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テーマ:本のある暮らし(3214)
カテゴリ:林檎的ということ
69 sixty nine 妻夫木聡
この原作もさることながら、DVDもあまりの青春っぷりに必見ですね。 2005/02/10 僕は、ほとんど本を再読。したことがない。が、 村上龍『69』は別である。 何故だかは、意味不明だった名詞句の羅列が面白かった中3の時。 何も読むモノが無くしょうがなく読んだ、高2。 やっと出てくる文字を理解できるように、とうか共感したい! と思えた浪人時代。 この三回の読書体験は、僕がほのかに大学入学時に”佐世保”出身のキュートな女の子がいたという事実。に、思わず”本の話”なんてしてしまった過去、より、多分に贔屓目です。 東京大学の入学生の存在しない1969年という僕の知らない日本、を最もダサ恰好良く教えてくれた、社会の教科書。 みたいなものが、『GO』等で見せた宮藤官九郎脚本、に加え、CMのアートディレクターであり小説家である李監督のみせた、奇跡の映画化!! ちょっと痛快さ、に欠ける日本に妻夫木君などの好演が、きっと明るい日本の未来みたいなものを過去より描き出した、温故知新な、且つ刊行後ずいぶん遅れての、期待の映画化!! でもある。のでぜひ、ご覧になって、その後、読んでない人は、原作の方も違った意味で、いつ読んでも新鮮な小説なので、読んでください!! と、村上龍ファンでもないのにかなりオススメです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005年03月20日 09時06分54秒
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