テーマ:暮らしを楽しむ(384668)
カテゴリ:コト
去年の12月24日、 わたしは出産のために 病院の陣痛室にいました。 前日に破水して駆け込んだものの、 そこからまったく進まないお産。 不安と焦り、それに ばあばのうちで見てもらっている 上の娘のことが 気がかりでなりませんでした。 そんなとき、父と母が ケーキを差し入れてくれたのです。 控え室で夫と4人、 缶の紅茶と食べたケーキの味は 今も忘れられません。 妙なクリスマスになったねと みんなで笑い合って、 心がほぐれて楽になりました。 あのケーキはわたしにとって 何よりのプレゼントだったと、 一年経った今では 本当にそう感じます。 ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ ‥ そして迎えたことしのクリスマスイブ。 前の晩に焼いたケーキを娘と飾り、 ツリーのあかりを灯し、 たまたま遊びに来ていた両親も一緒に クリスマスの食卓を囲みました。 去年はなかったちいさな笑顔。 翌朝はプレゼントに喜ぶ明るい歓声。 キリスト教に接したのは 幼稚園児のころと結婚式のときだけ、 のわたしですが、 どこにいても いくつになっても クリスマスっていいなあと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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