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カテゴリ:地元観光
をみなえし 佐紀澤に生ふる 花かつみ
かつても知らぬ 恋もするかも ・・・・万葉集 巻第四 陸奥の 安積の沼の 花かつみ かつ見る人に 恋ひやわたらむ ・・・・古今和歌集 巻第十四 松尾芭蕉が郡山市の安積山付近で花かつみを探し求めたが、知る人はいなかったという。 ・・・・奥の細道 そんな「幻の花 花かつみ 一般公開中」のノボリを見て、 知多郡阿久比町の花かつみ園へ行ってみた。 花かつみとは、野花菖蒲、野生の花菖蒲であった。 花菖蒲の元になったものらしい。 普通の花菖蒲よりも葉が細く、か細く可憐にみえる。 500年前に伯耆の国から移植され、尾張14代藩主に献上した後で 門外不出となった。 また珍しい花ということから、一時盗掘されて絶滅したかに思われたが、 愛好家が1株を見つけて以来、大事に守られている。 今年は公開が6月4日から18日までだが、 まだつぼみの方が多いようであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.12 06:54:49
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