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くれーじーくえいる ぶろぐ

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2010.01.31
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 ダイドードリンコ株式会社が発売中の缶飲料『復刻堂』シリーズでは、円谷プロのウルトラシリーズとコラボレートした『ウルトラサイダー』を発売していますが、来月2月8日から新たに石森プロの仮面ライダーシリーズとコラボレートした『仮面サイダー』を発売することになりました。(注:リンク先はWeb上のニュース記事のため時間経過により削除される可能性があります)
『仮面サイダー』は『ウルトラサイダー』と同様に歴代仮面ライダー風のパッケージデザインを採用した350ml缶のサイダー飲料で、ラインナップは9種類。昨年のディケイド劇場版を機に久々に盛り上がった感のある昭和仮面ライダーをずらりとラインナップしてますが、どうせなら現在放映中のWも出してほしかったですね(笑)それとも平成仮面ライダーは第2弾として出すかな?
 というわけで、今週のWは夜勤明けにリアルタイムでチェック。

【第20話  Iが止まらない/仮面ライダーの流儀】

 氷のドーパントの正体とおぼしき片平真紀子に容赦なく襲いかかろうとするアクセルだが、Wが慌てて制止して彼女を逃がす。アクセルは彼女を自分のすべてを奪った"W"のメモリの持ち主だと断じ、邪魔をするWまで問答無用で叩きのめす。強烈な攻撃で負傷して変身解除した翔太郎は、罪は憎んでも人は憎まないのが風都の人々の求める仮面ライダーの心だと訴えるが、変身解除した竜は「この街は腐っている、だから人も腐るんだ。俺はこの街が大嫌いだ!」と吐き捨てて去ってしまう。

 鳴海探偵事務所に戻った翔太郎と亜樹子は、竜の怒りが一連の連続凍結事件に関係しているのではないかと予想する。そんな彼に、竜の姿こそ翔太郎の言うハードボイルドではと一言告げるフィリップ。街が腐っているから人も腐るという竜の言葉に納得できない翔太郎は、自分のやり方で事件を追うべくケガを押して出かけていく。一方、フィリップは竜の言っていた"W"のメモリについて"地球の本棚"を検索してみるが、Wで始まる単語では氷の記憶を秘めたガイアメモリと合致しない。そこで、過去に風都で起きた凍結事件について調べ直すことに・・・一方、風都警察署に設けられた超常犯罪捜査課では、刃野・真倉の両刑事が片平真紀子に関する捜査結果を報告していたが、竜はほとんど成果のない内容を「子供の報告か」と切って捨てて単独で捜査に取りかかる。
 翔太郎はウォッチャマンから片平親子があゆみ公園で会うとの情報を得て現場に向かうが、その公園では息子の清と落ち合っていた真紀子が現れたアクセルに追いかけられていた。遅れて駆け付けた翔太郎とフィリップはWファングジョーカーに変身してアクセルと戦いを繰り広げるが、フィリップは竜の行為を正義ではなく個人的な復讐だと指摘、変身解除した竜は「俺の心の叫びまで検索できるのか!?」とフィリップに掴みかかる。実は、竜はかつて風都で起きた凍結事件で家族を氷のドーパントに殺されていたのだ。人の心は検索できないからこそ君の身に起こったことを教えてくれと言うフィリップに、竜は自らの過去を語り始める・・・

 その頃、"ミュージアム"の中核に加わった若菜は姉・冴子に連れられてとあるレストランである人物と面会することになった。冴子曰く、その人物は風都を震撼させた連続凍結事件の立役者で、父・琉兵衛をして少々危険な相手と言わしめるほどの存在らしい。そして、その人物が持つガイアメモリのイニシャルは"W"・・・

 竜が翔太郎たちに語った過去・・・昨年の8月のある日、警察官になったばかりの竜が家に戻ると部屋中が凍り付き、両親と妹までも氷漬けにされてしまっていた。父は犯人が"W"のガイアメモリを持つ怪人だと言い残して家族共々粉々に砕け散ってしまう。その後、竜の前に"シュラウド"と名乗る覆面の女性が現れ、自分も貴方と同じ苦しみを味わった者だと告げて彼にエンジンブレードと"アクセル"のガイアメモリを託した。竜は"シュラウド"から与えられた力を武器に、自分の家族を奪った犯人への復讐を誓ったのだった。
 ようやく犯人を見つけたといきり立つ竜に、翔太郎は彼の心情を理解しつつもそのせいで間違った相手を殺すところだったと指摘する。つまり、片平真紀子は連続凍結事件の犯人ではないというのだ。
 そして、翔太郎たちは竜と共にとあるクラブでダンスに興じていた真紀子の息子・清を訪ね、彼こそが真犯人だと看破する。実は、本当に評判が悪いのは真紀子ではなくその金を使って裏で遊び歩いている清であり、彼は自分を親の臑を囓るダメ息子だとバカにする連中を氷のドーパントになって襲っていた。真紀子はそんな息子を庇おうと現場にわざと花を捲いたり彼のガイアメモリを取り上げて自分が化けたようにみせかけていたのだ。そこへ駆け付けた真紀子は何とか息子を止めようとするが、清は耳を貸さずドーパントに変身して逃げ出す。前にふうとえんで一人寂しく木馬に乗っていた彼女の巣がTを思い起こした翔太郎は、もう一人でメリーゴーランドには乗らせないと真紀子に約束して後を追う。竜は翔太郎の"ハーフボイルド"なやり方を甘ったるくて耐えられないと吐き捨てつつも、そんな彼の性格に救われたことに葛藤を覚える・・・
 清が変身したドーパントに対し、Wヒートジョーカーに変身して立ち向かう翔太郎だが、相手は池の水を無数の氷柱に変えて攻撃、Wはヒートトリガーにチェンジして応戦するが埒が明かず逆にトリガーマグナムを弾き飛ばされて窮地に陥る。だが、そこへ現れた竜がアクセルに変身して強烈な熱量とパワーでドーパントの攻撃をはね除けて圧倒、最後はエンジンブレードを振るってメモリブレイクで撃破! 変身解除した清を追い詰めるアクセルだったが、結局トドメは刺さず手錠をかけて逮捕すると、この街にいるうちは翔太郎の言う流儀に合わせると告げるのだった。一方、清も真紀子に上着をかけられてようやく謝罪の言葉を漏らす。
 竜は清から排出されたガイアメモリを回収するが、それは彼の追う"W"ではなく"アイスエイジ"(氷河期)だった。清がガイアメモリを手に入れたのは2週間前、つまり竜の家族を殺した真犯人は別にいるのだ・・・

 謎の人物との会合を終えた若菜は、相手の男に相当なプレッシャーを感じていた。彼はガイアメモリが生み出した突然変異の化物であり、園咲家に相応しい人物ではあるが誰にもなびくことはなく、今大事なのは敵に回さないことだと冴子は言う。
 一方、ピアノを奏でるその人物の手の傍らには"Weather"(気象)のガイアメモリが・・・

 ひとまず連続凍結事件は解決し、片平親子が一緒にメリーゴーランドの木馬に乗れる日が来ることを願ってやまない翔太郎。一方、竜は何食わぬ顔で鳴海探偵事務所に入り込んでコーヒーなど淹れていた。彼に言わせれば翔太郎の入れ方が酷くて折角の豆が泣くそうで、その味にはフィリップや亜樹子、さらに翔太郎まで思わず感激するほど。だが、何ならフィリップの相棒も代わってやろうかとうそぶきつつ事務所を後にする竜に対し、やっぱり気に入らず怒って枕を投げ付ける翔太郎であった――――――


□□□□□□

 アクセル登場編の解決編となった今回ですが、過去の平成ライダーの2号ライダー登場編にありがちな主人公との対立が長々と続く展開ではなく、早々に竜が翔太郎のスタンスを理解して歩み寄る形になったのは意外でした。まぁ過去のシリーズで時には陰湿極まりない2号ライダーキャラに主人公が散々翻弄されるという展開(例えば『555』のカイザな誰かさんとか・笑)にイライラさせられてきた視聴者としては、少々呆気なくとも安心して見ていられるライバル関係の方がいいでしょうから(爆)
 とはいえ、基本的に風都が好きor嫌いという点や、竜が翔太郎の憧れるハードボイルドを体現しているという点でまだ対立する部分はあるわけで、今後も時には対立したり共闘したりという関係が続くのでしょう。あと、ラストでコーヒーを淹れるのが得意という意外な面を見せた竜ですが、平成ライダーでは美味い&上手いコーヒーというのがすっかり定番ネタになってる感がありますね。
 ちなみに前回書き忘れてましたが、竜が普段乗るバイクはホンダ製ではなくイタリアの名門メーカーであるドゥカティ999。以前のアームズ・ドーパントが乗り回していたバイクもドゥカティらしいです。ライダーマシンのベース車ではないものの、平成ライダーでホンダ製以外のバイク、それも海外製品が登場するのは『クウガ』のトライチェイサー/ビートチェイサー2000のベース車となったGASGASパムペーラ以来ですね。
 それにしても、竜を課長として創設された風都警察署の超常犯罪捜査課ですが、だだっ広い部屋に机が3つだけって何という体のいい窓際部署ですか(爆)

 結局、正体は片平真紀子ではなかった今回の敵は"氷河期"がモチーフのアイスエイジ・ドーパントでした。Wって本当に抽象的な概念をモチーフにしたドーパントが多いですね。
 そして、アイスエイジ・ドーパントの正体であった真紀子の息子・清。演じたのはかつて『響鬼』で元"鬼"の弟子の青年・津村努を演じた渋谷謙人君でした。響鬼では新たな夢を追う好青年だったのに、本作では些細なことでドーパントとなって暴れる捻くれ男に堕ちちゃうとは・・・(笑)しかし、最後は自分を心配する母親の姿を見て素直に悔い改めたのが救いといえます。

 さて、竜が"氷のドーパント"を執拗に狙った理由、それはかつて自分の両親と妹を"W"のイニシャルのガイアメモリに由来するドーパントに殺されたことでした。両親と妹を敵に殺されてその復讐に走るというパターンは昭和ライダーのV3こと風見志郎やZXこと村雨良を彷彿とさせます。
 そして、そんな竜に"アクセル"のガイアメモリや変身アイテムを与えて復讐の手助けをしている謎の覆面の女性"シュラウド"。竜と同じ苦しみを味わった者と名乗っている辺り、彼女もガイアメモリあるいは園咲家に何らかの因縁を持っているようで、竜を利用してそれを晴らそうとしているようにも思えます。
 一方、その竜の家族の仇たる"W"のガイアメモリの所有者の男はどうやら園咲家からも一目置かれる存在のようです。冴子によればガイアメモリが生み出した突然変異的な存在であり、今回の事件とは別に過去に竜の家族が巻き込まれた連続凍結事件を引き起こしたらしく、父・琉兵衛でさえ危険な相手と注意を促すほど。姿を見る限りではそれなりに若いように思え、態度も一見にこやかなようですが、誰にもなびかない性格らしく、ついこないだ霧彦を見限った冴子でさえ興味を持ちつつも次の夫にしようとは思っていないようです。すでにガイアメモリを持っている点から見ても、この男が霧彦から取り上げられた"ナスカ"のガイアメモリを受け継ぐ可能性は低いかな?
 そして、その謎の男が持つ"W"のガイアメモリは"Weather"=気象の記憶を内包するもののようで、Wのイニシャルが日光・雨・雷・竜巻といった気象に関するデザインを取り入れている辺り、ドーパントとしては気象を操る能力を持っていると考えてよさそうです。意味ありげに主人公と同じ"W"のイニシャルを冠する辺り、Wの対になる存在ともなるのでしょうか。
 竜にとっての敵であると同時に園咲家も一定の距離を置く存在として、この"W"のメモリの男は今後の物語にどんな影響をもたらすことになるのか・・・





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Last updated  2010.02.03 21:07:26
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