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《櫻井ジャーナル》

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2011.10.21
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 リビアのムアンマル・アル・カダフィは反カダフィ軍に拘束された後、処刑された可能性が高まった。現場の様子が撮影されていなければ、空爆で殺された、あるいは穴蔵に隠れているところを引き出されて命乞いをしながら死んだというようなストーリーを主張し続けることもできただろうが、今の世の中では無理だった。

 処刑した理由はいくつか考えられるが、最も単純な見方は報復。何しろ、反カダフィ軍の主力はアル・カイダ系の武装集団のLIFG(リビア・イスラム戦闘団)であり、荒っぽいことは間違いない。

 また、口封じだった可能性もある。カダフィはイラクのサダム・フセインと同じようにCIAの協力者だった人物であり、裁判などで証言されては困る人間が少なくない。

 カダフィ体制を潰した理由のひとつはリビアの石油利権、もうひとつはカダフィが支援していたアフリカ中南部諸国の資源利権だろうが、もうひとつカダフィを排除しなければならない理由が指摘されている。石油による収入、保有する金塊を利用し、アフリカでの交易を共通の金貨で決済しようという計画があったようなのだ。西ヨーロッパではユーロとドルの戦いが展開されているようだが、アフリカでも別の通貨戦争が勃発する可能性があったということである。





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最終更新日  2011.10.22 02:02:33



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