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カテゴリ:コスコジについて
前に山口周さんが言っていたのですが 21世紀に入って大きく成長した会社は、その会社の成長分の9割が市場の成長によって実現してるらしいのです。 成長には二つしかなくて、市場が成長してるか、シェアを奪うか。だから成長したければ「どうやるか?」より「どこにいるか?」の方が重要だってことです。なぜならシェアを奪いながら成長するのは1割しかないということだから。 もうひとつ、これも木下斉さんが言っていたのですが、年収は個人の能力ではなく大抵は「住む地域」と「働く業界」で決まると。これもさっきの話と大きく被ってるなと思うんですよね。 ここで気になってくるのが、自分が本当にやりたい仕事。本当にやりたい業種がすでに成熟しきっていたり、すでに衰退してる場合なんです。 そうなると成長って視点から見ると二つしか方法はなくて ・好きなことをやって1割しかないところを必死に取りにいって成長するのか。 ・好きとは言えないけど成長する(成長してる)だろう場所に自分の身を置くのか。 になるかなと思います。どちらが良い悪いではなく自分が面白そうとか、楽しそうで選べはいいかなと思います。 ただもうひとつは僕からの提案で、そもそも成長を求めないという生き方やり方もあると思っています。 「小さく始めて 小さなままいる」 だからってそれがラクってことはないですが、小ささというのはある意味「強さ」でもあるし、好きなことをやってる自分を人生トータルで考えた時に一番いいと思うことはたくさんあると思うんですよね。 ここで話は終わりなんですが、なんでこんな事を考えているかと言うと、大学に入った娘の事を考えての事です。 娘には、この大学4年は色々な経験して「自分自身を知る」時間に当てて欲しいと伝えてます。 自分は本当のところ何が好きで(嫌いで)何に強く興味を惹かれ、人が大変そうにやってるのに自分にとっては楽に楽しくできる事はなにか? それを概ね理解できるようになって欲しいなって。 それは「自分をどこに置くのか?」を考えるにはまず自分を知らないと始まらないからです。 ポジショニング。 居場所。 これが本当に大事だと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.06.24 14:57:16
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