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テーマ:本のある暮らし(3214)
カテゴリ:林檎的ということ
One piece (巻16) 尾田 栄一郎 (著)
”或る言葉の確かなる存在感”と”医者という職業の持つ多聞のひとつ” 僕は失業中にある漫画オタクである友人(兄妹)より”是非読むべし”と“16巻と17巻だけでも読んでみて!”といわれた。本来ジャンプ少年だった僕が、ある時を境に”完結していないものは読まない主義”にシフトしていた自身を恥ずべきこと、として今鑑みる。 前置きは長いが、とにかく”ダマされたと思って”でも読んでみてください! これは”海洋ロマン”と位置づけされているが、”ただ、ひたすらと、とってもいい物語”である。主人公たちはもとより、敵役たちの正義する見事に描ききられている作品である。また、単純に誰も傷つかないわけではないが、人がほとんど倒されて死に至ることが無い。 だが、この巻は特別である。ある医者が死ぬ。 さて、ちょっと話は変わるが、誰もが聞き口にする、”医者、弁護士、パイロット、保母さん、野球選手……”。人が幼少の頃かならず憧れる、という”なりたい職業”なる言葉。その語の本来意味するものに最も近く、医者を志すもの、全ての医大生、既にお医者さんの方、また、これを読んで将来医者になりたい! と思った人への著者からのメッセージ的意味合いを含意している。のかもしれない、と素ら思った。 ”何でも治せる医者になるんだ!!!”(チョッパー)へ続く17巻と共に全国民必読の書である。などと吠えてみた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年01月30日 02時37分51秒
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