+++ 今までのご飯 +++ |
生後半年くらいからドッグフードを食べたがらなくなったのをきっかけに、夕食だけですが手作り食をあげていました。
ほんとーに今更ですが、それまでの食事内容がどうだったのかを調べてみました。
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ある日の食事
以下の表が、大体今までのクリスの食事の内容になります。
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摂取kcal |
朝 |
ドッグフード |
10g |
36.4 |
昼 |
ヨーグルト |
30g |
18.64 |
夜 |
砂肝 |
40g |
37.6 |
にんじん |
5g |
1.85 |
大根 |
10g |
1.8 |
キャベツ |
10g |
2.3 |
小松菜 |
5g |
0.7 |
カルシウム剤(1コ300mg) |
1粒 |
0.88 |
オイル(スプーン1杯) |
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9.21 |
夜食 |
リンゴ |
30g |
16.2 |
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合計 |
125.54 |
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上記に加えて、私たちの朝食のパンを、バターのついてない所を少しおすそ分けしてます。で、夕食にサラダを作ったときはドレッシングのかかっていない部分も少しおすそ分けしていました。
あと、ブラッシング&トイレ後&散歩後はご褒美として手作りのササミジャーキーをあげていました。
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カロリー的には・・?
上記のサイトで1日の必要カロリーを計算すると、当時クリスの体重は1.7kgでしたので、167kcalと結果が出ました。現在は2kgで、計算すると188Kcalとなります。
実際の摂取カロリーは少なく感じますが、クリスは毎日散歩へ行くわけではありませんし、行っても15分くらいの散歩なので運動量としては少ない方だと思います。
また、ご褒美としてクッキーやジャーキーをトイレやブラッシングの度にあげていましたのでカロリー的にはこんなもんだと思っていました。では、栄養内容的にはどうだったのでしょうか?
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栄養的には・・?
現在私は上のサイトさんから頂いたファイルでカロリー計算をしています。こちらでは必要栄養量の計算方法が私の作ったページ「ワン栄養学」と違うのでそちらに揃えてみました。。
栄養素 |
必要量 |
摂取量 |
タンパク質 |
5.3g |
10.8g |
脂質 |
1.5g |
3.8g |
ビタミンA |
148IU |
381IU |
チアミン(B1) |
0.03mg |
0.06mg |
リボフラビン(B2) |
0.07mg |
0.18mg |
ナイアシン(B3) |
0.34mg |
1.85mg |
パントテン酸(B5) |
0.30mg |
0.77mg |
ピリドキシン(B6) |
0.03mg |
0.07mg |
葉酸(B9) |
5.33μg |
38.75μg |
コバラミン(B12) |
0.65μg |
0.93μg |
ビタミンD |
14.8IU |
105IU |
ビタミンE |
1.48IU |
0.6IU |
カルシウム |
177.6mg |
532.5mg |
リン |
148mg |
141.9mg |
ナトリウム |
17.8mg |
48.5mg |
マグネシウム |
11.8mg |
17.2mg |
カリウム |
177.6mg |
311.5mg |
鉄 |
2.37mg |
2.00mg |
胴 |
022mg |
0.14mg |
マンガン |
0.15mg |
0.04mg |
亜鉛 |
3.55mg |
1.41mg |
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は必要量より多い |
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は必要量より少ない |
ドッグフードについては表示の無い物はAAFCOの基準通りとして重量換算しました。
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傾向を見ると、ビタミン摂取はまあまあですが、ミネラルが少ないという結果となりました。
ビタミンB群については水溶性ビタミンですので過剰症についての心配は必要なさそうです。
脂溶性ビタミンであるビタミンDがちょっと多いように思いますが、AAFCOはこのビタミンの最大量というのも定めていて、それによると許容量のようです。
ミネラル分で唯一多いカルシウムですが、カルシウム剤に加え、ドッグフードにたくさん添加されておりました。カルシウムは取りすぎるといけないのですが、このレシピでは740mgまでは大丈夫みたいです。
ビタミンEはちょっと足りないみたいです。うーんとこのビタミンは血流を良くしたり、炎症を抑えるなどの抗酸化作用のあるビタミンで、必要量の10倍くらい摂取しても過剰賞の心配はないみたいです。逆にストレスや参加した食べ物を食べた際に多量に消費されてしまうので、クリスは全然たりないなぁ・・、
リンについては、多くの本やサイトにカルシウムとの比率が大事。と書いてあって、カルシウムよりリンを多く含む食材の方が多いからカルシウム補給を心がけましょう。みたいなコメントが多かったように思っていたので、必要量にも足りてないのは正直びっくりでした。カルシウム剤の分のカルシウムを差し引いても232.5:141.9=1.64と理想とされる1~1.2からするとリンの割合が少ない気がします。食材ひとつひとつをみてみても、カルシウムよりリンの方が多く含まれる食材というのは砂肝とリンゴだけで、あとはご褒美のササミくらいなものです。じゃ、肉を多くするとどうかというと、タンパク質や脂質の摂取量が更に増えるのでカロリーオーバーとなります。うーん。微妙なところですね。
前回別の方法で計算した時は塩化ナトリウムが少なすぎるとコメントしておりましたが、それは「塩分」が少ないのであって、栄養素のナトリウムとは別みたいですね。上の表にもあるようにクリアしておりました^^;
とはいえ、やっぱりたまには塩分必要じゃないかな、なんて思ってまして、クリスのオシッコの回数が多いのは塩分の欠乏症にある、疲労・多尿症ではないかと心ひそかに疑っております。折を見て獣医さんにでも聞いてみようかと思っています。
鉄は皆さん私達も不足しがちな栄養素の代表みたいなものですよね。足りなくなると貧血や疲れやすくなるそうですが、逆に多すぎても食欲がなくなったりするみたいです。多すぎるなんて事にはならないでしょうけどね。
銅は鉄と共にヘモグロビンの生成に必要なもので、レバーやゴマに多く含まれるのですが、週に1度ですが、クリスはお肉をレバーにしていました。ですので、その日ならば、銅と共に少なめだった鉄分も補っていましたので、できる限り食材から摂りたいですが、サプリで補う方がいいのかもしれません。
マンガンは糖質、脂質、タンパク質の代謝に働き、過不足共に繁殖機能に障害がおきます。銅や鉄同様にレバーを摂ることで多少は摂取量を上げることが出来ます。穀類や卵に多く含まれるようですので、こちらをあげたほうがバランス的には安心かもしれません。
以上つらつらと書いてきましたが、細かく見ると、AAFCOの基準を本当に満たしているとすると、栄養バランスを考えるとドッグフードは捨てがたい。と改めて思いました。
もう現在となってはドッグフードに頼ることは出来ないので、今回の課題を克服すべく、日々がんばっていきたいと思いました。
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