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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2008.02.23
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 本筋とは関係ないのですが、パトリックの上司マネキン大佐はフィンランド人という設定だそうで、ふとフィンランドの外交姿勢について考えてみた管理人です(笑)冷戦時代のフィンランドは面白い国で、西側資本主義陣営の一員でありながら外交・国防では旧ソ連寄りの立場を取りつつNATOにも旧ワルシャワ条約機構にも加わらない非同盟中立的なポジションで独立と平和を保ってきた国でした。なお、冷戦終結後はEUに加盟して完全に西側陣営となっています。
 というわけで、本日のガンダム00は昼勤中のため録画でチェック。

《#20  変革の刃》

 ガンダムのビーム兵器の影響によると思われる患部の幹細胞の障害で、ルイスの左手に対する再生治療が不可能と知らされて落胆する沙慈。帰路に就く途中に届いたルイスからの励ましのメールに沙慈はただ涙する・・・

 激化するソレスタルビーイングの武力介入に対し、ユニオン・AEU・人革連は国連の管理下で軍事同盟を締結、ソレスタルビーイングに対抗するための史上最大規模の国連軍が発足することになった。
 アザディスタン王国でニュースに見入るマリナとシーリン。自分たちの武力介入によって世界を一つにまとめるというソレスタルビーイングの筋書き通りだと見るシーリンだが、マリナは疑問を隠せない。戦いで戦いを否定して平和を勝ち取るのが刹那の求める世界なのか・・・?
 拠点の小島に待機中の刹那たち。トリニティ3兄妹の行動が引き金なのは解せないとはいえ、ひとまず計画の第1段階に到達したと分析するロックオン。しかし、各国の軍事基地はトリニティの攻撃で被害を受けており、そんな状況で軍を統合することには何か裏があるのではとの疑問も。ティエリアは"ヴェーダ"の情報になかったトリニティの存在や"ヴェーダ"に対するデータの改竄という予期せぬ事実に漠然とした不安を抱いていた。そこへスメラギから母艦プトレマイオスへの帰還指示が届く。
 一方、プトレマイオスのスメラギたちも情勢を分析、国連軍の動きを見て今後の方針を決めることにし、その準備としてラッセとイアンを新装備GNアームズの受領に向かわせる。

 アメリカのユニオン軍イリノイ基地にいたグラハムたちに届いた思わぬ情報。それは、ソレスタルビーイング内部の裏切り者らしき勢力から提供されたという、ガンダムと同型のGNドライブとそれを搭載するモビルスーツ。その数何と30機で、3陣営で10機ずつの割り当てとなる。新型機のパイロットは"オーバーフラッグス"から選ばれるが、グラハムは亡きハワードへの誓いを胸にフラッグでガンダムを倒すと新型機への移行を拒否する。「男の誓いに訂正はない!」
 一方、人革連軍に提供された10機のGNドライブはロシア南部の基地にいたセルゲイの部隊に届けられた。ソーマは自ら新型機のパイロットに志願、上官の司令もソーマの存在が"羽根付き"(キュリオス)のパイロットに影響を与える利点を重視して応じる。しかし、セルゲイは困惑の表情を浮かべる・・・
 フランスのAEU軍士官宿舎で、AEU軍に提供された新型機のパイロット選定に頭を悩ませるカティ・マネキン。と、そこへバラの花束を抱えたパトリックが食事の誘いに訪れる。世界が大きな変革期を迎えつつあるこの時にあまりにも脳天気な彼に溜息を吐きつつも、放っておけないのか食事の誘いには乗ってやるカティだった。

 そんな中、リニアトレイン公社の総裁ラグナ・ハーベイと接触するアリー。各陣営へのGNドライブ搭載モビルスーツの搬送はアリーが請け負っているらしい。アリーはハーベイに対し、搬送中の機体を1機自分に譲渡するか、あるいはユニオンかAEUの軍に自分が所属できるよう配慮してもらうよう頼み込む。そこまでして新型機に乗りたい理由をハーベイから訊かれたアリーは応える。3度も借りを作った相手がいるのもあるが、近い将来傭兵が必要なくなる時代が来ると感じ、せめて戦う場所へ行きたいのだと・・・君はどこまで知っているのかとのハーベイの問いもアリーははぐらかす。
 公社の外で取材を拒否されて一人クサる絹江。と、建物から出てくるアリーの車を見つけ、総裁が面会していた相手だと気付いて取材を申し込む。アリーはゲイリー・ビアッジの偽名で彼女を車に乗せると、自分がガンダムのGNドライブを輸送したこと、そのガンダムに乗るクルジス人の少年(刹那)をかつてゲリラに仕立て上げたのが自分であることを明かす。思わぬ言葉に恐怖する絹江にアリーは不気味に嗤う・・・「戦争屋です。戦争が好きで好きでたまらない、人間のプリミティブな衝動に準じて生きる最低最悪の人間です」
 その日の夕方、やっと自宅に帰った沙慈だったが絹江は不在だった。同じ頃、車中でハーベイにうろうろしていた鼠を掃除しておいたと報告するアリー。そして、雨が降りしきる何処かの路地裏で絹江は血の海に沈んでいた・・・

 ユニオンの高軌道ステーションから宇宙へと出発するアレハンドロとリボンズ。コーナー家は何世代も前から"計画"への介入を目論んでいたが、"ヴェーダ"の存在によって阻まれていたらしい。だが、リボンズとの出会いで状況は動き始めた。アレハンドロは彼を「私のエンジェル」と讃える。
 一方、アフリカ某所の拠点で待機中のトリニティ3兄妹の元に"ラグナ"から新たなミッションが届く。と、そこへ紅龍を連れた留美が乗り込んできた。あくまでイオリア・シュヘンベルグの理念に従う者として振る舞うという彼女は、トリニティ3兄妹との間に密かに協力関係を結ぶ。帰路、それほどまでに今の世界が嫌いかと紅龍に問われた留美は言う。「ええ、変わらないのなら壊れてもいいとさえ思うほどに」

 3日後、プトレマイオスに帰還した刹那たち。ティエリアは律儀にも以前の命令違反に対する処罰を求めようとするが、スメラギは「そんなのいつしたっけ」とすっとぼける。そこへ、トリニティ3兄妹が行動を開始したとの報が!
 中国・広州にある人革連軍広州方面軍の基地に対し、スローネ3機が猛攻を開始。3機でドッキングして片を付けようとするスローネだったが、それを新たな敵の銃撃が阻む。ガンダムではないにも関わらず赤いGN粒子を放つ機体、それは人革連軍にもたらされた10機のGNドライブ搭載モビルスーツ"GN-X"(ジンクス)を擁するセルゲイ率いる"頂武"選抜部隊だった!
「最早ガンダムなど恐るるに足らず!」GN-Xの高性能に感心するセルゲイはネーナのスローネ・ドライを一蹴。加勢しようとしたミハエルのスローネ・ツヴァイの前にはソーマの機体が立ち塞がり、放たれたGNドライブを悉く撃破する。自身の反応速度に機体が追従してくることに感嘆するソーマ。思わぬ伏兵の出現にトリニティ3兄妹は撤退を余儀なくされた。追撃しようとしてセルゲイに止められたソーマは、眼下の基地で兵士たちが歓喜する姿を見て驚く。セルゲイは感慨深げに言う。「少尉は初めて味わうんだったな・・・これが勝利の美酒というものだ!」
 人革連軍のGNドライブ搭載モビルスーツによってトリニティ3兄妹が蹴散らされたことを知ったスメラギたち。それはやはり"ヴェーダ"からの情報漏れによるものなのか? これからはガンダム同士の戦いになると表情を険しくするスメラギたちであった。一方、留美は変わっていく世界の向こうに一体何があるのかを思う・・・
 その頃、アレハンドロとリボンズは月の地下に作られたとある施設に辿り着いていた。そこはまさにソレスタルビーイングの根幹たる"ヴェーダ"の中枢。ようやく辿り着いたことに歓喜するアレハンドロの後ろで、リボンズは意味ありげに薄笑いを浮かべていた――――――


△△△△△△

 第1シーズン終了まで残り5話となったガンダム00、とりあえず当面のラスボスはアレハンドロ師弟ってことでそろそろFA? "ヴェーダ"の中枢はどうやら月にあるようですが、それに直接アクセスできるらしいリボンズはやはりティエリアと同じ存在なのか? しかし、歓喜するアレハンドロの後ろで薄笑いを浮かべている辺りに彼が腹の底に抱く仄暗さを感じます。
 一方、スメラギ組とトリニティ3兄妹の間を巧妙に渡り歩こうとしている留美。今の世界に対する憎悪らしき感情が彼女の行動原理みたいですが、トリニティ3兄妹に接する彼女の言動を見てると何だか道化を口車で操る奇術師のようでもある・・・

 打倒ソレスタルビーイングに向けてついに一致団結する3大国家群ですが、それを可能にしたのは皮肉にもそのソレスタルビーイング内部からもたらされたGNドライブ搭載の新型モビルスーツ・GN-X(ジンクス)! ある意味量産型ガンダムともいえるその性能たるや、セルゲイとソーマの優れた操縦技術とも相まってスローネを軽々と一蹴するほど。しかし、GN粒子が赤いということは即ちスローネと同じ"擬似GNドライブ"なわけで、その意味ではGN-Xもまた"紛い物"ということか・・・とりあえず、人革連軍のGN-X部隊に蹴散らされたスローネ3機に「ざまぁwwwwww」と思った視聴者は多いに違いない(笑)
 亡き部下への誓い&フラッグファイターの矜持のためあくまでGN-Xには乗らないグラハムに対し、プロの軍人としてGN-Xに乗ることを躊躇わないセルゲイとソーマという対比が印象的ですが、そんな中で一人だけ全然緊張感の欠片もなく憧れの上官を口説いているAEUの誰かさん少しは自重しろ(苦笑)一見冷ややかなマネキン大佐ですが、呆れつつも食事の誘いに乗った辺り、ダメな部下ほど気にかかる性格なのかしら。
 何はともあれ、GN-Xによって3大国家群はようやくソレスタルビーイングに拮抗する力を得たわけで、軍事力のバランスという点では第1話以前の状態に引き戻されたことになります。今後スメラギ組やトリニティ3兄妹がますます窮地に陥るのは間違いないでしょうが、それ以上に重要なのは、"紛い物"とはいえGNドライブという過ぎた力を手にした3大国家群がこれをどう使っていくのかという点なのかも・・・それにしても、ここまでの状況の変転はソレスタルビーイングの本来の計画を何者かが改竄したことによるものなのか、それともそれすらも含めて当初から計画通りの展開なのでしょうか?

 あの赤いGN粒子には人体の細胞を障害する作用があるようで、それに晒されたルイスの左手に対する再生治療は不可能という無惨な現実が・・・しかし、オリジナルのGN粒子にも同じような作用があるのでしょうか? 何はともあれ、この時代では四肢切断レベルの重傷でも治療可能なだけの再生医療技術があるのは間違いなさそうです。
 が、そんな傷心の沙慈君に更なる追い打ちが! "ラグナ"を追ううちにとある有力実業家に辿り着いた絹江さんですが、その実業家からどうやら各国家群に例のGNドライブが送り出されていたようで、しかも何故かアリーがそれに一枚噛んでいる模様。ただ、このラグナ・ハーベイなる人物、見た目のインパクトのなさ(笑)からしても恐らくトリニティ組を動かしている"ラグナ"の正体ではないような気がします。
 それにしても絹江さん、トリニティ組辺りの刺客に襲われるのかと思いきや、まさかソレスタルビーイングと無関係のアリーの魔手にかかってしまうとは予想外でした。この件をソレスタルビーイングの仕業として世間に喧伝するのが狙いか? でも、次回予告の沙慈君の映像からして間一髪助かってる可能性がまだありそうで、そうなるとアリーは本来ソレスタルビーイングと無関係でありながら図らずもその重大情報を漏らしてしまったうっかりおバカさんということに・・・(笑)
 初登場の時は刹那にとってのランバ・ラル的な存在になるのかと思いきや、回が進むに従って良くも悪くもガンダムシリーズにありがちな"戦争好きの戦争狂"キャラへと落伍していった感のあるアリーですが、ある意味では彼もまた本作におけるラスボスの一人なのでしょうか。





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Last updated  2008.02.25 23:10:16
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