシカでない方の、ご年配で経験豊富そうな助産婦が声をかけます。 「完璧なAutogenic training(自律訓練法)ね!もう長い事やっているの?」 「あのね、実は一応プロなんです。。。 Autogenic trainingと言うより、ヒプノセラピストですが。」 と答える私。 ここでまた、ジェシカの目が興味と共に大きく開き、 そこから私の『エンターテイナー的性質』が ムクムクと湧き上がってきてしまったのです・・・。 ◇◇ 続く ◇◇ この続きは、後編として数日後にアップできたらと思っていま~す。 お楽しみに☆ ◇◇ おまけ ◇◇ 僕の写真がこちらに更新されてるよ~! 良かったら見てね☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.04.26 01:56:16
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