カントとカモノハシ『カントとカモノハシ』タイトルが頭韻をふんでいる!そして著者は好きなウンベルト・エーコ。 落語の三題噺(これは二題だけど...)みたいな?と思いきや 伊語の原題は頭韻を踏んでいなかった。 ’KANT E L’ORNITORINCO’ 英語でもPlatypusで韻はふんでいない。 カモノハシは鳥?獣?魚? というわけで認知や認識についてう~ん?と考えさせる。 気に入ったのはこの一節。 「普遍を呼び出すのは思考の強さではなく ’叙述の弱さ’である」 哲学者の言語環境についても言及される。 「ハイデッガーの思考をその表現に使われた言語と区別するのは難しく、」 アリストテレスがそうだったように 言語(母語)にリードされる論理もある! 名詞に性別があったら またちがったインスピレーションを受けるだろう。 Copyright 2003-2007 Dalnara, confuoco All rights reserved. ジャンル別一覧
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