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confuoco Dalnara

Muse-um?

Companionship of Plurality
ソウルは東京より10度くらい気温が低かった。
最初は戸外に5分も立っていると指先が痺れてくる。
慣れると、氷のかけらが髪の間を梳き通って爽快な気もした。

Samsungの新しい美術館を訪れた。
湖厳美術館は以前訪れて陶磁器をじっくり見た。
今度の美術館は現代美術と古美術と子どものためのスペースと
3つの建物が寄り添っている。
好きな建築家Jean Nouvelの設計したMuseum 2
Rem Koolhaasの児童教育文化センター、Mario BottaのMuseum 1。

白樺がすっと立つ背景には鉄骨の間から石組みが見えるgabion wall。
museumJean
Jean Nouvelの設計は過去の作品に似ていない。
Exhibition boxは外観に凹凸を作り出す。
錠剤が壁に並ぶ現代アートは
旧式のコンピュータの、たくさんのスイッチと信号のように見えた。

Rem Koolhaasの設計。
KunsthallやPrada N.Y.のスロープ/階段をほうふつとさせる。
今回はゆっくり見る時間がなかった。Black Boxが気になる。

Mario Bottaの古美術館。
白い壁のらせんの吹き抜けはあたたかな光に満ちて
卵を透かしたような色合いだった。
ammoniteみたいな階段を降りていく。
このrotundaはMART美術館に似ている。
展示では白磁の歪な大壷が印象にのこった。
端正な曲線の姿と
一部にぽっと淡い紅を刷いたような柔和な肌が美しかった。

竜山の中腹にあって遠くが見渡せる。東は梨泰院。
もう一度ゆっくり訪れたい。
エレベータが日本で見かけないThyssen Kruppのものだった。JFEを通して韓国にも浸透しているのだろうか。

...to be continued...

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