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《櫻井ジャーナル》

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2017.01.21
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デリゾールでシリア政府軍が優勢になっているようだ。アメリカ大統領選の終盤、昨年9月17日にアメリカ主導の連合軍はデリゾールのシリア政府軍をF-16戦闘機2機とA-10対地攻撃機2機で攻撃、アメリカが手先に使っているダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)は大統領就任式の直前に同じ場所へ大規模な攻撃を実行していた。

 9月の場合、アレッポの山岳地帯にある外国軍の司令部をロシア軍の艦船が3発の超音速巡航ミサイルで攻撃、アメリカ、イギリス、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、カタールから派遣された軍人や情報機関員を含む約30名を殺害したと伝えられているが、今回はマッハ6.2で飛行し、命中精度は5〜7メートルという地対地ミサイルのイスカンダルも使われたと言われている。こうした最新鋭ミサイルと航空兵力の投入で反シリア政府軍は大きなダメージを受けているようで、ダーイッシュのデリゾール制圧という展開にはなりそうもない。





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最終更新日  2017.01.21 06:56:33



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