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ユッケを食べて食中毒で死亡が報じられている。
古い時代の田舎育ちのoyajiには生肉を食べること自体、かなりの抵抗がある。 流通も良くなかったから、新鮮な魚肉は手に入らない。 そして周りには沢山の中毒例があったのか、親からは色々と教わっている。 生肉は食べてはいけない、生の豚肉は絶対だめ、サナダ虫がいる。 (サナダ虫のホルマリン漬け標本は小学校の理科室にあり、見るも恐ろしい姿・長さだった) 魚にも寄生虫がいることがある、生野菜も。 当時は検便で寄生虫検査をするとかなりの数の生徒に寄生虫が見つかったものだ。 その頃からは随分と流通、冷凍技術など衛生管理が良くなったものだが、 それでもoyajiには不安がある。 それに加えて、外国の料理・・・ 日本の環境で長い年月をかけて、何が安全か、何が危ないかが分かってきたものではない。 というのは、その土地の料理など、その土地の環境の中で成立していると思っている。 例えば、タイ料理 oyajiはタイにいる間、日本では食べたことのないものを色々食べた。 あのソムタム(パパイヤとニンジンのサラダ、唐辛子入り)も好物になった。 これはソムタム・タイであるが、ソムタム・プーというのもある。 ソムタム・プーは、ソムタム・タイに生の川カニを入れて潰したもの。 これだけはいつもタイ人に「日本人は絶対食べない方がいい」といわれていた。 日本人だとほぼ100%下痢を起こす。 だけどタイ人は好んで食べる。 なぜか? 料理の材料の問題ではなく、そのほかの生活環境の違いだと思っている。 食べ慣れていて、耐性があるのかもしれない、もしかしたらあの辛い唐辛子をいつもパクパク食べているためにカプサイシンの殺菌作用があるのかもしれない。 衛生状態だけの問題ではないのだ。 日本人は水道水の水をそのまま飲めるが、一部の外国人は飲むと下痢をする。 いわゆる水が合わないというやつ。 日本の中で守られながら、ぬくぬくと育ってきたという自覚を持ちながら、外国に接するべきだろう。 外国料理も同じ。 それなりの覚悟を持って接しなければならない。 oyajiはタイに赴任している間に、強烈な下痢腹痛に襲われたことはなかった。 幸運もあったが、努めて同じような環境に溶け込もうとしたこともあったろう。 青唐辛子の辛さにも慣れた。 そして、なによりも自分の舌を信じた。 一度口にしても、味に異常を感じたり、自分に合わないと思ったら、躊躇せず吐きだした。 (もっともO-111など細菌が付いていても味は変わらないらしいが) タイへ行ったら青唐辛子を食べよう、韓国へ行ったら赤唐辛子を食べよう。 そしてたらふくビールを飲んでアルコール消毒。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.05.08 12:54:12
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