『ワンドゥギ』は公開時に観ていたけれど
今回主演のひとりイ・ジャスミンさんのお話を聴くことが出来るので
あらためて
トランスナショナル・シネマ・シンポジウム
「共生社会を迎えた日本と韓国、そこに生きる若者たち ―
『TESE』そして『ワンドゥギ』 ― 」へ。
尹東柱の母校、立教大学で。
不法滞留外国人労働者を描いた
ユン・イノ監督『バリケード』(1997年)の頃から
在韓外国人の境遇は少し変わっただろうか...?
ジャスミンさんのお話によると
チャン・フン監督『義兄弟』(2010年)から
イ・ハン監督『ワンドゥギ』(2011年)までの間に
(撮影の間隔は約2年ほどあったそうだが)、
外国人に対する視線、認識がかなり変わったそう。
ガイジン=ヘンな人という認識が変わったと言う。
多文化理解教育の法案を出し、
ジャスミンさんが肌で感じている外国人への認識や視線の変化、
良い変化、前進もあれば二歩進んで一歩下がることもあるかも...
な状況を肌で感じながら
社会へフィードバックしていらっしゃる様子が伝わった。
以前は水曜集会にも参加していて
女性の人権についても問題意識を持っていらっしゃることも今回初めて知った。
社会のマイノリティの方が最も敏感に
こういった認識、視線に気づき変化を感じるからこそ
ジャスミンさんが議員になって声を届けられる立場にあるのは
多文化共生社会をつくる上で近道にもなるのでは...と思ったり
(マジョリティが鈍感で気づかないことでも
マイノリティゆえに敏感に感じ取ってしまい
それゆえ辛くなったり涙を流すだけでは、
しずくを分かち合うだけでは異国でつらすぎるから...(;_;)
JTBC「비정상회담=非頂上会談(邦題:アブノーマル会談)」という
韓国在住外国人が登場する番組では
(CROSS GENEタクヤ出演中)
忌憚なくさまざまな意見、視点が出て
複眼で多文化共生感があるもようだが、
こんな風にエンタメから
そして正攻法で政治からも外国人の声を伝え、届け
その両輪がうまく動いて進めば
さらに多文化共生社会に近づくのかも...
『ワンドゥギ』2012年公開時のReview
to be continued...!?
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