カテゴリ:旅・アウトドア
お盆や夏休みが終わった
世間が静かになったので日陰者の活動再開。 朝6時35分出発。 天気はわりと晴れている方か、空気がひんやりして夏の終わりを感じさせた。 今回は国道44号線を走って厚岸まで行くのだが、早朝にも関わらず 予想外に国道44号線の交通量は多かった。 別保を過ぎると今日最大の難所にアタック。 十数年以上前、キャンプ装備を背負ってMTBで走って吐きそうになった坂道だ。 斜度がキツくて長い。 今回の自転車はMTBじゃなくて20インチの折りたたみ自転車だ 前回のキャンプ(来止臥)以来、大がかりな改造をやって 内装式三段変速にしたのだが、それでもやっぱりキビシイ! 車が多くて、ただでさえ身体が酸素を求めて必死に呼吸しているのに そこに車の排気ガスを吸わされるのだから、気持ち悪くなって吐きそうになった(__ __|||)。 一速にシフトダウンして時速11キロのペースでかろうじて上る これでも降りて自転車押して歩くよりは三倍は早いぞと自分に言い聞かせながら。 改造前の固定ギアなら途中でギブアップして押して歩いたことだろう。 深山の山岳地帯?を越えてからは路面状態の悪さに閉口。 車が走る路面はいいのだが、自転車が走る路肩が酷すぎ。 ひび割れでこぼこはまだ我慢するけど、路肩の白線辺りまで雑草で 自転車が走れる部分が無い!ほとんど白線の上を綱渡り状態で走る 車が多いので冷や冷やモノだ。 そんな綱渡り状態のときに向かいの車線から来る大型トラックを その後ろから大型トラックが追い越しをかけてきて 私の右肩をかすめてすれ違ったときには オレを殺す気かゴ━━━━(# ゚Д゚)━━━━ルァ!!だった なんであのタイミングで追い越しをかける? 狙っていたのか? あの狭い道路で私と追い越されるトラックと追い越すトラックが 横一線にならんだんだぞ! マジで殺されるかと思ったよ。 そんなこんなでどうやら厚岸の領域に入ったらしい。 尾幌の辺りで自販機があったので休憩がてらボトルに水を補給した。 もうすぐ9時になるところ。 尾幌から先は路肩も広くなって走りやすくなった。 セブンイレブンがあったけどブラインドが降りていて 閉店なのか開店前なのかが判らなかった。 9時になった 厚岸望洋台まで来た。 ここまで来る頃にはけっこう脚がキていて、ちょっとした上り坂でも とてもキビシク感じた。 この十字架が見えてくると厚岸に来たんだなぁ~と実感する。 懐かしいなほんと、十年ぶりか・・・・ 9時半前には厚岸入りしたが さて、このまま筑紫恋キャンプ場まで行くか それとも厚岸駅へ行って『かきめし弁当』を食べるべきか? とりあえず駅へ行ってそこからyに電話した。 そして『かきめし弁当』を食べてからキャンプ場へ行く事にした。 厚岸限定『かきめし弁当』980円 十数年ぶりで食べたけど、変わらない味だった。 濃いめの味付けが疲れた身体には( ゚Д゚)ウマー。 しかし画像で見るとグロテスク感を感じるのは私だけか? 『かきめし弁当』が売っているキヨスクと私のザック。 一泊二日のキャンプでもDANA DESIGN Terraplane(笑) これぞ大は小を兼ねる! 装備品の少ない一泊二日の夏キャンプなら50リットルくらいのザックを使えば 1.5キロは装備も軽くなるんだけどなぁ・・・。 11時ちょいには筑紫恋キャンプ場に到着した。 厚岸といえば海のイメージだけど、このキャンプ場は山に囲まれた感じで 里山のキャンプ場みたいだ、海は全く見えない。 私の他には車で来て今は霧多布までサイクリングに出かけている客が一人だけらしい。 どこがテントサイトか判らなかったので適当に奥の芝生の上にテントを張った。 何故かウンチがそこかしこに落ちている^^; 大改造後の愛車をデジカメでいろいろと撮ってから、買ったばかりのアークテリクスCierzo18に パンク修理道具とレインウエアーと長袖シャツとトイレットペーパーを入れて 自転車に乗って今回の旅行のミッションの遂行に出かける。 田舎のメイン通りを行くのはなんか楽しい。 都会?じゃ大型店に個人商店が駆逐されて消えていったけど 田舎には今でも個人商店が存在していてそれがとても懐かしい感じ。 街ではウルサイ選挙カーもここは関係ないみたいだ。 一瞬、人が倒れていると思ってビックリした (;゙゚'ω゚') 小さな靴屋さんの前にあったのだ。 やっぱり漁村、漁師さんが使うんだね、コレ。 厚岸大橋は工事中だった。 昔来たときも工事中だったような気が・・・。 10年前はサティだった店舗がポスフールに変わっていた。 懐かしい懐かしい教会を見に行ったり 道の駅、コンキリエへ行ったり コンキリエの入り口の近くに白い椅子とテーブルが。 私の脳内ではその光景が地中海のリゾート地ということになっていた(向こうに見えるはエーゲ海) そして今回のミッションである厚岸名産『かきカレー』をゲットした。 10年前に買ったことのある品物だが今でも売っているのか半信半疑だったが。 コンキリエ後は福住(そば屋)へ。 ここに来たのは10年ぶりでかき蕎麦を食べるため。 店の中は10年前と全く変わりがなかった 店のおばさんが老けた以外は。 かき蕎麦 だしがとても効いているのは良いけどちょっとしょっぱかった。 麺はあまり蕎麦っぽくなくてうどんと蕎麦の中間みたいな感じ。 1200円だったけど、次に来ることはないんじゃないかな。 キャンプ場に戻ってみると、エゾシカの群れが。 あのウンチの正体はおまいらだったのか。 かなり接近しても逃げなくて、かえって好奇心満々でこっちを見る。 まだ夕方の4時だけど、途中のセイコマで買った納豆巻とビールで晩飯。 久しぶりで( ゚Д゚)ウマーなビールを飲んだ 五臓六腑に染み渡るって感じ。 山越えでしこたま汗かいて脱水したからか。 日が暮れて暗くなるとやること無いんで早々と眠りたかったのだが 車で来て昼間霧多布までサイクリングに行っていたキャンパーが戻ってきていて そいつが泊まっているバンガローのドアを開け放って 「キミのーゆくー道は~、はてしーなくー遠い~ なのにーなぁーぜー、歯をくーいしーばぁーりー キミはぁーゆくーのかー、果てしーない道を-ーー!!」と大声で歌い始めたのだ! 「キミが」のキミって自分のことか?今日、霧多布まで走った自分のことか? 自己陶酔のナルちゃんかぁ? しかも時を同じくして一人のキャンパーが私のテントの近くにテントを張ったのだ。 ただそれだけなら問題は無いのだが、今度はそいつがラジカセで音楽を鳴らし始めたのだ。 その音楽とは、懐かしの80年代ヒット歌謡メドレー! チェッカーズその他、あの頃の若者が聴いていた歌ばっかり そいつを永延と止まることなく流し続けている。 バンガローの歌と隣のテントの懐かしの80年代ヒット歌謡メドレー 私を入れてもたった三人しかキャンパーのいないキャンプ場なのに 全くもってうるさい!!"┐( -""-)┌ ヤレヤレ" こんなときの為に用意してあった耳栓を使う事にした。 耳栓による不自然な静寂の最中、できれば眠りたいと願いつつ 筑紫恋キャンプ場の夜は更けてゆくのだった・・・・。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.29 09:39:47
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