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2006年01月13日
カテゴリ：仕事の事
とうとう知っちゃったわ～。 “一体いくらなんだろう？？” と思っていた金額を知っちゃった。 何の話かというとね、 それは免税手続きで違反をした人の罰金の事なの。 マルサといっていいのかな? 彼らのチェックが最近厳しくなっているのか、 以前は滅多に彼らの活動を目にすることは無かったのに、 最近ちょくちょく私達にコンタクトしてくるんだよね。 この間もチェックインカウンターにいたら、 マルサの人達がやってきて、 ある文章を日本語に訳して紙に書いてくれと言ってきたのよ。 その文章はこれ。 “私達は税務官です。先程免税手続きした指輪を見せてくれますか。” こういわれた時にちゃんとその品物を持っていれば 何の問題もないのだけれど、持っていなければ 多大な罰金を払う事になるんだよね。 さて、前置きがいつものように長々となってしまったけれど（笑）、 今回こんな事があったのよ。 搭乗口にヘルプとしていっていた私だったのよ。 そしたらそのフライトに乗る予定だったお客さん達が 免税トラブルで捕まってしまい、そのフライトには乗れなくなったのね。 そして税関員の方から 「通訳が必要なので、誰か送ってくれない?」 と言われたのよ。 その時一番暇そうだったのが私だったので（笑） 私が通訳しに税務官達がいる所に行ったのよ。 私が行った時にはね、お客さん達は免税違反をもう受け入れていて、 免税書類を破棄される手続きの真っ最中だったのよ。 お客さんは２人組だったのだけれど、私が行った時には３人いたのよ。 １人こちらに住んでいる見送りの人がいて、 その人が彼らの通訳をしていたのよ。 ここでちょっとおかしいと思うでしょ。 私は通訳として行かされたはずなのに、必要なかったのよ。 行ってみたら通訳としてではなく、 この後のうちの飛行機についての相談があって呼ばれたのよ。 なるべく早い飛行機で帰りたい、、、という話だったの。 彼らの航空券は、本来変更のきかない物だったの。 でも事情が事情なので、ある程度の手数料を払ってもらう事で 次の飛行機に乗ってもらうことにしたのよ。 次のフライトは相手機材のコードシェア便で、 相手側はものすごいオーバーブッキング状態だったのよ。 うちの方側は空きがあったので予約をすぐに入れたのだけれど 問題は予約変更の手数料だったのよ。 そのフライトが出発する時間にはうちのスタッフはいないので、 その人達がちゃんと手数料を払ったかどうか確認する事が出来ないのよ。 なので私が彼らに付き添って、予約変更手数料を払わせる事になったのよ。 そうすれば、そのまま私が払ったという用紙を手に入れる事ができるので。 それでね、本来なら通訳は要らなかったのだから、 次の飛行機の予約を入れた事が出来た段階で、 私はその場から去る事は出来たのよ。 でも予約変更手数料を払ってもらわなければいけないでしょ。 その為にずっとその場でお客達といる羽目になっちゃってね。 でもそのお陰で、罰金がいくらなのか知っちゃったんだよね。 罰金はいくらだと思います? なんと、、、今のレートだと日本円で約７０万円程だったのよ!＼(◎o◎)／ 今回の人達は沢山の物を買って沢山の免税手続きをしたのだけれど、 もしね、たった１つの物を買って免税手続きしてから こちらにいる誰かにあげたとするじゃない。 それも脱税になるので、同じ罰金になっちゃうんだよね。 ほんのちょっとのお金を手に入れるために こんなに多大な罰金を払わなければいけなくなるなんて、 バカバカしいよね～。 見つかったら罰金だけでなく、免税手続きも一切ダメになるしね。 ちなみに今回のお客さんは、客商売している人で、 大勢の人に色々な物を買うようにお願いされてきたんだって。 沢山ありすぎたので、前もって日本に品物を送ってしまったんだって。 それらの免税手続きをしようとしたのだけれど、 手続きの時に品物を見せなければいけないじゃない。 見せる事が出来なく、どういう経過だったのかはっきりとは分からないけれど マルサに捕まって、多大な罰金を払う羽目になっちゃったのよ。 本当に最近、この空港ではこのトラブルを ちょくちょく見かけるようになっているので くれぐれも皆さん気をつけるようにね。。。(^_-) お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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