|
カテゴリ:大好きな奈良
2月10日:興福院→正暦寺→円照寺 2月11日:円照寺→奈良国立博物館
こんぶいん 法蓮山興福院 住所:奈良県奈良市法蓮町881 アクセス:近鉄奈良線近鉄奈良駅から 奈良交通バス「自衛隊前」「西大寺」行き、 「佐保小学校前」下車、徒歩5分 興福院客殿玄関 佐保山の中腹に優しくたたずむ尼寺。 それが興福院です。 拝観は予約のみというお寺さんで、 マムは何年もしつこく電話予約を したのだけど、「その日はお勤めがある」 やら「お客さんがくる」だのとアレコレ いわれつづけて早3年。 これじゃあ非公開って断言してくれたほうが ましだ・・・ってやさぐれていたらららら 拝観がかなったの! 本堂 扁額 興福院は伽藍がどうたらこうたらではなくて 小堀遠州好みの庭で有名です。 いにしえびとが、 「佐保山の佐保姫が息をふきかけると 奈良に春がおとずれる」って言ったん だけど、まさに佐保路の春は佐保山の 興福院からね。 ちなみに秋は竜田山の竜田姫が 息をふきかけるの まだ、春には早くて、梅の枝には花は なく木々も寂しい色だったけれど、 想像するだけでも楽しいお庭です。 さつきが咲き乱れるらしい・・・ 手水鉢 手水鉢 本堂の庇には大きな蜂の巣(からっぽ)が ぶらさがっていました。 老いた尼さんがキャーキャーって 蜂の巣をみて騒ぐのも可愛いなあ・・・。 で、本堂がでたところで、 そこにおいでのご本尊さまのことを話さねば。 マムははっきり言いますけど、 建物やお庭は二の次なんですっ。 お仏像さんが第1なのね。 で、 この興福院のご本尊さんは 天平時代の木心乾漆(もくしんかんしつ) の阿弥陀三尊さんです。 「へ~、天平!」と思える技術のしっかり した、お顔がやさしい阿弥陀さんです。 説明によると明治の初めにかなりの 補修をされたとのことです。 けど、 とてもいいお仏像さんですよ。 マム満足。 興福院のしおりには要予約って やっぱり明記されているんだけど・・・ 拝観は難しい尼寺さんねぇ。 今日、説明をしてくださった老尼さんの声は まさしく、いつも電話であ~だコ~ダって いって拝観させてくれなかったお方であり ましたっ 笑 次回は菩提山正暦寺へ *この興福院に関しては「日本のこと 日本のもの」に 新たに加筆して再構成しています。ご覧ください。 多田宏九段と入江康仁四段 友人の合気道家入江康仁四段 (桜堤合気道稽古会・阿佐ヶ谷校セレスタ) のホームページがリニューアルし アドレスがかわりました。 コチラをごらんくださるよう お願いいたします。 こちらもマムの友人で、 本の紹介です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大好きな奈良] カテゴリの最新記事
|