ロイヤルアルバートロイヤルアルバートはイギリスの陶磁器メーカー。1896年にトーマス・ワイルドとトーマス・クラーク・ワイルド親子が創業。ブランド名はビクトリア女王の夫アルバート公と女王の孫アルバート・ジョージ皇太子(のちのジョージ5世)にちなみ。 1897年にはビクトリア女王即位60周年記念の記念品を依頼され、1904年に「ロイヤル」の称号を得ます。 1962年に「オールドカントリーローズ」を発表。単一デザインで総生産1億ピース以上を誇り、世界最大生産数のベストセラー。 「オールドカントリーローズ」の「モントローズシェイプ」(カップの形というか、カーブというか)は、紅茶を最もおいしく飲むための究極のシェイプといわれています。 (以下、カップのシェイプについてマニアックになりますが)「モントローズシェイプ」は、上半分が横に広がっています。紅茶は、沸騰したてのお湯を注いで、その温度をできるだけ保つために、前もってティーカップやポットを温めたり、ティコジーなどかぶせたりするんで、できあがり時の温度が熱いですね。でも、実際、飲むときにやけどするのは困るので、紅茶の表面積部分を大きくして、口をつける部分を飲み頃の温度にするためだそうです。美味しく飲むための工夫ですね。 で、カップの下半分は丸くふくらんでいて、対流させて、紅茶の温度とうまみを保てるようになっているそうです。あと、底のほうですが、高台(スカートとかいうやつ)は、ついてる物が正式なタイプ、ついていない物がカジュアルなタイプといわれるそうですが、ただの飾りでなくて、機能もちゃんとあります。高台がついていると、カップの底からソーサーへ直接くっついていないので、熱が奪われにくくなり、美味しさを保てると。 とても細かいことで、なんですが、ささいなひと手間の膨大な積み重ねが「良質」を生み出すわけなんで、それを絶え間なく続けてきて、歴史となっているのがブランドかなと思ってます。感動がありますなあ。子供が大きくなったら、美しく機能的なこのティーカップで紅茶を飲みたいです。ベストセラーで売れているせいか、手ごろな値段も魅力的ですね。そういうのも好きでなあ。 ↓ロイヤルアルバートの紅茶☆クリックするとショップへ♪ ロイヤルアルバート 紅茶セット<25> 《ロイヤルアルバート》 ドリップティーバッグ詰合せ ロイヤルアルバート ドリップティーギフト ATJ-50 ↓ロイヤルアルバートの磁器など☆クリックするとショップへ♪ ROYAL ALBERT (ロイヤルアルバート)オールドカントリーローズ ペアティー碗皿(200ml) ROYAL ALBERT (ロイヤルアルバート) レディーアスコット ペアティー碗皿(200ml) イギリス陶磁器紀行 |