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《櫻井ジャーナル》

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2016.08.06
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カテゴリ:カテゴリ未分類
スマートフォン向けゲームの「Pokémon GO」でプレイする人を街中で見かける。現実世界に架空の情報を付加、削除、強調、減衰させる「拡張現実」の技術とスマートフォンのGPSを使った位置情報取得能力などを利用、現実世界で実際には存在しないポケモンを捕獲・育成・交換・バトルをするゲームらしい。

 現実世界の中で架空のポケモンを追いかけるため、崖から転落したり、歩行中や自転車に乗っていて転んだり、運転していた自動車を道路際の樹木に衝突させたりする事故が起こっているという。また、原発の敷地や地雷が埋まっている可能性のある地域へ入り込んだりすることも問題になっている。

 このゲームを任天堂やポケモン社と共同で開発したナイアンティックはGoogleの社内で作られ、スピンアウトした企業。ナインティックのCEOジョン・ハンケはテキサス大学を卒業した後、ワシントンDCやミャンマーで外交の仕事をし、1996年にカリフォルニア大学でMBA(経営学修士)を取得している。Googleで働き始めるのはその後だ。

 国務省で働いてからGoogleにいたジャレド・コーエンに国務長官時代のヒラリー・クリントンは接触したことをWikiLeaksが公表した電子メールは示している。彼女は位置情報を使ったアプリをシリア政府転覆に使う方法について相談、コーエンは人物の追跡に使うというアイデアを提案している。

 「Pokémon GO」が広まってから、特定の場所にプレーヤーが殺到しするという問題も伝えられている。人びとを誘導するために使えることを示しているわけだ。このゲームを使ってプレイヤーを誘き出し、金品を奪うという犯罪者も出現しているようだが、アメリカの大統領選では得票に結びつけようとする動きもある。選挙人登録へ誘導したり、候補者の宣伝をしたりしようということのようだ。このゲームの仕組みにクリントン長官時代の国務省は目をつけているわけで、それを選挙に使おうとするのは自然な流れだろう。勿論、ドナルド・トランプも同じことをするだろうが。





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最終更新日  2016.08.06 15:25:07



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