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カテゴリ:Q&A
こんばんは、2軍コンディショニングコーチの小山です。
6フリークさん、コヤマ25さん、お祝いの言葉ありがとうございます。今月の19日で無事26歳を迎えることが出来ました。巷では松○世代と呼ばれている年齢です。まだまだ若輩者ではありますが、今後とも宜しくお願い致します。 今回は、中学野球児さんからいただきました Q.『僕は県内の中学校で野球をしています。そして将来の夢はみなさんのように、プロ野球のコンディショニングトレーナーになる事です。そこでお聞きしたいのですが、どうゆう高校やどうゆう事・どうゆう資格、そしてどうすればその資格を取れるのですか?教えて下さい。』という質問に対してお答えしたいと思います。 まず始めに、我が楽天イーグルスコンディショニングチームについて説明をしたいと思います。 コンディショニングチームと一括りにしていますが、実際はMT、PT/RC、SCと3つの部門に分かれて活動しております。 各部門の業務内容を大まかに説明すると ■MT(メディカルトレーナー)は傷害の処置、治療 ■PT/RC(フィジカルセラピスト/リハビリテーションコーディネーター)は怪我をした選手のリハビリやリコンディショニング ■SC(ストレングス&コンディショニング)は傷害予防や競技力向上のための身体の強化となります。 資格に関してですが「必ずこの資格が必要!」と決まったものは特にありませんが、業務内容を考えると MTは柔道整復師、鍼灸師といった医療資格が必ず必要になってくるでしょう(医療資格を持っていないのに医療行為をすると犯罪になってしまいます)。これは専門の学校を卒業し、国家試験に合格することで取得できます。 PT/RCは、リハビリテーションやリコンディショニングを担当するということから、楽天では理学療法士とATC(アスレティックトレーナー)という資格を有したお二人がそれぞれの役職に就いています。 理学療法士は日本の国家資格なので、柔道整復師や鍼灸師と同様、専門の学校を卒業後、国家試験を受験し、見事合格すれば取得することができます。 しかしながらATCは、アメリカにあるNATAというトレーナー団体によって認められる資格であるため、アメリカに留学しなければなりませんし、資格試験も当然英語での受験となります。 そしてSCですが、最近はCSCS(ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)という資格が最も一般的なものでしょう。CSCSもアメリカにあるNSCAという団体によって認められる資格なのですが、こちらは何年か前から日本語での受験が可能となり、ATCに比べ条件は簡易であることは明らかです(留学しなくても大丈夫)。 といったものが一般的な資格として考えられます。 プロ野球の・・・となると、各球団でシステムや役割分担が異なるため、一概に言うことは出来ませんが、参考にしていただければと思います。 中学野球児さんは、自身が思い描いている「プロ野球のコンディショニングトレーナー」像が、この3部門のどこに当てはまるのかを考えてみてください。そして、その目標にむかう上で今現在自分自身がどの位置にいるのかを確認することで、今何をするべきなのかが見えてくると思います。 ※※※ちなみに、どういう高校に進学すればいいのかときかれると何とも答えようがありません。 捉え方によってはどこでもいいようにも思えますが、両親や先生によく相談してください(それぐらいのことしか言えません、すいません)。※※※ 写真は、私の携帯が壊れているためかなりボヤけていますが、19、20日に行われたコーチ研修会の休憩時間に研修内容の復習をしている関場さん(33歳独身)の後姿。 次の写真は、これまたボヤけていますが、大学生・社会人ドラフト会議の様子を、ウエイトトレーニングのインターバル中に見ている(左から)塩川、西谷、銀次、永池コーチ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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