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イベントに欠かせないものと言えば、「 音楽 」 に 「 風船 」 に、そして 「 着ぐるみ 」 ですよね。 今日はそんな 「 着ぐるみ 」 の話です。 土曜や日曜に住宅展示場の近くに行くと、道路に着ぐるみのパンダやウサギやトラがいて、一所懸命に旗を振ったりしてお客様の集客活動に頑張っています。 さて私の顧問先にも住宅会社がありまして、話題がこの 「 着ぐるみ 」 の話になりました。 住宅会社の社長は、「 着ぐるみ 」 がお客様の集客にどれくらいつながっているのか、実際に実験をしてみたそうです。 同じ曜日に、同じ内容のチラシを同じだけ撒き、一方の日は住宅展示場の入り口に 「 着ぐるみ 」 を着た社員を配置して旗を振らせ、もう一方の日は住宅展示場の入り口では何もしなかったそうです。 突然ですがここで問題 です。 「 着ぐるみ 」 が住宅展示場の入り口で一所懸命に旗を振ってお客様を呼ぶと、どれくらいお客様が増えると皆さんは思いますか? ↓ トラの 「着ぐるみ」 をかぶってみた、社長ひとり。こりゃ、夏は暑いでぇ~。 ![]() 私も同じ質問を、社長からされました。 社長「 着ぐるみがいると、どれくらいお客様の数が増えると思う? 」 私 「 着ぐるみがいても、いなくても、ほとんどお客様の数は変わらないと思います 」 社長「 ファイナルアンサー? 」 私 「 ファイナルアンサーです! 」 しばし顔を向かい合わせる社長と私・・・。( 社長がみのもんたで、私が解答者です ) 社長「 残念! 社長ひとりさん、ノーマネーです! 」 私 「 ・・・ 」 社長「 答えは、着ぐるみが旗を振るとお客様は半分になる、でした~! 」 私 「 着ぐるみが旗を振るとお客様は半分? 」 なんとこの社長が実験してみたところ、お客様は半分に減ってしまったそうです。「 着ぐるみ 」 がいない方がむしろ集客が良かったと。 私はこの答えを聞いて、ふと、バイパス沿いのガソリンスタンドのことを思い出しました。 ガソリンスタンドのスタッフが旗を振って、一台でも多くの車を自分のガソリンスタンドに呼び込もうとしていますよね。 でも、それを見て 「 このガソリンスタンドに入ろう! 」 って考える人は、ほとんどいないんじゃないかと思います。 逆に、入りたいと思わなくなってしまう人の方が、むしろ多いんじゃないかと。 確かにイベントを盛り上げたり、子供を喜ばせると言う意味では 「 着ぐるみ 」 の役割は大きいかもしれませんが、集客ににつながる働きはあまり期待できないようですね。 ( むしろこの住宅会社では減っている訳ですし ) 本物のパンダなら 「 客寄せパンダ 」 になれるが、ニセモノのパンダでは 「 客逃げパンダ 」 になってしまうかもしれないとは、恐ろしい・・・。
私はコーヒーが苦手です。でも仕事先では、結構コーヒーが出てくる確率は高いですよね。 かなり親密になった仕事先では、自分から 「 私はコーヒーが苦手なんですよ 」 と言えますが、最初のうちはなかなか言えません。 そんな私ですので、先方から 「 コーヒーにしますか?お茶にしますか? 」 なんて聞いてくれると嬉しいですね。 さて今日は、ある会社でコーヒーを出された時の話です。 その会社は本社と工場があり、私が工場の方に3回目に訪問した時のことでした。 (ちなみに1回目も2回目もコーヒーが出てきました。私もコーヒーは苦手とはいえ、まあ飲めないこともないので、3分の2くらい飲んだと思います) 工場長と課長と私の三人で、応接室で打合せをすることになり、工場長が事務の女性社員に 「 応接室にコーヒー3つ頼むね 」 と言いました。 私は心の中で 「 今日もコーヒーかぁ~ 」 と思っていたのです…。 しばらくして事務の女性社員がお盆を持って、応接に入ってきました。そのお盆を再現すると、以下の様な感じだったんですね。 ↓三人なのに、なぜかカップは4つ。しかも1つだけカップ内の液体の色が違う。 ![]() 応接に入ってきた事務の女性社員は、私の近くにしゃがむと 「 もしコーヒーよりも紅茶の方がよろしければ、紅茶もお持ちしていますが 」 と言いました。 そう言ってくれると、私も非常に言いやすいので 「 あっ、そしたら紅茶を頂けますか。ありがとうございます。 」 と答えました。 ちょっと気になったので、私はこの事務の女性社員に 「 なんで私の分だけ、紅茶を持ってきたのですか? 」 と聞いたんですね。 するとその事務の女性社員は、次のように言われたんです。 「 前回と前々回に社長ひとりさんが来られた時、結構長い間打合せされていたのに、二回ともコーヒーを残されていたじゃないですか。ですからもしかしたらコーヒーがお嫌いなのかもしれないと思いまして… 」 この事務の女性社員の方、スゴイです。 Mさんという方なのですが、名前も一発で覚えてしまいました。 こういう方が一般事務職として働いている会社は強いですよ。おそらく実務上でも、同僚社員は、このMさんに相当助けられていることでしょう。 さて工場での打合せを終えて本社に戻ってから、私は早速、Mさんの 「 好プレー 」 を社長に報告しました。 社長はMさんの 「 好プレー 」 を非常に喜ばれて、後日そのことを全社員の前で褒めたそうです。そしてMさんに限らず、すばらしい社員に恵まれたことに感謝していると、社長は言われたそうです。 こういう話を聞くと、私も本当に嬉しいんですね。このようなすばらしい会社のお手伝いが出来る事を、私も誇りに思っています。 上記の様な会社・経営者・社員を少しでも増やしていくにはどうしたら良いかが、私の永遠のテーマになるんだろうなぁ~。
日本も狭いようで、本当に広いですよね。私も出張で色々な所に行きますが、まだまだ知らないことがたくさんあります。 私のお手伝い先の会社が山形県にあるのですが、去年の今頃、その会社の社員の方からこんな話をされました。 社員「 もう9月ですし、涼しくなってきましたよねぇ~ 」 私 「 そうですね。私が住んでいる埼玉はまだ残暑で暑いですけど、山形は涼しくていいですね 」 社員「 もうそろそろ、イモニカイの季節ですし 」 私 「 えっ?何ですか、それ? 」 社員「 いやだから、川原とかでやる、あのイモニカイですよ! 」 私 「 イモニカイ??? 」 その後、話を聞いてみると イモニカイ → 芋煮会 とのことでした。 さてこの芋煮会、川原やキャンプ場や海辺で鍋に里芋やコンニャクを入れて行う鍋のことで、他県では 「 今週の週末は川原でバーベキューしようか! 」 というところを、山形県では 「 今週の週末は川原で芋煮会しようか! 」 と言うらしいです。 いやぁ~、私も芋煮会の存在を、去年教えてもらうまでまったく知りませんでした。 でも 「 川原でバーベキュー 」 よりも 「 川原で芋煮会 」 と言う方が、何かいいですよね! ちなみに山形市では、毎年9月上旬に 「 芋煮会フェスティバル 」 なるイベントが行われているそうで、山形では秋の一大イベントになっているとのことでした。 この 「 芋煮会フェスティバル 」 では、直径6メートルの巨大ナベを使用して、なんと3万食分の芋煮を作るそうです。 ↓ 普段は道路脇に飾られている鍋。鍋好き?の女性と比べるとその大きさが良く分かる。 ![]() さてこの道路脇に飾られている鍋のところに、芋煮のレシピがあったんです。そのレシピを書き写して、自宅でも本場山形の味を再現してみようかと思ったのですが・・・。 そこに書いてあった芋煮のレシピは、 里芋3トン、 牛肉1.2トン、 コンニャク3500枚、 ネギ3500本、 醤油700リットル、 砂糖200キロ、 水6トン、 そして隠し味に 日本酒50升 だそうです。 書き写してはみたものの… 全く参考になりませんでした! 隠し味に日本酒50升って、隠し味どころか、思いっきり入れてるし・・・。
今から6年前に、私は産婦人科医院の経営のお手伝いをすることになりました。産婦人科医院なんて、もちろん私には全く縁遠い世界です。 経営のお手伝いをするにも、産婦人科の基礎知識が無かったら何も出来ませんから、私はさっそく書店に行き、看護学生用の参考書 『 よくわかる母性看護 』 を購入し、何回も何回も読みました。 そして産婦人科医院に訪問する当日も、訪問前の最後の確認をしておこうと思い、電車の中で一生懸命 『 よくわかる母性看護 』 を読んでいたんですね。 電車に乗ってしばらく経ってからのことでした。まだ駅に着いていないのに、私の隣に座っていた女子学生2人が、席を立って私から離れていく…。 私がちらっと女子学生の方を見ると、女子学生たちは小声で 「 キャ~ 」 とか言っているんです。 不思議に思いつつも、まあいいかと引き続き 『 よくわかる母性看護 』 を再び読み始めたとき、やっと私はわかったのです。 この本は、電車の中で読んではいけない本 なんだということを。 ↓ 『 よくわかる母性看護 』 はこんな挿絵が数多く盛り込まれた、すばらしい学術書です。 ![]() 見えにくい方のために、いちおう書いておきますが、 オリーブ油を塗り、親指と人差指で乳首をこする。 乳輪をこする。 乳首をこする。 と書いてあります。 もちろん私は、仕事の準備としてこの本を読んでいた訳ですが、このような本を スーツを着た男が眉間にシワを寄せながら 読んでいてはダメですよね…。 そして私は女子学生に向かって、心の声で叫びました。 違うんだ~! これは仕事の準備なんだ~! そんな訳で、女子学生が苦手なビジネスマンにとっては 『 よくわかる母性看護 』 は超強力なツールになります。 ページを開いて数分で、女子学生は逃げていきますから! すみません、今回も役に立たないアイデアで…。
ある建設会社の会議に出席した時のことです。 社員A「●●建設との件については、■■■になりそうです…」 社長 「それをきちんと、現場監督にもフィールドバックしといて」 社員B「先日受講してきた▲▲講習の内容ですが、■■■はすぐに当社でも…」 社長 「その内容を全社員が理解できるように、フィールドバックしといて」 私の心の中の言葉 → 「フィールドバック って何よ?」 家に帰って早速、建設用語辞典で調べたところ、そんな業界用語は無い。いちおう国語辞書や検索エンジンでも調べてみたけれど、それらしき言葉は無い。 やっぱり、私の思った通り… ×誤 フィールドバック ○正 フィードバック 後日、社長と話をした時に、社長が 「■■■が全く現場にフィールドバックされていないんだよ」 と言われたので、私は思い切って 「社長、それはフィードバックのことですか?」 と言ったんですね。 社長は 「えっ?フィールドバックではなくてフィードバックなの?」 と言った後に 「それを教えてくれたのが、社員ではなく、外部の社長ひとりさんだっていうのが、寂しいよなぁ~」 と言われました。 私は社長に 「社長が間違っていたり、社長とは別のアイデアが浮かんだら、遠慮なく言って欲しいという言葉と態度で、社員の皆さんに接していけば良いのではないですか?」 と言いました。 また今後、私は社員の皆さんに 「社長が社外で間違った言葉を使っただけで、社長も会社も恥をかくしナメられてしまう。社長と会社とそして社員の皆さんの為にも、言いにくいと思ったことでも必要な事は言っていきましょう」 と言おうと思っています。 社長が 「自分と会社のために、社員は言いにくい事を言ってくれたんだな」 と思えて、社員は 「社長と会社のために、言いにくい事だけど言おう」 と思える、そんな風土の会社って強いんですよね。 これはもちろん、言葉で言うほど簡単な事ではないんですけれど、少しずつでもそんな会社に変えていくにはどうしたらいいかを、常に頭の中に置きながら、仕事をしていきたいなと思っています。 ところで話は変わりますが、出張先で以下のような看板を見つけました。これって… ![]() ※念のため言っておきますが、私は無党派層です。民主党の批判をしたい訳ではありません。 ×誤 衆議院議院 ○正 衆議院議員 じゃないですかね? 通りがかりの私が気づくのですから、議員の秘書の方とか、支援者の方とか、一票を投じた有権者の方とか、誰か気づいているはずですよね? だったら教えてあげないと! 国会議員はその地域の代表です。この議員の方の為にも、この地域の為にも、そしてここを通学している小学生が漢字を間違えて覚えない為にも、誰か教えてあげてください!
私は緑のある場所が好きなので、仕事先に行く途中に少し遠回りして公園を通ったりすることがあるんですね。 そんな公園好きの私が、先日、東京都内の某公園にて凄い体験をしました。 公園を歩いていると、ワンワンという犬の鳴き声や、鳥のさえずりにまぎれて、今までに聞いた事が無い 「ウ~ッ!ウ~ッ!」 という、うめき声が聞こえてきたんですね。 さらに、うめき声と一緒に 「カツン!カツン!」 という、硬いものと硬いものがぶつかるような音も聞こえてきました。 私は興味津々で、うめき声のする方へ近づいていったところ…。 以下の様なことになっておりました! ↓ 少女の視線が明らかに「接合部分」に行っているような…。 ![]() 私は生まれて初めて、カメの声を聞きました。2秒間隔で「ウ~ッ!ウ~ッ!」と言っておりました…。 それと「カツン!カツン!」という、硬いものと硬いものがぶつかるような音の正体は、上のカメ(オス)の腹側が、下のカメ(メス)の甲羅に当たる音でした。 これもまた、うめき声と同じく2秒間隔で「カツン!カツン!」と音がしておりました…。 そして、カメ好き?の少女と私で数分間、一部始終を見届けたんですね。 しばらくして、オスがメスの背中から降りると、メスは逃げるようにオスから遠ざかっていきました。 そして、まだ興奮覚めやら無いままに、その場を私が離れようとした時、オスが今まで見たことも無いようなスピードでメスを追いかけていき、再びメスの背中に乗ったのです! 「ウ~ッ!ウ~ッ!」「カツン!カツン!」 私は、カメ好き?の少女と、再び響き渡る謎のうめき声を背にして、その場を立ち去りました。 カメ恐るべし…!
前回の話の、続きです。 そんな訳で、会社が数多く集まっていそうな団体(商工会議所・協会・組合など)の住所をタウンページで探して、それらに飛び込み訪問をすることにしました。 『経営にお困りの会社さんはありませんか?』 という切り口で、会社を紹介してもらえるような関係を作れたらと思っていたのですが、何件行っても 『経営にお困りの会社さんはありませんか?』 という言葉を、私の口からなかなか言い出せないんですね。 緊張したのかって? いや、そもそも 話をしてもらえないんです。 何件も何件も飛び込み訪問をしても、いきなり受付で 『基本的にお約束の無い方とは、そういったお話はしませんので…』 という断りの対応。 『基本的にはダメと言う事は、どうすれば良いのでしょうか?』 と聞いても、『基本的にと言いますか、当方は既に提携している先生もいますし、そういった話はお受けしていないんです』 とのこと。 それなら 「基本的にダメ」 ではなく、「絶対にダメ」 だろ! と心の中で一人で突っ込んでました。 さてここからがいよいよ本題です。断られるときは決まって「お約束の無い方は…」という感じで断られるので、それなら電話をして「お約束」を取れば良いのではないか? とまず考えました。 そう思って早速、タウンページで電話番号を調べて、電話をしてみたのです。これで「お約束」が取れて、訪問することができたら、めでたしめでたしで話も終わるのですが…。 そんなに世の中は甘く無かったです。 もう電話だと愛想もなくいきなり切られる。直接、飛び込み訪問をした時の方が、まだマシでした。 そんなこんなで、最後に私が思いついたのが「飛び込み訪問をする直前に電話をする」という方法でした。するとどうでしょう。 『社長ひとりと申しますが、今から伺いますので』 と電話をして飛び込み訪問をしたところで、初めて席について話を聞いてもらえたのです。 さらに成功確率が上がったのが、『社長ひとりと申しますが、5分くらい遅れそう なので、15時過ぎにお伺いします』 という電話。これは効果絶大でした。 5分くらい遅れるも何も、そもそも 15時にアポイントは取っていない のですが、15時過ぎに 汗ダク で訪問すると、受付は結構高い確率で通過できるんです。 「15時にお約束している」と電話で言ってしまっては嘘になりますが、「5分くらい遅れそう」と電話で言うことは、嘘はついていないから問題ないかなと考えたんですね。 私が心の中で決めていた訪問時間の15時に、5分遅れそうだと言っているだけなので(笑) 私はこの営業方法を 一人時間差 と勝手に命名して、よく使いました。 もちろん人に勧められる方法ではないですが、当時はそれくらい追い込まれていたんですね。 ちなみにその時に、私と一緒にフル活動していた携帯電話の P210i は、まさに私の血と汗と涙が滲み込んでしまったからなのか、ある日突然、通話が出来なくなってしまいました。 ↓ P210i は重さ59gという、当時(もしかしたら今も)最軽量の、すばらしい携帯電話でした。 ![]() 5年前の苦しかった日々と、起業した頃の熱い思いを忘れない為にも、当時の戦友である P210i は大事に保管しています。 今でもたまに、保管してあるこの P210i を見ては、当時の自分を思い出しています。P210i よ、お前の死は、絶対に無駄にはしないからな~!
起業してから苦労した事は何ですか? という質問をされたら、私は間違いなく「営業」と答えますね。正確に言うと、私にとっての営業は「経営コンサルティング提案先を見つけること」です。 私は前職のコンサルティング会社で、部門の新規立ち上げを行った経験がありました。その経験から、ひとりで始めても何とかなるという思い(自信)が心のどこかにあったのが、良くなかったですね。 前職の時にどのような営業を行っていたかと言うと、セミナーを開催して経営コンサルティングを必要としている会社をまずは集め、セミナー終了後に個別に提案していくという形でした。 セミナーの告知はDMとFAXを大量に送るんですね。当時は企業リストもお金を払えば結構簡単に手に入ったので、送り先にも困りませんでした。 また商工会議所や●●組合、●●協会、という団体に片っ端から飛込みをして、セミナー案内を貼らせてもらったり、会員・組合員に告知をしてもらうお願いをして回りましたのです。 「あの時も成功したのだから今回もいけるだろう」と思い、私も前職の時と同じ方法でまずは提案先を増やしていこうとしたのですが、そのときふと、我に返って考えました。 企業リストの購入と、DM・FAXの送付に、いったいいくらかかるのだろうか? 前職の経験では、反応が良いときは3000社送付してセミナーへの来場が15社、悪い時は3000社送付して来場が2~3社なんて時もありました。 しかも前職と違い、私がひとりでやっている会社は知名度が全く無く、有限会社というだけで相手にしてくれない会社もあるだろうから、セミナーをしても来場してもらえる可能性は限りなく低いだろう。 セミナーに来場してもらうためには、DM・FAXをいったい何万社に送らなければならないのだろうか? いや何十万社か? それに送付先の企業リストを手に入れる費用、DMを封入する費用、FAXの電話代とDMの郵送代に、いったいいくらかかるのだろうか? 現在の資金では無理なのではないか・・・。 そんな訳で、起業して1週間も経たないうちに、いきなり壁にぶつかったんですね。 営業先が無い、という壁に。 私はマーケティングが専門外でしたし、当時は自分の専門分野ばかりを掘り下げていて、神田氏や小阪氏といったトップマーケッターのノウハウ本すら読んでいなかったので、本当に困りました。 そして私は、ついに黄色い営業先リストに手を伸ばしてしまったのです。 ↓どこの家庭にもある、営業先リストですね。 ![]() タウンページから、商工会議所・●●組合・●●協会・●●振興会といった会社の集団をとにかく抜き出して、ひらすら飛び込みを行いました。この飛び込みだけで1ヶ月が過ぎ去りました。 準備を周到にされた起業家や、マーケティングの専門家からしたら、「何やってるの?」という起業後の最初の営業手法かもしれません。今の私が5年前に戻ったとしても、同じ事はしないでしょう。 でもあの5年前の日々があったからこそ、現在の当社と私自身があると思うのです。本当に、黄色い営業先リストには、いい勉強をさせてもらいました。 ところで、黄色い営業先リストを基に、ひたすら飛び込みを行った結果はどうだったかって? それはまた次回に、詳しくお話させてもらいますね。
前回のアイデア「盗塁センター」は非常に壮大なものでしたが、今回のアイデアはもう少し実用性の高いものを・・・。 ある顧問先の社長とお話していた時のこと。 社長 「新たにもう一つ設立する会社の名前を ○#△$□ 株式会社 にしようと思うんだけれど」 私 「○#△$□ 株式会社 ですか、それはいい社名を思いつきましたね」 社長 「ただねぇ、ひとつ問題があって」 私 「どんな問題ですか?」 社長 「社名が長いし、私が勝手に考えた造語だから、一般的には分かりにくいかなと思ってね」 私 「社長の思いを込めた社名ですから、私は一般的にどうかは考えなくて良いと思いますよ」 社長 「そういってもらえると嬉しいけど。でも例えばこの社名では、領収書はもらいにくいよね?」 私 「確かに、○#△$□ 株式会社 では、領収書はもらいにくいかもしれませんね・・・」 皆さんも、会社の経費としてお金を払い領収書をもらう時、なかなか社名をわかってもらえなかったり、社名を間違われてしまった経験はありませんか? この社長はそれを気にしているのですね。 領収書をもらいやすくするために、会社名を決めるのはナンセンスだと思いますが、この社長が言われることに、私はちょっとだけ興味を持ちました。 私は考えました。領収書をもらいやすい社名って、どんな社名だろうかと。 そして社長に自信満々に言ったのです。 上様 株式会社 という社名はどうでしょうか? ↓もらった領収書のイメージはこんな感じです。 ![]() どこで領収書をもらうときでも、「上様でお願いします」と言えば、自分の会社の領収書がもらえてしまう。これって凄いですよね。日本中どこでも、上様という言葉は通じますし。 上様 株式会社 という社名は、まさに社長が気にされていた「一般的に分かりにくい」「領収書がもらいにくい」という問題を完璧にクリアーしている社名だと、我ながら感心してしまいました。 それで結局、その会社の社長は新しい会社の社名を 上様 株式会社 にしたかって? するわけ無いでしょ・・・。
皆さんも「絶対に忘れられない一言」ってありますよね? 今日は私が今でも忘れられない、衝撃を受けた一言についての話をしようと思います。 経営コンサルティング会社を退職し、自分ひとりで経営コンサルティングを始めてから2年くらい経った頃でしょうか。ある建設会社から「経営コンサルティングを頼みたいので説明に来て欲しい」という依頼がありました。 私はその会社に訪問し社長にご説明をしたのですが、思ったことをそのまま素直に言われる社長で、非常にストレートな方だなという印象でした。 そして、私の説明も終わろうとしていた時のことです。 <以下、社長と私の会話> 私 「・・・となります。以上が私からの提案内容です。その他、何かご質問はありますか?」 社長 「今まで、建設会社を指導した経験は何社くらいあるの?」 私 「はい。今まで建設関係の会社は10社程度、指導しています」 社長 「それは以前勤めていたという、コンサルティング会社での指導経験ということ?」 私 「前職でも7~8社指導しましたが、ひとりで始めてからも3社指導しています」 社長 「すごいね、ひとりで始めてからも3社指導しているんだ」 私 「はい。指導実績が全て前職の時のものでは、説得力も無いですしね」 社長 「じゃあ、通帳持ってきて」 「じゃあ、通帳持ってきて???」 いやぁ、最初は何言ってるのか、全く意味が分からなかったですね。私も一瞬「えっ?」と聞き返したような記憶があります・・・。 要は、本当に私に指導経験があるなら、私の会社の通帳に入金の記録があるはずだ、ということをこの会社の社長は言いたい訳ですね。 一瞬「えっ?」と思った私も、気を取り直して言いましたよ。「分かりました、日を改めて当社の通帳をお持ちします」と。そう言うしか、無かったですからね。あの状況では。 私の言葉を聞いて、社長は「悪い悪い、冗談だよ」とフォロー(?)を言った後に「とにかく今日の話を基に、見積を作ってきてくれるかな」と言って、その日は終わりました。 そして見積書を作成し、後日訪問したのですが・・・。 もちろん持って行きましたよ。当社の通帳 を。 ↓通帳を社長に見せながら「この会社とこの会社が建設会社です」と説明しました。ホントに。 ![]() ※注 同一商圏ではなく利害関係もなかったので社名を見せました。守秘義務もあるので。 でも本当に、嫌味ではなく良い経験をさせてもらいました。ひとりで仕事をするということは、大きい会社の看板や実績など無い訳ですから、大きい会社に勤めていた時には起きなかったことも、いろいろ起こるんですね。 話は通帳に戻りますが、実はこの「通帳持ってきて事件」の後しばらくの間、私はカバンの中に通帳を入れてました。なぜだと思います? そう。もし指導実績を聞かれたら、カバンから通帳を取り出して「この会社とこの会社が・・・」と説明しようと思っていたのです。さすがに相手も驚くだろうと。 単純ですよねぇ~、私 。 でも結局、カバンから通帳が登場する機会はありませんでしたが。。。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |
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