|
カテゴリ:新規事業開発
【問題】
シュンペーター(J.A.Schumpeter)が新古典派経済学の静態論的性質を 克服するために準備した企業家という概念は、現在はその本来の目論見を 越えて様々な理論的背景を有する人々の注目を集め、経営学、経済学、社会学、 心理学などにわたる、幅広い研究領域を作り上げている。 シュンペーター及びその学説に関する記述のうち、最も不適切なものはどれか。 1.企業家という概念は、新古典派経済学における合理的な経済人との 対比としてつくられた。 2.企業家の行動動機には、私的王国の建設・自己実現欲求・市場の 制圧という3つを挙げている。 3.シュンペーターの主著には『経済発展の理論』がある。 4.ハーバード大学に設立された『企業家史研究センター』の初代所長である。 (2002年 第2問 設問1) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 今日の紹介サイトは あるゼミの学生のシュンペーターに対する見解を述べたサイトです。 http://www1.odn.ne.jp/~cbs03800/koramu9-bekkei.htm 解説に持ってこようかとも考えましたが、 個人的意見が非常に濃いため、解説には不釣合いと思いやめました。 が、シュンペーターという人物について非常に興味深い内容になっているため 取り上げてみました。 (試験ではちょっと役に立つかはわかりませんが・・・というか多分役に立たない) ---------------------------------------------- 先日「今日の紹介サイト」で >お役に立ってますでしょうか? という呼びかけに対して 3名の方からメッセージを戴きました。 ありがとうございます!(涙) ん!? 現在の読者745名/3名=0.4%・・・・ まあ、そんなみみっちいことにはこだわらず、 この3名の方たちのためにこのコーナー存続させます! ----------------------------------- GREEに招待して戴きました! 招待して戴いたMさん、ありがとうございます! いまからいろいろと使ってみたいと思います! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【解答】 2.企業家の行動動機には、私的王国の建設・自己実現欲求・市場の 制圧という3つを挙げている。 【解説】 <シュンペーター> 世紀の経済学者マルクスと同時期を生きた悲運の経済学者。 企業家精神、イノベーション、創造的破壊等に関する研究を行った。 シュンペーターは、企業家の行動動機として、 1.私的王国の建設 2.勝利者意識 3.創造の喜び、 の3つを挙げている。 3.シュンペーターの主著には『経済発展の理論』がある。 4.ハーバード大学に設立された『企業家史研究センター』の初代所長である。 ここまで覚えている人は、そんなにいないと思いますが、 上記の企業家の行動動機については、確実に押さえておきましょう。 あとシュンペーターといえば、「創造的破壊」「新結合」「イノベーション」 以上 最後までお読み戴きありがとうございました。 明日もよろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[新規事業開発] カテゴリの最新記事
|