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島田紳助著、2007年5月幻冬舎新書刊、700円+税。
ワタクシ、小商いの家のムスメである。ご他聞に漏れず、超不景気な店だ。いわゆる、トレンド、みたいな? えっへん。 威張っている場合ではない。新聞の広告に標題の本があり、「商売のヒント満載! 部下を持つ管理職必読!」みたいな惹句にソソられ、『島田紳助、やり手そうやもんなぁ』と買ってみました。 感想。「島田紳助は今相田みつをやんな」。 島田紳助と相田みつを。真反対の立ち位置にいそうで、表現が似てくるのが不思議だ。 この本からヒントを得られるのは、かなり商売センスのある人に限られると思う。「既存のビジネスモデルは、全て失敗例である。常識はずれを合理的に考えろ(要旨)」と本にあるが、かなり島田紳助的感性を持っていないと実践は、難しいと思う。つーか、共感すること自体が難しい(とワタシは思う)。「島田紳助的感性」とは、なんぞや? ワタクシ定義で、良い意味でも悪い意味でも「綺麗なことを本気で思いながら、人を踏みつけにできる感性」ということである。すまん>島田紳助ファンの方々。けどそう思うんだもん。 島田紳助、芸人として話術は本当におもしろいと思うのだが、見ているとどうにも細木数子を思い出す。いいコト言うんだけど、何でそれが本人の身につかへんのやろ、という気にさせるのが共通点。本当にスゴイ人って、謙虚になると思うのだが、この二人からはとってもいかん黒いオーラが出てる気がするの。見えへんけど。 思い返せばワタクシの若かりし頃、友達オススメの「風よ、鈴鹿へ」を貸してもらい、あちゃーと早くに挫折したことがあったっけ。たぶん単に島田紳助とワタシの「大事」とか「かっこいい」と思うことが違う、というコトだけで、もちろん島田紳助や彼の著作を誹謗中傷するものではないよ、念のため。ファンの人は好きだと思うし、ファンじゃなくても共感できる人はいるだろう。うう~ん。言い訳がましい。見苦しいな、アタシ。 以下、私信。といっても、絶対読まへんやろけど。 ヒナちゃんへ。あなたはこの本を読むといいと思う。つーか、ファンレターとして、送ろか? あなたは島田紳助的なものを、けっこう上手く血肉にできそうな気がするんだよなー。そしてできれば、松本人志に紹介してもらって、島田紳助に知己を得、マネーの手ほどきを直に受けるのがいいのではなかろうか。実業家としての、成功を祈る! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年06月06日 19時16分47秒
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