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テーマ:アニメあれこれ(26067)
カテゴリ:アニメとか周辺
●今期最終回をDVDのみにしてしまったアニメ作品(ぬるオタが斬る)
なんか、この状況を見てて、昔のCDドラマの売り方をみるようだなぁ。 本編のアニメ作品を売る前の、ファンの掘り起こしと事前準備なんかを含めて、プロローグ的なお話をラジオドラマとして放送、そんで最終話だけラジオで放送せず、CD販売のみに収録する。 同じ売り方ですな。 しかし、ラジオならまだしも、TVアニメレベルでそれをやられると、さすがに萎える。 TVを見て本編をカバーし切れないというのは、完全に特定の購買力のある層を狙っているわけで、TVっていう受動的な視聴者を能動的なファンに変えることのできる可能性があるメディア(特に地上波)の特性を完全に放り出しているのが、なにかしら、広がりを持ちえることをすでに放棄した印象を持ってしまう。 ただ、それで商売が成り立ってしまっているからこそ、そういう選択が出来得るわけなので、なんともね。 正直、搾り取られている感は否めない(まあ、昔から搾り取られているか…)。 ただ、深夜帯放送ということ自体、ある種、視聴者層を選別している部分もあり、これは有料放送系での放送も含めて、考えなくちゃいけないじゃないのと思う。 だからといって枠があるのか、っていう部分もあるのだけれど。 これは結局のところ、過去『OVA』として存在した型が、深夜枠と有料放送枠に移行しただけのことなんじゃないんだろうか。 特定層のみが望むもののみを具現化出来ればそれでよし、できるだけ縛りが無ければそれでよし、自閉的に作れればそれでよし。 そういう作り方、必ずしも悪いとは思わないけれど、であるならば最初っから『OVA』でやれば良いんじゃない、と正直思う。 TVである以上、不特定多数に作品を見せているんだという意識と、TVで放送されているものだけが作品として価値を受けるのだという事を、最低限の良識としてもって作品を作るべきじゃないかと、かように思いまする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.05 01:02:02
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