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紙婚式(山本文緒)
2006年3月2日読了。8篇からなる短編集。 著者の作品は結構好きである。そして今回の短編集は良かったと思う。 本当の愛とは何か、夫婦って何か、を色んな角度から書いた作品たち。 なんか本当にありそうな物語ばかりでドッキリしてしまったり、あまりの希望のなさに失望しながらもこんなものかも、と思ったり。 愛や家族はいったいどこへ行くのだ、どうなってしまうのか、と心配になったりした。 日本も文化的に愛や生きがいや情熱に重きを置く文化になれば良いなと思う。もう豊かになって久しい国なのだから…。 その考えと一緒になんだか希望のある物語も含まれていた。バツイチや秋茄子や紙婚式は希望が感じられたと思う。 読んでいてもっとドラマティックと言うかショッキングなひねりがあるのか?と思うも結構地味な展開であったりもした。例えば近親相姦だとか虐待だとかそう言ったことは描かれていなかった。 それがとっても日常的に感じる理由かも知れない。勿論虐待(言葉や態度は特に)はそんなに珍しい事ではないので、それも日常的な事ではあるのだが…。 流石は直木賞作家という作品。 お勧め度:9 C猫の書評集はこちら。 March 2, 2006 6:37pm (EST) [本]カテゴリの最新記事
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