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ふわふわ卵

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2007年04月21日
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カテゴリ:本の感想
電撃文庫?!ってのがあるんですね。

「ミミズクと夜の王」紅玉いづき著、電撃文庫

魔王のいる森に迷い込んだミミズクという女の子。ミミズクは魔王に食べてもらいたいのだ。でも、魔王(フクロウ)は食べてくれない。魔物たちに守られて、ミミズクは、快適に暮らし始めるのだが、人間に、救出(?)されてフクロウはとらわれてしまう。

こんなことをのっけに書くと、ブーイングの嵐にみまわれそうだけど、このお話、私が高校生の頃ノートに書いたファンタジーに、とても雰囲気が似ていました。

すごくいい意味で、一直線にきれいごとなんです。
ミミズクやフクロウのせりふまわしや、ミミズクの生きてきた背景の描き方などに、微妙な違和感が消えなかったのだけど、最後は、思わず涙が出てきてしまいました。

荒削りな感じはありましたが、著者の思いは伝わってきました。
有川浩さん、絶賛です。

表紙、原画が欲しいくらいでした。

この作者さん、次はどんなお話をしてくれるんだろう。






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最終更新日  2007年04月21日 11時53分48秒
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