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テーマ:本のある暮らし(3185)
カテゴリ:本のある暮しあるいは村上春樹
春分の日で休みの今日、マム&舞姫は のんびりと遅い朝食をとっていました。 やはりのんきにテレビを見ていたイカちゃんが ふっと思い出したように、自然な感じで きりだしました。 「サイバラんとこの かもちゃんが死んだってよ」。 えっ、どうして?どうしたの? マムも舞も驚きました。 * マムの本棚には西原理恵子本がたくさん おさまっています。 ある記事がもとであっというまに廃刊になった “マルコ・ポーロ”にてはじめて見た西原漫画 の【鳥頭紀行】には度肝を抜かれました。 汚い字に汚い絵に 下品な言いまわし!!! 犯罪的物語り!!! 読みにくいことこのうえありませんでした。 が、面白いんですこれが。 完全に世の道を踏み外しちゃってるのが 痛快なわけです。 そしてこれがもとでマムは西原の本を読み漁り だしました。 かもちゃんは西原のアマゾン紀行にはじめてでて きます。カメラマンとして同行し、帰りには だんなさんとなっていたわけです。 * かもちゃんは戦場カメラマンとしてカンボジアや 中東の戦地をくぐりぬけた人です。 師は2004年にイラクで亡くなられた、 あの橋田信介さんで、 兄貴分は勝谷誠彦さんです。 彼は長い中東、アジアの生活でアルコールと薬で 体の健康を蝕まれていたようで、西原本では その行状がオモシロオカシクかかれているのですが かもちゃんとの実際の生活はとっても大変だったようです。 かもちゃんは西原漫画には常にパンツいっちょうか全裸ででてきます かもちゃんはアルコール中毒を治すため精神病院の閉鎖病棟 に入れられたりするのですが、結局はよくならず、西原と わかれることになるわけです。 が、 嫌いでわかれたわけではないので西原はなにかとかもちゃんを 助け、周囲からは「再婚は必至」とみられ、現実よりをもどした のでした。 * 西原や二人の子供に看取られてよかったなね、かもちゃん。 * * イカが記事がのっている毎日新聞を手渡してくれました。 マムにさしだしながら、こういいました。 「切りとって、西原の本にはさんどいてやれよ」 と。 * 鴨志田穣 プロフィール * アジアパー伝 鳥頭紀行(ジャングル編) 鳥頭紀行 * 記事はイカに言われたとおり切り取って はさみました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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