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カテゴリ:ライブ観戦 2006
大歓声の中、メンバーがステージに登場! ロボット照明が色鮮やかに光を放ち、 オープニングのWizards in Winterが会場に響く! 前半のセットとしては、毎回おなじみのロックオペラ、 「Christmas Eve and Other Stories」がスタート。 ポール・オニールの創作ストーリーに基づいた音楽劇。 「きよしこの夜」をベースにしたAn Angel Came Downから 同曲Repriseまで、組曲形式で一気に聴かせてくれる。 First Snowでは天井から雪(小さな泡)が降ってきて、 クリスマスの雰囲気をつくりだす。子供たちも大喜び。 チャイコフスキーの「くるみ割り人形」を元にした、 Mad Russian's Christmasも最高に盛り上がる。 彼らを一躍有名にした名曲で大人気の Christmas Eve Sarajevo 12/24(プロモ)は、 ピアノ、ストリングス、フルート、ギターと それぞれの楽器の音色がからみ合い美しくカッコいい イントロからラストの高速スゥイーピングまで 背筋ゾクゾクものです。原曲は「 Carol of the Bells」。 Old City Barでは俳優兼歌手のBart Shattoの演技と歌が最高。 酔っぱらいがウィスキーを飲みながらアコギをバックに 情緒豊かに歌うブルージーなナンバー。心に染みます。 Al Pitrelliの盟友で、TSOに欠かせない四頭身ボーカリスト Tommy Fareseが歌うThis Christmas Dayが前半のハイライト。 静かに始まるイントロと情緒豊かなに歌い上げるトミー。 徐々に盛り上がっていき後半はエンディングに向けて、 ノリよくロックします。AlとAungusのギタープレイが最高! 会場は「Merry X'mas」の部分を大合唱 ロックオペラが終わって、Tommyによるメンバー紹介。 今回のツアーに初参加したメンバーが二人ほど。 女性ボーカルのSteena、男性ボーカルのKelly。 エレクトリック・ヴァイオリンを弾きまくる、 美しきAnna Phoebe はホントに凄いです! ヴァイオリンを弾きながらステージを走りまくる ドラムのJohn O'ReillyはTSOのツアーメンバーとして 定着してますが、あのDoogie Whiteボーカル時代の レインボーのドラマーです♪ ライブの後半はChristmas Nights in Blueでスタート。 ジャジーでブルージーでカッコいいナンバーです。 そして毎回お楽しみのカバー曲の登場! なんと今回はデレク&ドミノスの「いとしのレイラ」! ついこの間、エリクラのライブで聴いたばかり。 LaylaのTSOバージョンもカッコよかったです! 観客は当然のごとく大合唱!「レイラ~!」。 そして女性に人気ギタリストのAungusがアコギで、 Mozartのピアノソナタの有名フレーズを弾き、 続いて、イエスのRoundaboutのイントロを弾く。 観客はもちろん「オー!」の大歓声。 そしてダブル・ギターとヴァイオリンが弾きまくる A Last Illusion。 これはリムスキーのFlight of Bumble Beeが原曲です。 金髪美人女性ボーカルをフィーチュアーした、 美しいスローナンバー、Christmas Canon Rock(プロモ)。 この曲はもちろんパッヘルベルのカノンが原曲。 Angusはライブではいつもこの曲の間奏リードで オジー・オズボーンの名曲Goodbye to Romanceの ランディ・ローズのギターソロをそのまま使います。 つまりあの曲はパッヘルベルのカノンが下敷きに なってるってことかな? わかるような気がするけど。 残念ながらこの部分で「おー!」って叫んだのは 周りをみても自分だけでしたねー。 そして大好きなナンバー、Mozart/Figaro。 もちろん「フィガロの結婚・序曲」のロックバージョン。 ギターとヴァイオリンが弾きまくって、 フレーズが心地よくブレンドするんですよ。 そしてアンナが走りながらヴァイオリンを弾きまくる。 「フィガロ」は原曲でもカッコいいけど、 ロックにするともっとカッコいいですねー! モーツァルトもこれにはビックリでしょう。 出ました!毎度おなじみのオルフのCarmina Burana。 はい。すごく大好きな曲です 悪魔的映画、悪魔的へヴィメタなどを通して、 一度は耳にしたことがあるのでは? 昔、オジーもライブのオープニングに使用してました。 いよいよクライマックスへと進みます。 Beethovenではタイトル通り、ルードヴィッヒの 名作から部分的に有名なフレーズが登場します。 「第九のスケルツォ」「悲愴ソナタ」などね。 そしてRequiem(ライブ)はもちろん「運命」が原曲。 ヘヴィに決める中、ステージの後方で炎が燃え、 ロボット照明がぐるぐる周って光線を放つ。 アンコールの1曲目はリストの有名フレーズが顔を出す、 Wish Liszt。(Wish List)を捩ってるところが面白い。 そしてもう一度Christmas Eve Sarajevo 12/24が登場し、 ぐいぐいと観客をのめり込ませライブ終焉えと向かいます。 エンディングはやっぱり背筋がゾクゾクもの。 わかっていてもゾクゾクする。 そう、あの映画「キャリー」のラストシーンみたいに 感動と興奮が冷め止まない中、会場から出ると、 「絵に描いたようなアットホームな家族」 (躍る大走査線風)が目の前を歩いていた。 子供たちが興奮しながら親に向かって「よかったー」と すごく喜んでいた姿を見たら嬉しくなっちゃったね。 ライブを観る時は当然のごとくライブに集中するので、 レポ様には詳細にメモは取りません。 ちょっとしたキーワードを書く程度。 あとはキーワードを元に記憶を引っぱり出すだけ。 ですが、今回はペンを忘れたためにキーワードも書けず。 帰宅してから速攻でメモをとりました。 さあ、TSOを観たから、いよいよ暮れに突入って感じ。 チッパーのライブ観戦はあと二つを残すのみとなりました。 (増えることはないと思うけど。。。) Trans-Siberian Orchestra Winter Tour 2006 November 9, 2006 Philips Arena, Atlanta, GA Act One Wizards in Winter Christmas Eve and Other Stories An Angel Came Down O'Come All Ye Faithful / O'Holy Night Prince of Peace First Snow Mad Russian's Christmas Christmas Eve (Sarajevo 12/24) Good King Joy Ornament Old City Bar Promises to Keep This Christmas Day An Angel Returned Act Two Christmas Nights in Blue Layla A Last Illusion (with Roundabout Intro) Queen of the Winter Night Christmas Canon Rock Mozart / Figaro Carmina Burana Beethoven Requiem (The Fifth) Encore: Wish Liszt (Toy Shop Madness) Christmas Eve (Sarajevo 12/24) Reprise お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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