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お年賀の挨拶もさぼったまま、松の内も過ぎて・・・
どっこい、わが家の新年は、明日、1月17日に始まるんです。 阪神淡路大震災から、明日で14年。 ああそういえば、そんなことがあったなあ、などとおっしゃる方もいらっしゃるのかも知れませんが、まだまだ私たちにとっては、昨日のことのように記憶に残る日なのです。 記念に、というのでもありませんが、ホームページ本館を久々にリニューアルしてみました。 従来のTOPのイメージを「音楽館」にうつし、TOPを新調。といっても昨年末の暮れ済ますかーどを御覧になった方には何の目新しいこともないデザインですが(笑) 毎年、暮れ済ますかーどにはルミナリエの画像を使用してきましたが、実をいうとこの写真のアングルが自分では一番お気に入りなのです。この画像の手前左右に見える御影石の壁が、震災モニュメントの入り口で、ここから地下に降りたホールの壁に、神戸市内で亡くなられた約4000柱のお名前が銅版に彫られて掲げられています。その中には私の両親の名も、幾人もの知人の名もあるわけで、いわばわが家の聖地のひとつ。 皆さんがこの日記をお読みになる時間には、そのモニュメントの西側、この画像でいえば左側の広場に、犠牲者の数にちなんだ約6500本のろうそくが灯され、1.17の火文字が描かれているはずです。 1月17日は、私たち遺族にとっては忘れることのできない悲しみの日ではありますが、しかしはじめてのルミナリエを見にいった日のこと、家内とこんなことを話したのを思い出します。震災で失われた生命の重さはもちろん計り知れない。けれどあの日、瓦礫の中から救い出された2万人を超える生命の尊さもまた、計り知れない。それを考えれば、1.17は私たちの誇りの日なのかもしれない、と。 そしてこの震災の体験がなかったら、私はもちろんCredoではなく、まったく別の人格をもって生きているかもしれません。 そんな話をした家内もいまはこの世にはありませんが、この新しいTOPページはその天使への思い出に捧げるつもりで作りました(^^;) ホームページのタイトル自体も換えちゃいましたが(汗)その意味は、知る人ぞ知る。なんちゃって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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