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10・10A系

御堂筋線 10・10A系



10系(前期型)

1104
1804
編成:1104F
竣工:'79年3月/'87年5月(1904)
製造:日立製作所
1700形元番号:1001('75年6月 川崎重工業製)
備考:廃車('11年3月)
その他画像:'11年1月15日1月24日

1105
1805
編成:1105F
竣工:'79年4月/'87年4月(1905)/'99年11月(リニューアル)
製造:日本車両製造
1700形元番号:1201←2301('73年10月 川崎重工業製)
備考:廃車('14年6月)
その他画像:(なし)

1106
1806
編成:1106F
竣工:'79年5月/'87年4月(1906)/'98年11月(リニューアル)
製造:日立製作所
1700形元番号:1301('75年6月 川崎重工業製)
備考:
その他画像:(なし)

1107
1807
編成:1107F
竣工:'79年10月/'87年4月(1907)/'00年9月(リニューアル)
製造:川崎重工業
1700形元番号:1401←2401('73年10月 川崎重工業製)
備考:廃車('13年6月)
その他画像:'13年2月5日

1108
1808
編成:1108F
竣工:'79年10月/'87年4月(1908)/'99年8月(リニューアル)
製造:川崎重工業
1700形元番号:1501('75年6月 川崎重工業製)
備考:廃車('15年3月)
その他画像:(なし)

1109
1809
編成:1109F
竣工:'79年11月/'87年6月(1909)/'00年6月(リニューアル)
製造:東急車輛製造
1700形元番号:1601('75年6月 川崎重工業製)
備考:
その他画像:(なし)

1110
1810
編成:1110F
竣工:'80年11月/'87年6月(1910)/'99年2月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700形元番号:1002('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1111
1811
編成:1111F
竣工:'80年12月/'87年5月(1911)/'00年12月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700形元番号:1003('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1112
1812
編成:1112F
竣工:'83年4月/'87年6月(1912)/'01年7月(リニューアル)
製造:日本車輛製造
1700形元番号:1202('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:'13年2月5日:ラッピング時

1113
1813
編成:1113F
竣工:'84年1月/'87年6月(1913)/'01年10月(リニューアル)
製造:日本車輛製造
1700形元番号:1203('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:'13年12月30日:ラッピング時

1114
1814
編成:1114F
竣工:'84年2月/'87年6月(1914)/'02年7月(リニューアル)
製造:日本車輛製造
1700形元番号:1402('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:'14年1月5日:ラッピング時

1115
1815
編成:1115F
竣工:'84年3月/'87年5月(1915)/'02年12月(リニューアル)
製造:日本車輛製造
1700形元番号:1403('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1116
1816
編成:1116F
竣工:'84年7月/'87年6月(1916)/'03年7月(リニューアル)
製造:日立製作所
1700形元番号:1802('79年3月 日本車輛製造製:運転台撤去車)
備考:
その他画像:(なし)



10A系(後期型)

1117A
1817A
編成:1117AF
竣工:'86年9月/'04年3月(リニューアル)/'08年6月(IGBT-VVVF換装)
製造:東急車輛製造
1700形元番号:1803('79年3月 日本車輛製造製:運転台撤去車)
備考:
その他画像:(なし)

1118A
1818A
編成:1118AF
竣工:'86年9月/'03年11月(リニューアル)/'08年3月(IGBT-VVVF換装)
製造:東急車輛製造
1700A形元番号:1302('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1119A
1819A
編成:1119AF
竣工:'87年3月/'09年10月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700A形元番号:1303('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1120A
1820A
編成:1120AF
竣工:'87年3月/'09年5月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700A形元番号:1502('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1121A
1821A
編成:1121AF
竣工:'87年3月/'10年10月(リニューアル)
製造:川崎重工業
1700A形元番号:1503('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:'10年2月25日

1122A
1822A
編成:1122AF
竣工:'87年7月/'10年3月(リニューアル)
製造:川崎重工業
1700A形元番号:1602('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:'14年9月4日:目玉列車時

1123A
1823A
編成:1123AF
竣工:'88年6月/'07年3月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700A形元番号:1603('79年3月 日本車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1824A
1124A
編成:1124AF
竣工:'88年7月/'11年4月(リニューアル)
製造:近畿車輛
1700A形元番号:1901('87年4月 東急車輛製造製)
備考:
その他画像:'10年10月3日

1125A
1825A
編成:1125AF
竣工:'89年6月/'07年10月(リニューアル)
製造:アルナ工機
1700A形元番号:1902('87年5月 東急車輛製造製)
備考:
その他画像:(なし)

1126A
1826A
編成:1126AF
竣工:'89年6月/'07年10月(リニューアル)
製造:アルナ工機
1700A形元番号:1903('87年4月 東急車輛製造製)
備考:
その他画像:'07年5月2日



概要

現在も御堂筋線の主力である10系ですが、そのルーツは'73年10月登場の旧20系まで遡ります。

旧20系とは、谷町線で最高速度100km/hの急行運転を行う計画が立案され、それに向けて30系をベースに改良したアルミ合金製車体に当時最新技術であったサイリスタ電機子チョッパ制御を搭載した高速通勤車両のことです。回生ブレーキ付き電機子チョッパ制御の車両としては営団千代田線の6000系と並ぶ黎明期の車両であり、特に第三軌条鉄道では初の車両でした。

旧20系は谷町線や中央線で試験を行い好成績を収めていましたが、諸般の事情により急行運転計画は廃止となってしまいます。しかしチョッパ制御車は30系を始めとする従来の抵抗制御車に比べ走行時の発熱量が格段に少ないメリットがあり、それを活かすべく10系への改番と中間車4両を製造増結の上で'76年に御堂筋線に転属、ここに10系試作車が誕生しました。

当初は非冷房、かつ中津以南での運用が主でしたが、'77年に地下鉄車両向け薄型冷房装置の試作機を搭載してデータを収集し、それら蓄積された数々のデータを基に'79年から量産車の製造が始まりました。また、そのタイミングで試作車も全車冷房化と北急乗り入れ開始が行われています。

その後制御装置の冷却機器の変更(風冷→フロン沸騰冷却、04編成以降)や車体構造の改良(20系と共通化)と冷房装置の薄型化(いずれも17F以降)などのマイナーチェンジを受けつつ、'89年まで26本234両が製造され、30系セミステンレス編成を置き換えていきました。

'95年には10連化に合わせて01~03編成27両のうち中間車22両が付随車化、1802と1803の2両が運転台撤去の上で付随車化され、残った23本に組み込まれました。この際、後期型の17~23編成では1700形とそれ以外の8両とで冷房装置のサイズや車体裾の処理に差が生じていますが、04~16編成も9連化増結の際に同様の現象(ただし逆)が生じているため、編成美を保った編成は24~26編成の3本のみになったと言えます。なお1101、1801、1102、1103の4両は解体され、試作車は姿を消しました。

'98年からは各種設備の経年劣化に対し、フロントフェイスのブラックアウト、側面帯の変更、側面行先表示機設置、冷房装置改修、車内デザインの刷新および案内装置・ドアチャイム設置、制御装置の一部交換、電気笛交換などリニューアル工事の施工が始まりました。ただし、'04年~'06年にかけて近鉄けいはんな線の延伸・高速化に合わせた中央線20系の機器更新を優先する必要があったことから、この間は中断されています。

'07年のリニューアル再開以降は後期車を対象にリニューアルの内容が一部変更され、制御装置のチョッパ制御からIGBT素子VVVFインバータ制御への換装および電装解除(1100A型、1300A型)と電装化(1900A型)、前面のデザインを一部変更するなどの変化が生じ、これらVVVF化された車両は10A系と別型式に分類されました。これは、先に20系でIGBT化が行われていたこと、およびその20系と後期車の構体が同じであることに起因したものです。ちなみに17、18編成はVVVF化以前にリニューアルを受けていたため、VVVF化は別途施工されました。

'11年3月には最後まで原型で残った04編成が廃車されましたが、この頃になると初期にリニューアルされた編成も施工から10年以上が経過し全体的な老朽化が目立ってきたことから、31系(30000系)に置き換えられる形で07編成を皮切りに4本が廃車され、今後も1年に1~2編成のペースで前期型は置き換えられる予定になっています。



諸元

車体長:18900mm/18700mm
車体幅:2890mm/2870mm
定員:130~140名
制御装置:サイリスタ電機子チョッパ制御(10系 三菱、日立) 1C8M方式/IGBT-VVVFインバータ制御(10A系 三菱、日立) 1C4M方式
主電動機:直流直巻電動機130kW(10系)/籠型三相誘導電動機140kW(10A系) WN平行カルダン駆動
起動加速度、営業最高速度:3.0km/h/s、70km/h
編成:cM'1100-M1000-T1900-M'1300-M,1200=T,1600-T1700-M1400-M'1500-Tc1800
   cT1100A-M1000A-M1900A-T1300A-M,1200A=T,1600A-T1700A-M1400A-M1500A-Tc1800A


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