カテゴリ:本の感想
電撃文庫?!ってのがあるんですね。
「ミミズクと夜の王」紅玉いづき著、電撃文庫 魔王のいる森に迷い込んだミミズクという女の子。ミミズクは魔王に食べてもらいたいのだ。でも、魔王(フクロウ)は食べてくれない。魔物たちに守られて、ミミズクは、快適に暮らし始めるのだが、人間に、救出(?)されてフクロウはとらわれてしまう。 こんなことをのっけに書くと、ブーイングの嵐にみまわれそうだけど、このお話、私が高校生の頃ノートに書いたファンタジーに、とても雰囲気が似ていました。 すごくいい意味で、一直線にきれいごとなんです。 ミミズクやフクロウのせりふまわしや、ミミズクの生きてきた背景の描き方などに、微妙な違和感が消えなかったのだけど、最後は、思わず涙が出てきてしまいました。 荒削りな感じはありましたが、著者の思いは伝わってきました。 有川浩さん、絶賛です。 表紙、原画が欲しいくらいでした。 この作者さん、次はどんなお話をしてくれるんだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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