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この対談の新聞記事を読んで、ジダンの発言の原文を知りたいと思った。 それはこの部分・・・ 「代表選手としてプレーすることは、フランスでは「ケーキの上にあるイチゴ」と例えられる。それは、これ以上おいしいイチゴはない、つまり代表が最高のものという意味。国を代表してプレーすること以上に素晴らしいことはない。」 私は、これは翻訳者がかなりの意訳をしたのではないかと想像する。 米原万里の翻訳裏話を読むと、諺、例え話の類は訳すのが難しく、意味を正確に逐語訳しても事足りるわけではない。 短いフレーズでその諺に込められた背景の世界までも表現するには、まったく別な、しかし意味するところは同じである諺を充てることも有るという。 これが、まさにそういう意訳なのではないかと思ったのだ。 ここでいうケーキの上の苺 云々は、先ずケーキは「苺ショートケーキ」を指すと思われる。 日本人ならば「ケーキの定番は苺ショート」と思うかもしれない。 しかしジダンは移民ではあるがフランス人だ。 フランスに苺ショートはない。あれは日本人による創作。 ジダンが飛び切りの日本通で、日本人向けにこんな言い回しをしたのか? それとも通訳氏がこれは上手く言いかえた、と自画自賛の言いかえをでっち上げたのか? 本当はどうなのか知りたい!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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