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June 18, 2007
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カテゴリ:マンガ(その他)
Zガンダム


↑ちょっと違うような気もするけど、Webにのってたプラモデルの写真見ながら描いてみた。
あの頃は、いっぱいロボット描いたなー。
あんまりうまくなかったけど、ようさん描いたと思う。

思春期の頃に影響を受けたのは確かたやけど、いまやZガンダムは肯あんまり定できないものになってしもた。

結局、ガンダムよりも色濃く「おもちゃや」のことを考えなくっちゃならなくなったZガンダムは、ガンダムのように着地点を見出すこともできなかったんやろうな。


Zガンダムはガンダム終了の5年後、85年から1年間で放映されたアニメ。作品の時代設定はガンダムの7年後となっている。


当時からけっこうずっと、ガンダムの中で一番すきなのはZガンダムやと思っていたけど、色々考え方がかわってくるとともにZガンダムへの評価は下がっていった。


ひとつは、もともと説明不足になりがちなくらい詰め込み感の強い作品だったのではあるが、もうひとつ商業的な理由からだと思うけど、結末がとても散漫な感じになってしもとったっていう、小説やらいろんな物語を読んで目が肥えたというのもある。

翌年つづけてZZガンダムというシリーズが放映され、コレにつなげるためにおそらく最初に構想した着地点につけなかったんだろう。
ZZガンダムは監督も富野さんじゃなくなって、生命観もクソもない作品で、ストーリーもはちゃめちゃで、ガンダムがヒーローのごとく活躍するという、シュワルツェネッガーの映画のような作品だった。

当時はそれもありかな、ていうか楽しんでたんですけど、後から振り返るとZガンダムのラストはありえないと思うようになったんよね。

実際、富野さんもどうかとおもっとったんか、今の時代とあわんと思ったんかどうか知らんけど、最近公開されたZガンダムの映画版じゃこのラストが変更されているらしい。

それを聞いて、ちょっと映画がみたくなった。



ところで、こりゃガンダムにも共通するんですけど、今にして思えば、というのは冷戦後ということですよね、冷戦のまるで永遠に続くようなイデオロギーの対立から何とか脱した後からみれば、戦争で解決しようとする勢力が強すぎる感があるんですよ。

今の調子で民主主義がすすんでいくと、問題解決のためにはもっと対話が価値を持つはずなんですよね。

ていうか、そんな対話ばっかりのアニメ面白くないやろけど(笑)、戦争になる前段階も後段階もプロセスが宇宙世紀らしくないというか・・・。

ガンダムでも戦争と平和に対する倫理観までもが第二次大戦中のような雰囲気があって、新しい人々の登場を待つまでもなく、われわれの社会は対話と受容をもっと高度に育てていっているはずなんですよね。


そういうのがあって、生命観とか倫理観とか、人類に対する期待感といっても言いし、社会の可能性の予測でもあるんですけど、オレの中で価値観がかわってきた。

そんな今からみればでやけど、
Zガンダムはあまりに非民主主義的で、ごくわずかの人たちだけによって実に悲惨なシナリオが遂行されちゃう、それほど人類は無力じゃなかろうというのが、今から見た感想やね。





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Last updated  June 18, 2007 09:09:39 PM
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