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カテゴリ:アゲハ、その他の自然観察
アゲハ1 神聖なるアゲハの蛹化
羽化したばかりのナミアゲハ↑ はじまりは、 8月20日のことでした。 店のドア脇に置いた小さな鉢の 柚子の葉に無数の黒い虫がついて いました。 子供が小さな頃、なんどもアゲハの幼虫を 飼育したことがあるマムは「アゲハ!?」と 思ったのですが、そのムシはあまりに小さく、 模様がわからず確信はできませんでした。 が、「やってみなはれ」精神旺盛なマムは やってみました 笑。 ちいさなムシが最初の脱皮をし、それが やはりアゲハの幼虫と判明! さあ、マムおかんの奮戦おおわらわが 火ぶたをきったのでした。 大笑 2010年09月01日 柚子の鉢植えに盛んにナミアゲハが やってきます。 彼女らはおしりをちょんちょんと葉っぱ くっつけます。 お尻をくっつけたあたりを見回すと、 黄色みを帯びた卵がっ。 2010年09月08日アゲハの卵1 2010年09月10日アゲハの卵2 2日後には、 直径1.5mm程の卵の中に黒いもの が見えだしました。 その翌日、ちいさなムシが 生まれました。 2010年09月11日アゲハの1齢幼虫 2010年09月12日アゲハの2齢幼虫 2010年09月13日アゲハの3齢幼虫 大きくなるにつれて、鳥から身を守る ために鳥の糞のような様相をおびて 自らを守ります。 アゲハが卵から成虫になるのは1~2% といわれています。 マムは、なんとか成虫にしてどの子供も 羽ばたかせようと必死です。 姫というにはちと抵抗がありますが、 まるで「虫愛づる姫君」のマム。 さすがに、 ナウシカとは言えませぬ 笑。 仕事が暇なことをいいことに ヤンキー座りして 日がな一日眺めます。 ◆アゲハの飼育に関しての注意◆ ・マムが観察したのはナミアゲハです。アゲハは種類によって このむ食草が違います。ナミアゲハは柑橘系の葉や山椒の葉 です。キアゲハはセリ、パセリ、ニンジンの葉です。カラス アゲハは、コクサギ、カラスザンショウなどです。飼育する 場合は捕獲した木々の葉しか食べませんので、その葉を用意 しなければなりません。そういう意味では、食草が手にはい りやすいアゲハを飼育されることをおすすめします。また、 なるべく新しい葉(柔らかい葉)用意してください。生まれた ての1齢幼虫は古いかたい葉を食べるのは容易ではなく弱り 衰弱死する場合があります。成長した幼虫でも古い葉は、な かなか受け付けません。 ・食草を瓶に生けて飼育する場合は、水に落ちることがまま あります。瓶の口はラップで隙間がないようにしましょう。 つづく *アゲハ観察1 神聖なる蛹化 *アゲハ観察2 卵から孵化 *アゲハ観察3 はらぺこあおむしがなる木 *アゲハ観察4 前蛹化 *アゲハ観察5 蛹化の様子 アゲハ観察6 揚羽麗子の羽化 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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